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企画中の「種」プロジェクトを紹介しています。
【紙がつくる新しい高音質】 とにかく高音質なスピーカーを目指して、従来の常識にとらわれず設計したスピーカーです。 エンジニアの様々な検討の末行き着いたのは「本体の大部分を紙でつくる」という答え。 Koala A-1は本体の材質を紙とすることで、極めて自然で生々しい音質を実現しました。 楽器も人声もありありと表現し、目を瞑れば本当に演奏者が来たかのような感覚におちいることでしょう。 このこだわりのオーディオ製品で、家での音楽・映画視聴体験を豊かなものにしましょう!
米田オーディオ
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数十万円クラスの高級オーディオを超える音を目指してKoala A-1は15年以上に渡りスピーカーを製作してきた設計者が、優れた紙加工技術を持つ岐阜のマルタ工業と手を組んで生まれた新しいBluetooth対応高音質スピーカーです(有線入力にも対応)。
本体の大部分が紙で作られており、紙の優れた音響特性を最大限活かした設計を行うことで、従来にない極めて自然で生々しい音を出すことができます。
高級オーディオでも出すことが難しい生々しさ、人の声の息遣い、ピアノがホールに響かせる音の広がり、ウッドベースの弦が弾かれたときの空気の揺らぎをも高いレベルで表現します。 ![]() ![]() ![]() 紙で実現した理想の高音質紙は優れた音の減衰特性を持ち、不自然な響きを出しません。そのため紙はスピーカーの振動板の材料として長く使われてきました。
Koala A-1においてはスピーカーの本体の構造部も含めて紙で作るという非常に大胆な設計を行い、自然で生々しい音を出すことを実現しています。
![]() 本体は注意を凝らした検討がされており、構造計算を駆使し紙の特性が生きた最適な設計がされています。大きな音からどんなに小さな囁きも、曇りなくレスポンス良い音を感じていただけます。
オーディオに詳しい方を前にした試作機の試聴会では「すごい、本当に楽器が目の前にあるようだ」という声を頂きました。
![]() シミュレーションによる設計の様子(注:音の回折効果の見積もりを示しており、上記のグラフはスピーカーの周波数特性を示している訳ではありません)
誰でもすぐ使える・使い方はBluetoothスピーカーと同じKoala A-1を使えばスピーカー、アンプ、CDプレーヤーなどの単品コンポーネントを買い揃える必要はありません。
Koala A-1は高音質ながら、いわゆる一般的なBluetoothスピーカーと使い方は同じです。
ご自身のスマホやPCを使ってあらゆる音楽、映画を高音質に再生することができます。
![]() こだわりのセッティングにも対応音声の接続はBluetoothに加え、有線でも可能です。CDプレーヤーやレコード、自分のこだわりの機器につないで使うことができます。
また、外部アンプ接続でKoala A-1を使用することも可能で、自分ならではの音を追求することもできます。すでにアンプのあるオーディオ環境にKoala A-1を導入することができます。 ![]() 息づく日本の紙加工技術Koala A-1のようなフロア型スピーカーを紙で製造するのは非常に難易度が高く、これまで量産品で採用することが難しい状況でした。紙は生ものであり、反りやばらつきを考慮した加工が必要だからです。
今回、米田オーディオとマルタ工業が共同で紙で製造するための技術研究を行い、レーザー加工技術と職人の手作業を綿密に組み合わせた新しい生産工程を開発しました。
Koala A-1は米田オーディオのスピーカー開発のノウハウと、マルタ工業の多岐に渡る高品質な紙製品の企画・製造で培った高い技術力が合わさって実現しています。
![]() ![]() マルタ工業と米田オーディオの打ち合わせ
高音質を実現する数々のテクノロジー「自然で生々しい音を」。これが音質設計の理想点です。
Koala A-1ではこれを実現するため各所に様々なテクノロジーを搭載しています。
高音質スピーカーユニット音質の要であるスピーカーユニットには、国内外100以上の候補から選定を経たものを採用しています。選定されたフォスター電機社製のスピーカーユニットは強力な磁気回路による極めてレスポンスが良い上質な音を特徴とし、特に人の声の表現は鳥肌が立つほど美しく、他の追従を許しません。
Koala A-1の本体に採用することで自然で生々しい音を出すスピーカーシステムとして完成させることができました。
![]() Koala A-1に採用されたフォスター電機製のスピーカーユニット
上質な低音を実現するダブルバスレフ構造内部は二段の低音増強構造になっており、驚くような上質な低音を実現しています。
通常この増強構造はユニットの駆動力の問題で一段で設計されますが、Koala A-1ではレスポンスの良いスピーカーユニットを採用することで二段設計が可能になりました。
再生可能な低音は約45Hzと十分な音域を確保しており、また音離れが良いのも特長です。
Koala A-1を使えば、出来の良いスピーカーでも表現の難しいウッドベースの音を十分に、空気感をも一緒に楽しむことができます。
![]() 圧倒的な臨場感をもたらす点音源設計映画館では臨場感が溢れる音を聞くことができます。どの方向から何が鳴っているかを観客に伝えることができます。これは様々な場所に取り付けられたスピーカーから別々の音を出すことで実現しています。
しかしながら自宅で同じことをしようとするとやはり何台もスピーカーを設置することになり、導入の難易度が高いものになります。
実は臨場感を出すにはもう一つのアプローチがあります。それはスピーカーの「点音源」化です。
なるべく狭い面積から音が出るようにすることで2本のスピーカーでもステレオ感を最大化することができます。
Koala A-1ではスピーカーユニットの取り付け面をなるべく狭くし、可能な限り「点」に近い状態で音が出るようになっています。さらに紙の加工性の良さを活かし、端面にはラウンドをつけており、回折による音への悪影響を排除しています。
この設計上の「点音源」化の工夫により、再生される楽器音は位置がきっちりと定まった、ありありとしたライブ感のあるスピーカーになっています。優れた音源と一緒に使うことで、トライアングルの小さな点から鳴る様子が、感覚にして数cm単位の位置として分かるほどです。
![]() 高音質アンプ搭載内蔵のアンプにはKoala A-1に向けて新規に開発された高音質なアナログアンプ回路を搭載しています。Burr-Brown製の高性能DACをはじめとした高音質部品を適材適所に使っており、Koala A-1の瑞々しい音を余さず伝えます。
USB端子から供給される電源のために、高性能大容量コンデンサを搭載し非常にパワフルでリニアな駆動を実現しています。
アンプ回路はKoala A-1と組み合わせてチューニングを行い、最適な音質設計を実現しています。
![]() Bluetoothで届くデジタル信号を高精度なアナログ信号に変換するBurr-Brown製高性能DAC
![]() 試聴を重ねて選定された高音質コンデンサ
質素で上質なデザイン紙だからこその手触りを活かした「質素で上質な暮らし」をイメージしたデザインを行いました。
Koala A-1の出す良質な音と共ににある生活を、デザインが想起させます。
自宅はもちろんのこと、オフィス、待合室など色々なところにインテリアとして置けるようなデザインであることも特長です。
資源の有効利用Koala A-1の本体の大部分が紙でできており、なおかつ95%古紙を採用しています。
Koala A-1は古紙の利用率を高め、貴重な資源を有効に利用します。
![]() 自宅時間を豊かにする必須のスピーカー音楽鑑賞:充実した音楽体験をイヤホンでも音楽は聞けますがKoala A-1を使えばもっと自然な音を聞くことができます。
リアリティをもって音楽が目の前に現れ、素晴らしい音楽体験をすることができます。忙しい日々にこのような音楽体験があれば生き生きと過ごすことができるでしょう。
![]() 映画鑑賞:テレビ/プロジェクターと一緒に点音源設計によりステレオ感が最大化された臨場感のある音を楽しむことができます。観る人を一気に映画の世界の中に取り込みます。
また、人の声の表現に秀でたスピーカーユニットを採用しているため映画のセリフは息遣いまで感じることができます。まさに映画を楽しむためのスピーカーとして最適です。
![]() 移動が容易:家の中であちこちと紙で出来ているから重量も2kg以下/台と軽量です。そのため移動が容易で設置場所を気軽に移すことができます。
普段はリビングに置き、リモートワークのときには自室に移して使うということも容易です。
![]() また、USB Type-C(PD)に対応したモバイルバッテリーを使うことで、従来本格的なスピーカーを置くことができなかった場所にも設置することができます。ベランダ、庭はもちろんアウトドアに持ち出すことも可能です。
なぜ紙か。Koala A-1の開発の起点せっかく家に置いて頂くなら本当に良い音質のものをお届けしたいと思うのが設計者の心情です。手軽に買えるイヤホンやBluetoothスピーカーとは一線を画す、明確に音が良いと分かるようなオーディオ製品です。
しかしながら音を良くするには部材のコストがかさみ、結果として製造コストが上がりがちです。
オーディオに詳しい方だと、音を聞くのに必要なもの、アンプ・スピーカー・CDプレーヤー(ないしネットワークプレーヤー)を買い集めるとエントリークラスでも10万円は下らないという感触をお持ちではないでしょうか。
良いものに相応の対価を支払うのはあるべき姿ですが、価格面でのネックはオーディオを手にするのを遠ざける要因となってしまいます。現在、日本のオーディオ市場は限られた人が楽しむ趣味となりつつあり、新しく始める人が少ないのが現状です。
それでも良い音で聴けることの価値は普遍的であり、音楽や映画を豊かに楽しむのに極めて有用なツールであると考えています。高性能なイヤホン、ヘッドホンが今でも活発に開発されていることもその証拠かと思います。
ならば今あらためてスピーカーというオーディオ製品を考えたときに新しい切り口はないものか。
今回新しくスピーカーを開発するにあたり下記の方針を掲げました。
![]() 音響設計、振動特性の検討の結果、紙で本体を構成するのと良い音質を狙いやすいという結論になり、本格的に紙を導入した設計が進められました。
設計、生産の観点からすると紙でスピーカーを採用することは大変チャレンジングなことなのですが、マルタ工業との協業の元、生産に目処を立てることができました。
Koala A-1は高級オーディオのような重ね塗りの高級塗装や重厚な端子の装備といった豪華さはありません。むしろ質素といったほうが良いでしょう。
しかしながら音の良さを追求したときにあるべき設計を、紙という新しい材質で追求し、音質上はベストな形のものになったと考えています。さらに、誰でも使いやすいようBluetoothスピーカーと変わらない操作性となるよう心がけました。
現代にふさわしい新しいオーディオ製品としてKoala A-1は企画・開発されました。
米田オーディオについて工房的な発想で少量でも質の高い音を実現し、個々人のライフスタイルに合ったスピーカーを製作するコニー電子合同会社のブランドです。
元々は麻布学園の2007年の学園祭企画として旗揚げされ、代表が「A&Vフェスタ2008(日本オーディオ協会主催)」のスピーカーコンテストにて最年少審査員賞受賞したのをいいことに、東京工業大学でのサークル活動を経て、社会人になった今に至るまで脈々と製作が続けられてきました。
世の中にオーディオを広めたい想いから、コンシューマ向けの製品の企画をスタート。2年間に渡る検討の末、有限会社マルタ工業と共同で「誰でも使える高音質スピーカー」Koala A-1の基本設計を完成。2022年に15周年を迎えました。
![]() 開発日程![]() ※可能な限り上記の予定通りプロジェクトを進行して参りますが、昨今の半導体供給状況等やむを得ない事情により遵守が困難になる場合がございます。その場合は活動報告を通じて状況のご報告をさせて頂きます。
資金の使い道Koala A-1は企画から基本設計、生産検討の準備に2年を費やし、試作機が完成したところまで辿りつきました。集まった資金はKoala A-1をこの先のステップに進めていくための残設計項目の推進、生産機材調達、人員の確保に使わせてください。
Koala A-1が切り開く紙が作る新しい高音質を是非一緒に世の中に送り届けましょう。
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試聴会も計画しておりまして、そのご案内もさせて頂きたいと思っております。
![]() ■特定商取引法に基づく表記
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