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企画中の「種」プロジェクトを紹介しています。
小さく生まれて病院のNICUやGCUで治療に耐えながら必死に生きようとしている赤ちゃんと、その命を応援するご家族のためのブランドを立ち上げたい! 構想から5年。 小さな体に合ったサイズで、病院での治療時にも脱ぎ着しやすく「優しい」にこだわったベビー服と、入院時に必要となるものを揃えられる場所づくりの準備をしています。 皆様のご支援で治療用ベビー服のサンプルを作り、病院や小さな赤ちゃんをもつご家族にお配りして実際にご使用いただいたご意見を元に、このベビー服を完成させることができます。
若山麻衣子
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日本では、年間15,000人を超える赤ちゃんが1,500g未満で産まれています。
しかし、その小さな赤ちゃんたちの体に合ったベビー服は、あまり多くありません。
取り扱いをしているお店も少ないのが現状です。
そんな小さな赤ちゃんたちの多くは、一般的な大きさで十分な週数をお腹の中で過ごして産まれてきた赤ちゃんと違い、外の世界へ出るにはまだ不十分で未発達な部分が多く、肌もとても弱いのです。
短くとも、予定日とされる日あたりまでは病院での入院が必要で、その間、何かしらの治療が必要となってしまうことがほとんどです。
5年前、
まだまだ守るチカラが未発達な小さい赤ちゃんたちのためにその小さな体に合った最高に優しいベビー服を作りたいと思い始めました。
私の娘は、23週、534gの超未熟児で生まれました。
実際に我が子で経験したこと、入院当時の事・その時の気持ちはとても鮮明に、私の記憶に残っています。
娘を出産した日から退院した日まで毎日、片道1時間電車に揺られ病院に通い、娘の容体、その時思ったことなどを毎日書き留めていました。
重度の未熟児網膜症になり、急遽、手術のための転院で必要になった服を必死に探した苦労と焦りは今でも忘れられません。
毎日病院へ通い、朝から晩まで病院で娘に付き添い、ろくな食事・睡眠も取れない状態での2〜3時間おきの定期的な搾乳。
帰ってからは家のこと、家族のことをやり、次の日の病院の準備をするという、とてもとても忙しい日々でした。
その合間で、特別な仕様のベビー服や入院で必要なものを探し回り購入し、全てのものへ名前付けをする作業はとても大変なものでした。
しかし、当時の私は娘の「体に合っていて、素材にも形にもこだわっていて、安心して着させてあげられるもの」を探し出すことができませんでした。
体よりも大きくブカブカな肌着はよくハダけていました。
ゴワゴワした病院のベビー服を着ている娘がかわいそうに思えました。
そのことが、娘の退院後もずっと私の心にありました。
それなら、私が娘に用意してあげたかったものを、今、未熟児や低体重児として小さく生まれ、病院で治療に耐え、必死に生きようとしている小さな小さなか弱い赤ちゃんたちのために作ろう!と思い立ちました。
そして、縫製の仕事をしていた義母のチカラを借り、ベビー服の試作品を作り始めました。
目指すのは、最高に優しいベビー服!
赤ちゃんに優しくて、着ていて気持ちが良くて、着させる人にとっても便利で、安心できるもの。
それと同時に、当時の私と同じような思いをしているママ・パパに、その苦労・心労を少しでも低減できる場所を作りたい!という想いで、「未熟児専門の服や必要となる備品を揃えられる場所」づくりをスタートしました。
ママの頭の中は24時間、子供の心配で埋め尽くされています。
病院にいない時間は、病院からの電話に、常にビクビクしています。
急な手術や転院、クベース(保育器)からコット(新生児用ベッド)へ出ることになった時など、急いで服や小物を揃えなくてはいけなくなった場合にも臨機応変に対応し、必要となりうるもの一式を揃えることができる「場所」にし、その「場所」があることが安心感になることを目指しています。
小さく生まれた赤ちゃんにとって
「最高に優しくて、気持ちが良くて、着させる人にとっても便利で、安心できるベビー服」づくりを思い立ち、以前、縫製の仕事をしていた義母のチカラを借り、試作品を作り始めました。
仕事と育児の合間を縫って、幾度も試作を重ね、素材を探し、見直し、、、気づけば5年。
やっと、肌着<TsuTsuMu>と、羽織り<ChanChanKo>の完成形が見えてきました。
少しの摩擦や刺激が、肌のできあがっていない小さな小さな赤ちゃんにとっては、とても負担になってしまいます。
NICUやGCUに入院中から着られるよう、点滴や経口栄養チューブがついたままでも着させやすい形を追求し、赤ちゃんへの負担をなるべく少なくできる、いちばん優しい服を目指しています。
Preemieサイズの服に関しましては、温度・湿度が管理されている病院内での使用を考慮しています。
※NICU とは、新生児集中治療室 (Neonatal Intensive Care Unitの略)
※GCU とは、回復治療や発育支援などを行う為の継続保育室 (Growing Care Unitの略)
形 素材 縫製 こだわりました!NICUやGCUで治療している間は、お鼻やお口に経管栄養チューブが入っていたり、点滴をしていたり、胸や背中にモニターをつけていたりします。
そのため、普通のベビー服の形状では着させることが難しかったり、赤ちゃんの腕を少しグイっとしなければいけなかったりします。
そんな治療中の赤ちゃんに脱ぎ着させやすいよう、TsuTsuMuとChanChanKoは輪の部分を作らず、すべて展開できるようにしました。
TsuTsuMuは袖と前の合わせを全て展開し、そこへ赤ちゃんを乗せて、腕やからだを包むように着させてあげてください。
ミルクを飲む時は、哺乳瓶を触れるように手を出しやすく。
寝ている時は、手や足が冷えないように。
蹴っ飛ばしても、裾がはだけにくいように。
袖や裾にも「優しさ」の仕掛けがあります*
赤ちゃんは病院での治療中、看護師さんが定期的に体の向きを変えさせて寝かせていますので、少しでも違和感を低減できるように、なるべく縫い目は重ならないようにしました。
縫い代もタグも外側にしています。
生地・リボン・縫い糸:無染色オーガニックコットン100%
面ファスナー:ナイロン
治療中の利便性や、赤ちゃんの腕の可動範囲、TsuTsuMuの袖の構造などを考慮し、羽織りは袖が無いものにしました。
重なっている全ての合わせを展開して広げ、そこへTsuTsuMuを着た赤ちゃんを乗せて、ChanChanKoの羽を順番に重ねて着させてあげてください。
お好みで胴回りを調整できるようにしました。
緩めが好きな赤ちゃんにはゆったりと*
しっかり包まれているのが好きな赤ちゃんにはぴったりに*
生地・縫い糸:無染色オーガニックコットン100%
肌着は、
優しく腕を『包む』 体を『包む』
羽織りは、
子供が寒い時にさっと羽織って暖かく動きやすい『ちゃんちゃんこ』
共に、赤ちゃんへの優しさを1番に考えつつも、着させやすさにもこだわりました。
スナップボタンはとても便利なのですが、万が一の誤飲や、小さな爪・柔らかい肌を傷つけてしまうことを懸念し、TsuTsuMuとChanChanKoでは使用しておりません。
その子その子の体に合わせたり、治療の具合で調整できるように紐と面ファスナー(マジックテープ)を採用しています。
この「優しさ」を、一人でも多くの赤ちゃんに味わってほしい。
この「優しさ」を、一人でも多くのママ・パパに感じてほしい。
この服が、病院でがんばる赤ちゃんとご家族の心を、ほんの少しでも和らげることができる存在であれば、それが最高の幸せです。
義母にはサンプル作りをお願いしてきました。
商品として完成が見えてきましたので、今度はたくさんの赤ちゃんに届けるために、たくさん作らなくてはいけません。
しかし、数や金額面から、縫製会社を探すことも大変でした。
なかなか話しさえまともに聞いてもらえなかった中、私の地元にある縫製会社の社長さんが賛同してくださり、縫製を請け負ってくださることになりました。
ただ今、メインとなる服のサンプル品の最終調整をしています。
ベビー服は、やっとのこと形になってきました。
しかし、当たり前のことですが、私の娘は成長して育ち、このベビー服を、私が実際に小さな赤ちゃんに着させて合わせてみるということができません。
本当に優しいベビー服を目指すのであれば、実際に着て試していただき、ご意見、ご感想、商品としての希望などを伺い完成させたいと思っています。
1箇所の総合病院でベビー服の試験がスタート!娘が生まれ、今でも通っている東京の都立病院は、都内の総合病院の中でもNICU、GCUの評判が高く、たくさんの赤ちゃんを受け入れていらっしゃいます。
室内には、保育器やコット(新生児用ベッド)がたくさん並んでいます。
そして先日、娘の主治医の先生にベビー服のお話しをしましたところ賛同してくださり、NICU/GCUの主任看護師の方とお話しさせていただくことができました。
お二人の看護師さんがお話しを聞いてくださいまして、DDDのベビー服(肌着、羽織共に)を1か月NICU、GCUでお試ししてくださることになりました!
近日中に数セットをお届けする予定です。
そこから1か月お試しいただきましてご意見を伺い、ベビー服を完成させたいと思っています。
私にとって、とても大きな一歩となりました!
サンプル商品をお配りし、ご意見をうかがいたいDDD for Preemies立ち上げにおいてのメイン商品となるベビー服TsuTsuMuと、ChanChanKoのサンプルをセットで、病院や、協力していただける医療機関の方々、未熟児・低体重児の赤ちゃんのご両親、親戚の方々にサンプルとしてお渡ししたり、ネットショップを開設してお試し価格でご提供いたします。
サンプル服と共にアンケートをご用意し、お試しいただいた病院の看護師や医師の方々、ママさん・パパさんたちにお答えいただいて、その貴重なご意見をもとに商品を完成させます。
1日でも早く、病院で頑張っている赤ちゃんへ届けたく、準備しています。
DDD for Preemiesでは、入院中に「必要となりうるもの一式を揃えることができる場所」づくりを目指しています。
【取り扱い予定商品】
・病院での治療時に便利な肌着と羽織り
・点滴や管が取れた後の肌着と羽織り
・退院着(ベビードレス)
・オーガニック用洗濯洗剤
・ミルク時などで使うガーゼ
・オーガニックおむつ
・布やビニール製の袋(着替えやガーゼなどを病院で置いておくため)
・そのほか入院時に必要となるもの
優しさを追求した「こだわり」が詰まっている商品ばかりです。
そのため商品価格はどうしても少し高めになってしまいますが、手に取った方々がきっと満足し、病院通いや我が子の尽きない心配で心身ともに疲労している親御さんたちの心の負担を軽減できる商品だと思っています。
また、
1つのお店で揃えることができるというのも、時間がないママ・パパにとってとても助かるものです。
配送に関しても、急ぎで必要とされる方に対応できるよう準備しています。
【 Dickery Dickery Dare for Preemies 】ディケリディケリデア・フォー・プリミーズのロゴマークは、幸せの白いフクロウと、サンプル作りをお手伝いしてくれた義母の足踏みミシンをデザインしました。
「Dickery Dickery Dare」は、昔お気に入りだった伝承童話マザーグースの中の歌の一節です。
当時は何かにつけ、マザーグースの中から題材を見つけたりして作品のインスピレーションを受けていました。
そして、私が学生時代から個展やアートイベント参加時に使用していた名前が「Dickery Dickery Dare」です。
ずっと使っていましたので何となく愛着があり、なんだかんだでその名前を使用し続け、今にいたりました。
Dickery Dickery Dareは映像やデザイン等の仕事をしています私の屋号として使用しています。
その名前に「for Preemies」(未熟児のための)をつけて、小さな赤ちゃん用のブランドとして立ち上げました。
100%オーガニックコットンは、一般的な綿素材に比べて材料費が高く、材料費だけでかなり費用がかかってきてしまいます。
皆さまにお配りするサンプル服をある程度の量ご用意するためには、それなりの費用がかかってしまいます。
みなさまからのご支援は、病院の方々や小さな赤ちゃんのご家族にお配りするサンプル服の
材料費、縫製代、パッケージ、配送料、アンケートなどの経費に使用します。
配送中などで外気から商品を守るため、真空パックでお送りいたします。
その安心パッケージのために必要となる機材、パッケージを購入します。
残りは、完成したベビー服を実際に販売するにあたっての最初の準備資金として
正規品の製造、取扱商品の仕入れ、ショッピングサイトの調整、パッケージや配送に関する準備などに
使用させていただきたいと思っています。
【目標金額とその内訳】
目標金額は80万円にさせていただきました。
40〜50%を特典の製作と送料に当て、残り50〜60%を下記の項目に使用させていただきます。
・サンプル肌着&羽織りのセット(材料費・縫製代)
・送料
・パッケージ代(真空パック機材・真空パック用袋)
・アンケート作成・回収送料・集計
上記の代金に使用後、残りの資金は初期準備資金(材料費・仕入れ代・WEBショップ運営費)に使わせていただきます。
普段ご使用いただけるものをご用意いたしました。
全てこのプロジェクト用にデザインしましたオリジナルです。
【細川染の手ぬぐい】
伝統的な技法「注染」の【細川染】で染め上げる手ぬぐいです。
サイズは90cm×34cm。
ハンカチやタオルの代わりに、食器を拭く布巾として、便利な手ぬぐいを是非ボロボロになるまでお楽しみください。
オーガニックコットンの棉花の中に、DDD for Preemiesのロゴにある幸せのフクロウ一羽をデザインしました。
右サイドに"I agree with the concept of DDD for Preemies and I am a member of the project for supporting small babies."(私は、DDD for Preemiesの想いに賛同し、小さい赤ちゃんの生きるチカラを応援するプロジェクトの一員です)の言葉が書いてあります。
※こちらはデザイン画ですので、実際の色とは異なります。仕上がりでは図柄もズレますので、注染独特の味としてお楽しみください。
私自身、注染の手ぬぐいを愛用しています。
ハンカチより大きく、タオルよりかさばらず、柄や色味が多彩で、使う用から飾る用まで20枚程持っています。
手ぬぐいなら首にかけても粋でおしゃれ♪
手ぬぐいってオススメです*
今回、私のデザインしたこの手ぬぐいの柄を注染で染めていただくということが難しいことなのだそうで、、職人さんに悩んでいただいた結果、細川染という技法を用いて染めていただくことになりました。
細川染(ほそかわぞめ)とは、注染の工程『 板場・紺屋・水元・伊達 』を2回以上繰り返して一つの柄を完成させる技法で、柄のはめ込み・色の調整等、高度な技術が必要とのことです。浴衣の生地に使われることが多いようですね。
このデザインの場合、まずはベースとなる色で地染めをして、そこから型を用いて白い部分の色を抜き、最後に黒い部分を染めるという3工程が必要となるそうです。
他の染屋さんですと断られてしまうことが多いのですが、受け入れてくださりとても有り難く、感謝しています*
こちらは、染の工程に普通の手ぬぐいよりも倍以上のお時間が必要となりますので、納期は延びてしまう可能性がありますので、気長にお待ちいただけますよう、お願いいたします。
【Tシャツ】
何枚あっても使い勝手がいいですよね。
使いやすい白と黒の2色をご用意いたしました。
サイズは、
・大人用:メンズ S/M/L/XL
・大人用:レディース S/M/L
・子供用:100/110/120/130/140/150
をご用意いたしましたので、お選びください。
表のデザインはロゴにある幸せのフクロウと、
"I agree with the concept of DDD for Preemies and I am a member of the project for supporting small babies."
(私は、DDD for Preemiesの想いに賛同し、小さい赤ちゃんの生きるチカラを応援するプロジェクトの一員です)の言葉を添えました。
後ろには、ご賛同くださりご支援いただいた皆さまもプロジェクトの一員という想いを込め、CREWの文字を大きく入れました。
普段のファッションに、部屋着に、パジャマに、たくさん着ていただけましたら幸いです。
「小さな赤ちゃんにとって優しいもの」を目指していたら、「地球にとっても優しいもの」になりました。
一般的な綿は、殺虫剤をはじめ落葉剤・除草剤など多量の薬剤を使用して育てられています。
その量を初めて知った時、私はとても驚き、今まで自分の子供が触れていた様々な生地が不安に感じられるほどでした。
自然と人のチカラで丁寧に育てられたオーガニックコットンは、農薬や化学肥料などの薬剤で繊維が傷つけられることがないので、とても柔らかくしなやかな風合いの生地になります。
娘の出産祝いにいただいたオーガニックコットンのベビー服を手に取った瞬間、感動したことを覚えています。
私は、そのベビー服がきっかけで、オーガニックコットン生地の使用を決めました。
オーガニックコットンは、纏う人にとって優しく、それと同時に、生産者にとっても優しいものなのです。
小さく生まれ、毎日の辛い治療に耐え、頑張って生きている赤ちゃんたち。
その命を支え、24時間大変な思いをして頑張っているママ・パパたちがたくさんいるということ。
私は、その彼らを支えるための優しい場所を作りたい。
もし身近に、普通よりも小さな赤ちゃんが誕生したら、きっと不安を抱えてしまうと思います。
その不安な気持ちを少しでもやわらげる場所としてDDD for Preemiesを覗いてみてください。
このプロジェクトをきっかけに、DDD for Preemiesのベビー服を知ってくださり、この優しい服で包んであげられる赤ちゃんが増えることを願っています。
そして、今回ご用意いたしました特典によって、みなさんの生活の中に、少しでも「頑張っている小さな命の存在」を感じていただけましたら、とても嬉しく思います。
応援、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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■特定商取引法に基づく表記
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Project Seed !
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