ベニヤのパーツを組み立てる「自作カヌーキット」の楽しさを、多くの人に広めたい

▼ 初めまして！鹿児島にある「オンリーワン」のカヌー屋さんです

こんにちは、入來院（いりきいん）洋一です。

みなさんはカヌーに乗ったことはありますか？
カヌーは実は身近で、誰でも愉しめるレジャーなんですよ。

私は現在、カヌーを製造・販売していますが、現在まで主にネット販売で全国・海外に1200艇ほど販売をしてきた実績があります。

さて、私は今から12年ほど前に、ベニヤをカットして組み立てて実際に乗れる「カヌーキット」の開発に着手しました。当時はアメリカ製の高価な輸入キットしかなく、一般の方にはほとんど普及していませんでした。

そして、子供から大人まで、プラモデルのように簡単に製作ができるようにさまざまな工夫が施されています。

▼ 「分割連結式」のカヌーを作る！

さて、今から５～６年前の出来事です。私のもとに、関東・関西の都市部のマンション住まいの方々から、「分割連結方式」でエレベーターに乗せられ、保管も場所も取らないカヌーができないか、という要望が多数寄せられました。
それを機に、いろいろと補強の技術を工夫しましたので、現在では「分割連結式のカヌー」が商品の主流になっています。

▼「３次元CAD」での分割設計

しかし弊社では当初から「３次元CAD」で分割設計を行い、レーザー装置での精密カットをしていました。
１隻の船を分割するのは、デジタルでもアナログでも大して精度の差はありません。
しかし、１人乗りの「３分割艇」を、→ ２人乗りの「４分割艇」に併用するのは、デジタル方式の３次元設計と、レーザーカットの組み合わせで初めてうまくいきます。
１人乗りと２人乗りの併用型はすでに開発して、商品化していたのですが、パーツが共用できなかったため、一人用コックピット1個と2人用コックピット2個の総入れ替えで１パーツ多くなっていました。

▼ 今回のプロジェクトの重要なポイント

今回のプロジェクトは、１人乗りに１個のパーツを足して２人乗りになり、さらに用途によって、コックピットの形状も、「クローズタイプ」や「オープンデッキタイプ」をチョイスできるようにしています。

 
シングル艇4分割式のデッキ面と船底の状態

後部コックピットを1個たしてタンデム艇に変化させても船底の段差もなく滑らかに仕上がっています。
後部コックピットをさらに一つたしてトリプル艇（３人乗り）にもできます。

後部コックピットを抜いて1人乗りにしてもぴったり合うように断面形状を合わせています。


３次元のデータを平らに展開しカットのためにレイアウトします。

材料の無駄を減らすために900ｍｍ×900ｍｍのベニヤに部材をびっしり詰め込みレイアウトします。。


加工範囲が大きく高速で精密なカットができるレーザー装置でカットします280Ｗのハイパワーですので細かい部分も精密に高速カットできます。

「レーザーパズル工法」の特徴

ベニヤ版プラモデルとして誰でも組み立てられることと船体強度を飛躍的にあげることを両立したシステムです。
レーザーパズル工法はＦＲＰを使わなくても高強度の組立ができ、軽量に仕上がります。
またＦＲＰを使わないため産業廃棄物ではなく燃えるごみとして最終処分ができます。
緻密な３次元設計で船体の板は８分割に設計されていますので限りなく曲面に近いフォルムになりすべるように水面を漕いでいけます。
きれいに仕上げればとてもベニヤの船には見えず見た目も非常にかっこよく仕上ります。

900ｍｍ×900ｍｍのラワンベニヤのレーザーカットした部品は指で押せば簡単に外れます。

レーザーカットでなければできない精密で繊細な部品がきれいに抜き取れます。

またベニヤについた状態にしてありますので部品の不足や紛失も起きません。

はずした部品をひょうたん型の継ぎ手にボンドをつけてハンマーで打ち込み連結します。正確な長さの部材が出来上がります。
船体の板の穴に仕切り板の突起を差込みクサビで固定します。
この方法で誰が組立てても船体の曲面が簡単に組みあげることができます。

また中の仕切り板が船体の板に全四方4ｍｍずつ突起でかみこんでいるため仕切り板が外れることがないので船体の変形が起きません。（船体強度が高くなります）

船首と船尾には1ｍｍの穴を連続して開けてありタコ糸でまつり縫いして締めこむとシャープなシルエットができます。レーザーカットだからできる技です。
板どうしが鋭角に合わさるため固定が難しいですがこの方法だとだれでもうまく組立てられ先端部の強度も確保できます。

このような工夫によりわずか3～5日程度で船体の形が組みあがります。

「 レーザーパズル工法」は組み立てやすさと高強度を両立するために開発した工法です。

親子で作る工作教室

高齢者もがんばって作ります。

イベントで製作５０艇

子供から大人までプラモデルのように簡単に製作ができるようにさまざまな工夫が施さ

れています。

▼今回のプロジェクトの商品

上記の図で示した船首パーツと船尾パーツは共用しコックピットのタイプを選択して用途に応じたカヌーとして使えます。

コックピットパーツは別売を設定してありますので後からいろいろアレンジできます。

①シーカヤックLPM8-1　　価格45,000円（消費税・送料込）　1人乗り
（すでに試作・テスト済み）

（通常販売価格　50,000円＋送料）

クローズデッキタイプのシングル艇でツーリングに最適です。

タンデム用の別売の後コックピットを購入すればLPM8-2になりタンデム艇として使えます。


シングルシーカヤック4分割艇（右の写真の左から船首・コックピット・船尾2個の様子です）


設計・試作・試乗テストまですべて設計者が行っていますので問題点がない状態で商品になります。




②シーカヤックLPM8-2　　価格 66,000円（消費税・送料込）　2人乗り
（すでに試作・テスト済み）

（通常販売価格　74,000円＋送料）

クローズデッキタイプのタンデム艇でツーリングに最適です。
また細身の船体なので軽いパドリングで高速ツーリングができます。

タンデムの後のコックピットをはずせばLPM8-1になりシングル艇として使えます。（2度おいしい）


タンデムシーカヤック5分割艇（右の写真の左から船首・前コックピット・後コックピット・船尾2個の様子です）


タンデム艇は船体の巾が狭くても長ければ波を切りさきますので安定します。



③シーカヤックLPM8-3　価格 45,000円（消費税・送料込）　1人乗り
（通常販売価格　50,000円＋送料）

オープンデッキタイプのシングル艇は釣りやダイビングのお供に最適です。

（今回のプロジェクト)

タンデム用の別売の後コックピットを購入すればLPM8-4になりタンデム艇として使えます。



④シーカヤックLPM8-4　　価格 66,000円（消費税・送料込）　2人乗り
（通常販売価格　74,000円＋送料）

オープンデッキタイプのタンデム艇は釣りやダイビングのお供に最適です。
また細身の船体なので軽いパドリングで高速ツーリングができます。

（今回のプロジェクト）

タンデムの後のコックピットをはずせばLPM8-3になりシングル艇として使えます。（2度おいしい）




⑤シーカヤックLPM8-5　　価格 54,000円（消費税・送料込）　1.5人乗り
（通常販売価格　60,000円＋送料）

オープンデッキタイプのシングル艇は釣りやダイビングのお供に最適です。
オープンデッキタイプのタンデム艇は小さなお子さんと一緒に遊ぶのにも最適です。

（今回のプロジェクト）

タンデム用の別売の後コックピットを購入すればLPM8-6になりトリプル艇として使えます。



⑥シーカヤックLPM8-6　　価格 68,000円（消費税・送料込）　2.5人乗り
（通常販売価格　76,000円＋送料）

オープンデッキタイプのトリプル艇は親子3人で遊んだり釣りやダイビングに最適です。

（今回のプロジェクト）

トリプルの後のコックピットをはずせばLPM8-5になりタンデム艇として使えます。（2度おいしい）

 

一押しにつけるおまけ
木製カヤックスタンドキット　　350ｍｍ×400ｍｍ　２組１セット　　価格3,000円

頑丈なカヤックスタンドで塗装仕上げしたら陳列用に絵になります。

船体にぴったりフィットする発泡ウレタンの受け材もついています。

他では絶対手に入らないオリジナルのスタンドです。

 

 

※上記の①～⑥の商品は以下のものがセットされています。

レーザーカット済みのキット本体（タイプ1ラワン合板4mm使用）
耐水・耐熱ボンド（ボンドCU3）　　綿テープ　　シート　　艤装品
ステンレスボルト・蝶ナット　　ゴムパッキン　　組立説明書

※パドルとライフジャケットは上記の商品には含まれていませんので別途購入してください。

手作りカヌーは愉快な仲間が自然に集まってきます

知らない同士でもすぐに仲良くなります

ベニヤのカヌーの輪を広げて全国にネットワークを作りたい

あなたもこのプロジェクトに参加して手作りカヌーにチャレンジしてみませんか！

▼最後に・・・・日本の片隅の田舎町からのチャレンジ

入來院　洋一　（イリキイン　ヨウイチ）

1951年　鹿児島県生まれ　　有限会社アーキ･テック　　代表取締役

団塊世代の還暦を過ぎたオヤジですがパソコンやレーザー装置・NCマシンを操り設計・画像系のソフトを自由・自在に操ってモノ作りにがんばっています。
大学の建築科を卒業後、建設会社に勤務。もっぱら現場の施工監督が専門でした。
30年近く前に独立・開業し、住宅施工を手がけていました。その中で家の模型を作り施主の高評価をいただき、また周辺の勧めもあり建築模型製作へ業務をシフトしてきました。

当時としては高価なパソコンやカット装置を導入し、関東・関西にも営業に出向いていました。しかし名刺を出すと住所を見て「だめだよ近場じゃなきゃ」とか「そんな田舎から何しに来たの」と話も聞いてもらえませんでした。営業にいくたびに門前払いでずいぶん悔しい思いをしたものです。

いつか必ずナンバーワンになってやると心に誓っていましたが12年ほど前（50歳のころ）にひょんなきっかけで模型のカヌーを作ることになりました。
それが引き金となりベニヤ版カヌーキット開発へとシフトして進んでまいりました。
現在まで主にネット販売で全国・海外に1200艇ほどを販売してきました。
ネットの時代になり鹿児島の片田舎の町であってもいいモノを創り出せば全国に販売できます。

ナンバーワンにはなれなかったけれど知恵を絞ればオンリーワンにはなれると思います。

零細企業だからこそ小回りがきき、大手ではできない部分で勝負できると確信しています。

インターネットや宅配便の普及で地方のハンデはほとんどなくなり、いい時代になったとあらためて実感しています。

新たなチャレンジでぜひ今回のプロジェクトを成功させたいと思いますので皆様のご支援をお願いいたします。

鹿児島県発明協会支部長賞を受賞 
九州経済産業局の技術研究発表会において九州・沖縄８県の中で最優秀賞を受賞

地元ＴＶ局の取材

地元ＴＶ局の取材


皆さん  こんにちわ　ぼく天ちゃんだよ！！　

お父ちゃんは小さいときからカヌー犬にするんだと張り切って特訓をしましたがぼくは水が苦手です。
ぼくは海に行くのは大好きなんですが窓際族じゃなくて・・・・・波打ち際族なんです。いつもお父さんがカヌーで漕ぎ出すのを波打ち際で見学しています。

皆さんお父さんのプロジェクトを応援してね

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