はじめまして、浜口卓也といいます。
生まれも育ちも高知県高知市、坂本龍馬のDNAを受け継ぐ生粋の土佐っ子として、
故郷高知をさらに豊かな街にしようと、日々志同じくする仲間と心熱く活動する39歳。
そんな高知在住の私に、ある日突然舞い込んだ遠いアゼルバイジャンという国からのお助けコール。
その昔、度重なる震災に見舞われたアゼルバイジャンの古都・シャマフ。
近年進む再開発のシンボルに『日本の桜で公園を作りたい!』
というシャマフ市長の熱い思いが、遠い高知の私に届きこのプロジェクトがスタートしました。
『第2のドバイ』と言われるアゼルバイジャンは石油や天然ガスなど大変資源豊かな国。
近代的なビルが多数建築される、コーカサスでもっとも成長著しい国です。
中世、アジアとヨーロッパをつなぐシルクロードの中継地として栄えたアゼルバイジャン。
今もその当時の建物が残り、観光地としてだけでなく人が暮らす生活の場となっているのに驚くばかりです!
『2019年、大阪の古墳群が世界遺産に認定』。
この世界遺産を認証する会議が行われたのが首都のバクーでした。
13〜16世紀にかけてアゼルバイジャンを統治していたシルヴァンシャー王朝。
バクーより西のシャマフという都市にその都はありました。
しかしシャマフは何度も大地震に見舞われ、王宮もその都度大きな被害を受けます。
そこで15世紀、都が現在の首都バクーに移されました。
数百年たった今でも、シャマフにはその地震で壊れた歴史的建造物が当時のまま残されています。
広大な自然の中で、その佇まいはいつか再興する日をひっそり待っているかのようです。
そんなアゼルバイジャンの歴史的遺産や文化財が数多く残るシャマフ。
近年、この古都を再開発するプロジェクトを政府が打ち出しました。
そこに住む人々が『地震』という大きな脅威を乗り越えるために
何か明るいシンボルが必要だとシャマフ市関係者は考えます。
そして、花を愛するアゼルバイジャンの国民性から、大好きな国『日本』の桜を思い出したのです。
『何度も大きな震災を乗り越えてきた日本の桜をシャマフ再開発のシンボルにしたい!』
早速シャマフ市とアゼルバイジャン政府が動き出します。
『シャマフの桜・公園プロジェクト』の担当となったのは農業省のエリート官僚、エミン氏。
彼は日本の官僚と会談をしたことのある数少ない人物でした。
早速エミン氏は過去に会ったことのある日本政府各省の官僚に、
このプロジェクトに必要な桜の寄贈をお願いするメールを送ります。
外務省、農林水産省、経済産業省・・・期間をあけて何通も送りました。
しかし、その返事はどこからも来なかったのです。
『Yes』も『No』も、全く何の返事も来ないことにエミン氏は困り果てます。
そして桜に関して何の進捗もないまま、月日が経過し気がつけば2019年。
桜の公園造園予定の2020年まであと1年を切っていました。
遠いアゼルバイジャンという超親日の国の方が、
日本の桜で国を明るくしたいと願っているのに全くその思いが伝わっていない。
今年6月、ある方がこのお話に来られ、桜の寄贈に協力してもらえないかと私に相談されました。
私も日々、故郷高知をより明るい可能性のある街にしたいと活動しています。
アゼルバイジャンは全く未知の国でしたが、
これだけ日本の桜に思いを寄せ、でもその思いが全く届かない無念さを想像した時、
『私でよければ、明日にでも桜を植えに行きます!』
と思わず言っていました。
土佐といえば、坂本龍馬。
ここでこの依頼を引き受けないと龍馬のDNAが廃れてしまう!
まるで龍馬に背中を押されたような気分でした。
そして7月、桜の寄贈への協力をお引き受けするお約束をするために
依頼者と一緒に初めてアゼルバイジャンに降り立ちます。
このプロジェクトの『はじまりの桜』として、小さな桜の鉢植えをお土産に持って。
公園予定地の古都、シャマフの市を訪問。
バクーから車で西に約2時間、シャマフは豊かな自然にあふれたのどかな街です。
シャマフ市長のご案内で街を見学して驚いたのは、
豊富な農作物が全てオーガニックで栽培されていること!
普通に街の通りに様々な果樹が育ち、その場で捥いで食べられる。
人々の生活と農作物が一体になっている都市、それは私の理想そのものでした。
どこまでも続くぶどう畑。
シャマフはアゼルバイジャン有数のぶどうの産地なのだそうです。
聞くところによるとワイン製造はアゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアなどの
コーカサス地方が発祥だとか。
今でも、アゼルバイジャン各地で独特の品種のぶどうが作られ、
そのほとんどがオーガニックというから驚きです!
日本ではあまり聞き慣れないアゼルバイジャン産ワイン。
現地では様々な種類のワインが販売されています。
中にはパリの5つ星ホテルで採用されているものもあるらしく、
『ヨーロッパのコンテストで賞やメダルを毎年受賞しているワイナリーもある』、
と聞くとお酒好きの高知人としては興味津々、飲まずにはいられません(笑)
私がワインに興味津々なのが伝わったのか『シャマフを代表するワイナリーでぜひ食事とワインをご一緒しましょう』
とのタヒル市長のお言葉に甘え、アゼルワインを初体験!
『美味しい!』『濃厚!』『香り高い』『食事に合う』『いくらでも飲める!』
こんな感想しか言えない自分がお恥ずかしいのですが、本当に美味しかったです。
日本でもすっかり普段の生活にワインが定着し、
食事とワインを楽しむ日本人がとても増えました。
でもアゼルバイジャンがワイン発祥の地の一つであることを知っている人はほとんどいません。
それはアゼルバイジャンと日本をつなぐ物流経路が少なく、
また情報も少ないため参入する企業がほぼいないことが主な原因だと聞きました。
『もっとこの豊かなアゼルバイジャンのワインを日本の人たちに知ってもらいたい。』
タヒル市長の言葉が胸に響きます。
『桜の寄贈』と『ワイン発祥の地のワイン』
この二つで日本とアゼルバイジャンを結びたい!
この思いが今回のクラウドファンディングの原点となります。
当初私は桜の寄贈にかかる費用を、地元・高知の有志から集めようと考えていました。
でも、そうすると私の周りの限られた人数しかアゼルバイジャンのことを知ることはできません。
この豊かな自然と、アゼルワインの歴史と、
こんなにも親日の人たちが遠い国にいることを、もっと多くの日本人に知ってもらいたい。
この桜の寄贈にかかる費用をクラウドファンディングで支援を募り、
代わりにワイン発祥の地の一つであるアゼルバイジャンの日本未入荷のワインの名品をリワードでお返しすると、両国をつなぐ接点がぐぅーんっと増えるんじゃないか!?
桜とワインを結ぶクラウドファンディングを思い立った瞬間です。
シャマフ市からは桜1000本で公園を作りたい。
アゼルバイジャンまで輸送してもらえれば、後の費用はアゼルバイジャンで用意します、と聞いていました。
(まさに『千本桜プロジェクト』だっ!!)
早速、知り合いの植木業者に見積もりをお願いしました。
そして次はアゼルバイジャンまでの輸送費。
そしてリワードにかかる費用など、まずは予算を立てるための情報集めから。
諸々、ざっくり見積もって、最低でも300万円はかかると予測。
(いや、本当はもう少しかかるかも。。。。)
初めてのクラウドファンディング、こんな高い目標額が果たして集まるのか?
このプロジェクトに賛同し協力してくれる仲間と話し合いました。
そこで、最初の目標は500本分の150万円を目標にし、
ストレッチゴールとして、目標の300万を目指そうということになりました。
今回、クラウドファンディングの開催をお願いするKibidangoさんの手数料(約10%)を引いた残りの支援金の使い道はこの通り。
さらに多くご支援いただければ、桜の本数を増やす、リワードを充実させるなどこのプロジェクトの質とボリュームを上げていきたいと思っています。
シャマフでタヒル市長と数時間ご一緒し、今後の両国の交流について多岐に渡って話し合いました。
この桜の寄贈を機に、お互い一番行いたいのは『教育』の交流です。
アゼルバイジャンには大学の中に日本語学科があり、多くの学生さんが日本語を学んでいます。
でも、どんなに熱心に日本語を学んでも彼らが日本に留学できる機会は少なく、
また日本で働く、現地の日本企業で働く、
といった日本語を活かす機会はほぼ皆無に近いそうです。
そんな日本を夢見る若い人たちが、未来の両国の関係を築くための協力を約束しました。
それが企業にも広がり、両国のビジネスチャンスがさらに大きくなるように。
そして、災害対策の共有。これはシャマフ市にとっては最重要です。
また、農業、漁業でも必要とされる技術の交流、共有。
今回のご支援は単なる『桜』だけではなく、『さらに未来に繋がる多くの可能性』
を作るために役立てられると言っても過言ではありません。
リワードにおいても、ただ『日本未入荷のワインをお届け』して終わらすのではなく、
継続的にアゼルバイジャンワインを日本で定着するには?を考えました。
日本でもっと自国のワインを拡げたいアゼルバイジャンのワイナリー。
興味はあるものの、どこに依頼すれば良いか全く情報のない日本の販売会社。
その両国のワイン関係企業をしっかりビジネスでつなぐことで、
この停滞は一気に解消されます。
また様々な業界で日本の技術や製品が求められているアゼルバイジャンに日本の企業をアテンドし、
新たな市場を作ることもリワードとして盛り込んでいます。
桜を寄贈する支援で、ビジネスを行うための機会を得る。
企業としてもとても良いストーリーではないでしょうか。
アゼルバイジャンで有名な5大ワイナリーごとにオススメワインをセットにしました。
『Savalan』『Hillside』『AzGranata』『Caspian Coast Wine&Vineyards』『Shilvan』。
パリの5つ星ホテルで採用されているブランドやヨーロッパのワインコンテストでメダル受賞常連銘柄のセット、
19世紀の地下セラーで旧ロシア時代から30年間以上熟成されたヴィンテージワインまでも!
アゼルバイジャンワインの魅力を余すところなくお届けいたします。
*各ワイナリーの詳しい情報は活動報告でお知らせいたします。
*今回ワインの輸入・販売・出荷は輸入食材卸販売のバシンホールディングス株式会社の協力のもと行います。こちらはワイン販売会社様必見のリワードです。
アゼルバイジャンを代表するワイナリーとのお取り引きをアテンドいたします。
今回、このリワードを実施するのあたり超強力な助っ人がサポートしてくれることになりました。
シャマフ市、農業省のエミン氏との会談時に通訳を担当してくれたベテラン日本語通訳のカマラさんです。
彼女は政府要人の日本語通訳や政府主催のイベントにて日本からの来賓の通訳、
アテンドを長年行ってきました。
また国営企業のプロジェクトにも多数参加し、政財界に大変人脈を持っています。
今回も各ワイナリーのCEOと彼女の関係性の中でこのリワードが成立しました。
またとないこの機会をお見逃しなく!
*カマラさんの詳しいプロフィールも活動報告でお知らせ予定です。
*現地までの渡航費・宿泊費は含まれておりません。
『第2のドバイ』と言われるアゼルバイジャン。
旧ロシアから独立して数十年、自国の産業の活性化のため官民共に積極的に諸外国の技術を取り入れ、大きな実績を作っているとのこと。
しかし、そこに日本企業の参入がないのは非常に残念なことです。
日本の技術や製品の信頼度は、アゼルバイジャンではNo.1と言えるほどなのに。
特に、建築、農業、美容関係のビジネスは要望が高いようです。
今回はそんなビジネスを結ぶアテンドもリワードに追加いたしました。
こちらも前述のベテラン日本語通訳のカマラさんにアテンドをお願いしています。
*現地までの渡航費・宿泊費は含まれておりません。
今回寄贈する桜はまだ苗の状態。
今年12月に植樹され、2〜3年後あたりから少しずつを咲かせ、どんどん成長していくことでしょう。
そしてアゼルバイジャンを代表する観光名所として今後数10年、数100年と愛される公園となることは間違いありません。
そんな歴史的公園に最初に桜を寄贈した日本人として、名前を後世に残したい。
多くの日本人がこの桜の公園のために支援したことを、アゼルバイジャンの歴史に残すため
ご支援いただいた方のお名前を彫ったレリーフを作り、桜の公園に寄贈します。
12月にはアゼルバイジャンの大臣、シャマフ市長、財界人、
マスコミが参加し盛大に植樹祭が行われる予定です。
関係者の話によると大統領の長女、レイラさんの参加も濃厚とか。
そんな一大イベントに『桜の寄贈者』として参加するリワードもシャマフ市から承諾を得ています。
美しいシャマフの自然、アゼルバイジャンの歴史を感じるこのリワード、
ぜひ私たちと一緒にご体験ください。
*現地までの渡航費・宿泊費は含まれておりません。
先日、シャマフ市の担当者の方からこんなご報告を受けました。
『桜の公園はメフリバン副大統領(大統領夫人)がデザイナーと進めています。』
『植樹祭には大臣を始め、大統領の長女のレイラさんの参加を予定しています。』と。
副大統領とご令嬢がこのプロジェクトに参加くださるとは、
これはもう国家プロジェクトじゃないかっ!!!
それだけこのシャマフの桜の公園にかけるアゼルバイジャンの熱量がすごいってことなんでしょう。
このようなアゼルバイジャン全土が注目するプロジェクトに関われることなんてそうそうありません!
国家が動く一大イベントに主役級で参加。超貴重な体験をぜひこの機会に!
『この記念すべき桜の公園造園のために支援した日本人』
として、永遠にその名前を残したい。
そう思い、ご支援いただいた方のお名前を記念のレリーフに彫刻し寄贈しようと思っています。
レリーフは桜の板を用意し、そこにレーザーでお一人ずつ丁寧に彫っていきます。
最上段、大きくご自身のお名前や企業名、ブランドなどを記すリワードをご用意いたしました。
今後、アゼルバイジャンでビジネスをお考えの企業様にとっては大変良いプロモーションになるはずです。
また個人の方は、お名前の記されたレリーフを見に、シャマフを訪れたくなるかもしれません。
遠い国の観光名所に自分の名前が誇らしげに飾られている、
それ、とても素敵じゃないですか。
実はこのプロジェクト、当初想定していたより予定がかなり前倒しになってしまいました。
植樹祭へのご参加のリワードをご希望される方は、
できるだけお早めにご支援ください。
ワインのリワードは年明け1月下旬〜2月に順次お送りいたします。
記念のレリーフは来年3月あたりに寄贈予定。
その後も桜の状態をその都度、活動報告でお知らせしてまいります。
満開の千本桜を皆さんと一緒に楽しめるまで、しっかりご報告いたします!
それにしても、なぜ高知の私に突然このようなご依頼が?
このプロジェクトがタネから発芽する頃のお話や初アゼルでの珍道中、
そしてリワードのワインやワイナリーについても活動報告で詳しくご紹介してまいります!
読むだけでアゼルバイジャンがぐぐぅーっと近くなる活動報告もぜひ合わせてご覧ください。
今回偶然、見知らぬ国アゼルバイジャンと日本を両国を象徴する『桜とワイン』でつなぐお役目をいただきました。
アゼルバイジャンの春を満開の桜が彩りそこに集まる人たちの心を晴れやかにしてくれたらいいな。
日本のワイン愛好家の方々に今まで手にすることができなかった歴史あるアゼルワインを楽しんでもらえたらいいな。
そしてこのクラウドファンディングがきっかけでいつかアゼルバイジャンに、シャマフに行ってみたくなる人が増えますように。
アゼルバイジャンという親日の遠い国をもっと近い国に感じてもらえたら、とてもとても嬉しいです。
ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
浜口 卓也
※お酒の特典は、未成年の方は支援できません。 |
目標は ¥1,500,000 に設定されています。
プロジェクトは 2019/12/03 に達成し、2019/12/05に募集を終了しました。
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