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企画中の「種」プロジェクトを紹介しています。
はじめまして。田舎デザイナーの花澤です。 静岡で生まれ、静岡で育った私の当たり前である「お茶」。 山々に広がるお茶畑は私のルーツでもあります。ルーツであるからこそ、迂闊に携わることのできなかったこの「お茶」について、今回は真剣に向かい合おうと思います。私の考える「お茶」と、実際の私の「暮らし」を結びつけながら、普段使いができる粉末緑茶ブランドを作りたいと考えています。 現在クラウドファンディング開催に向けて準備中です。興味を持って頂けた方はフォローして最新情報をお待ちください!
花澤
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new account(ニューアカウント)とは、デザイナーとサポーターがひとつになってデザインやアートを共創する共同作業場=アカウントをコンセプトに、クラウドファンディングをプラットフォームとする今までにない全く新しい形のモノづくりの手法です。
クリエイトする楽しみと感動を与え、これからの社会に新たなる創造価値を提供していきます。
はじめまして。田舎デザイナーの「花澤」といいます。普段は主にプロダクト(製品・道具・日用品)などのデザイナーでして、mag design labo.というデザイン事務所を静岡で営んでいます。
静岡は徳川家康が隠居した地。
江戸時代に浅間神社や久能山東照宮の建立のために全国から職人が集まりました。
ざっくりですが、そんなところから技術が集積している土地柄です。
私もなんの違和感もなく、生まれた時から「作ること」が好きでした。
ただ、めちゃくちゃ不器用だったのです。
20代〜30代の仕事を経て「ものを作る人」にはなれないことが判明し、それならばとデザイン事務所をはじめました。
そんな私が、今回作りたい!と思っているのは「これからのお茶」なんです。みなさんも冬、家に帰ってコタツに潜り込みながら飲むお茶の「おかえり感」はご経験があると思います。
試合が終わった後のスポーツ飲料とか、海外旅行から帰ってきた時の味噌汁とかも、
きっとそれにあたるのではないかと思います。
「安心」しますよね。
その安心をこれから先も残していくために。「これからのお茶」を作りたいんです!
「これからのお茶」を作りたくなった背景として、まずは私の地元のお話からしていきます。
静岡の当たり前と言えば富士山。ものを作ることが自然だったことと同様に、静岡の当たり前と言えば、何と言ってもこの「富士山」。
天気が良ければ富士山が大体見えますので、富士山で方角を確認したりします。
(ちょっと富士山に失礼な感じもしますけど)
静岡の人にとってのそれは、空気のようなもの・夫婦のようなもので、
「あるのが普通。でも、ないと死んじゃう」
そんな位置付けです。
もう一つ。茶畑のある景色。富士山と同様の位置付けとしていいと思うのが、「お茶」。
静岡のシビックプライド的なものもあるのですが、大体どの山を見ても茶畑が広がっています。
私も18歳で初めて静岡から出たのですが、それまでは全国、いや世界各国の山には必ずお茶畑があると思ってました。
モンブランでもチョモランマでも。
ないと知った時は愕然としました。
実際にこんな和菓子もデザインしました。あの茶畑がつながっていく景色。
どんどん愛情が芽生え、デザイナーになってからはこんな和菓子もデザインしました。
和三盆で出来た茶畑の和菓子。ポストカードが一枚ランダムに入っておりまして、
立てかけると茶畑のある景色が生まれます。(製造・販売:静岡・松柏堂本店)
今でも気に入っておりますが、とはいえ自分のルーツを製品にする、というのはある意味とても勇気がいるもんです。
大切に思うから、簡単にはやれない。
自分の中でもフィットしないと嫌だし。
お茶の良さって、なんだろう。お茶の良さって何だろう。
日本の食文化の歴史かな。ご飯との相性かな。健康にいいからかな。
いろいろと考えます。
私はいたってごく普通の家庭で育っておりますので、高級なお茶も、お茶の作法もそれほど知りません。
でもお茶は好き。で、よくよく考えてみました。
私がお茶を好きな理由。
それはきっと学校から帰ったり、職場から帰ったりして飲むお茶が「おかえり」の安心をくれるところ。
気持ちがとにかく落ち着くんです。
そんな時には味はあんまり気にしてない。
でも、ペットボトルなどの「緑茶飲料」に、それは全く感じない。
ここではお茶の本質を、
「お湯で入れた、あたたかい一杯のお茶に落ち着きや安心を感じるところ」
と、主観で勝手に設定いたします。
とはいえ、急須や土瓶って持ってますか?ウチには土瓶があります。ただ、土瓶でお茶を入れることはほとんどありません。
茶殼を捨てるのが面倒くさいですからね。
ここ十数年「おかえりのお茶」を嗜んでいないことになります。
いただけるのは打ち合わせの席や、親戚のお宅など。
どこでいただいても「おかえりの安心感」は感じますね。
湯で沸かしたお茶を氷入りのグラスに注いだ時の、氷のキシむ音も大好きです。
若い家庭は急須や土瓶を持っているのでしょうか?今の若い親御さんは幼い頃からお茶を飲んでいたとします。
ただその若い親御さんが急須でお茶を入れなければ
その子どもは「おかえりのお茶」を知らずに育ちます。
もうその次の世代には、なんのことだかわかんなくなっちゃう。
そんなことで、
数世代後にはあの「おかえりのお茶」は絶滅してしまうことも用意に想像がついてしまうのです。
急須や土瓶を使わずに「おかえりのお茶」を残すには急須で入れる。土瓶で入れる。
そのお茶が作法としてもよくて、美味しいお茶であることは間違いないと思います。
ですが今回求めている本質は「お湯で入れた、あたたかい一杯のお茶のおかえり感」です。
例えば急須や土瓶で入れなくても「おかえり感」があればOK。
なぜなら、私はかなりの面倒くさがりなのです。(デザイナーをしているのが不思議なくらい)
オツな入れ方とか、正しい入れ方とか、美味しい入れ方とか、いいんですけど普段はできない。
ティーパックやフィルター使うのも以外と面倒くさい。(それなら急須の方がいい)
それ以外で。。。お茶に出会うのは。。。
あ、回転寿司の粉末緑茶か。あれは楽だ。ペットボトルの緑茶飲料よりは「おかえりのお茶」感も全然ある。
粉末緑茶か。
で、調べてみました。
粉末緑茶という方法論。粉末緑茶というのは普通のお茶とは違い、茶葉ごと粉砕しますので栄養価も高い。
カテキンも豊富な、ある意味健康飲料です。(抹茶とは茶葉の育て方が異なります)
しかも粉ですので、実はいろいろな料理に使えるのではないかという予感すらします。
(バニラアイスに掛けるだけで抹茶アイス、とか。そのあたりは実験をしていきたいと思います)
海外でも普及している緑茶ですが、それは文化や飲料として。
料理にも使えることがわかれば、
ある意味別の「素材」として、海外で使っていただけるのでは?
粉末緑茶、アリかもしれない。健康に良いかもしれないが、今回はそれが「売り」ではない。前述の通り、普通に淹れるお茶よりも栄養価の高い粉末緑茶。
でも私は普段カンタンに飲めて「おかえり感」を感じるものを求めています。
健康思考のパッケージング、悪い訳ではないのですが台所に置いて置けない。
普段使いということは、ひんぱんに使われるもののこと。
出しっぱなしでもかわいいパッケージングでないと、台所のテンションが下がっちゃいます。
さらにお茶屋さんにも、聞いてみました。静岡のお茶屋さんに、粉末緑茶のことをいろいろと聞いてみました。
粉末状にされているものは用意できるとのこと。
ふむふむ。
ただオリジナルで作るとするなら、粉砕機に入れるための「ある程度の量」が必要だとのこと。
そのある程度がなかなかの量とのこと。
なるほど。よくある話です。(プロダクトデザインあるある)
でも、だからこそクラウドファンディングがあるのではないでしょうか!普段使いができる、粉末緑茶のブランドを作る!粉末緑茶はインスタント。それで間違いないと思います。
私が愛してやまないインスタントコーヒーのように、
台所に出しっ放しでもよくて、すぐにすくえて、お湯や冷水を入れられて安心できる。落ち着ける。
皆がこれからもおかえり感をしっかり享受できる。
なんなら料理に使える幅も広がって、緑茶パウダーを世界に。
そんな「生活に便利なお茶」を、このクラウドファンディングからつくりたいと思います!
お茶の「おかえり感」、あなたは欲しいですか?お味噌汁が、海外のミソスープで我慢できないように。
お茶も、ペットボトルの「飲み物」という要素だけではなく
おかえり感という「出汁」を持っているのだと勝手に信じています(笑)。
ただ、これが妄想だったらうまくいきません。
私が本プロジェクトで教えて欲しいのは、お茶の「おかえり感」を感じるかどうか。
さらにそれは後世にも残していきたい大切なものかどうか、です!
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■特定商取引法に基づく表記
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