渋谷の夜に集まれ！障がい者✖︎LGBTで既成概念を壊す音楽フェスを開催したい！

こんにちは！ChaRainbowの持木ひろと申します。

普段は理学療法士の資格を活かしながら、医療・介護・福祉分野の助成金・補助金アドバイス、 医療従事者を対象とした独立支援事業をしております。 また、NPO法人申請中の「Shake heart Project」理事としても活動中です。 自身のスキルを活かして医療・福祉・介護分野ですべての人が個性を活かして輝ける社会を創ろうと活動してきましたが、この度ChaRainbow(ちゃれんぼう)という団体を結成して 「誰もが輝ける」音楽フェス『ChaRainbow Fes』を10月1日に開催したいと考えています。 皆様からの支援はもちろん、このイベントの運営費に充てさせて頂きます！

■ChaRainbow発足のきっかけ

私自身リハビリ現場で働く中で年齢や障害とは関係なく、やりたいことや夢がある方ほど早く治る。ということに気付きました。 生き甲斐、身体の繋がり、身体と心の繋がりの大切さを実感し、その人らしい人生とはなんだろう…と考え、関わる人がその人らしく生きるサポートしたいと強く思うようになりました。 なにより私自身20代の頃、自分ってなんだろう？どんな価値があるんだろう？という様々な葛藤の日々を経て、「自分らしく生きる」ことのとてつもないパワーを自身も様々な経験から体験してきました。 自分の中にある「周りとちょっと違う」を「特性」として受け入れた時、職種、性格、セクシャリティとは関係なく「特性」は素敵な価値だと思えるようになりました。 そんな感覚を当たり前と考えられる社会を創りたい。 そう考えていた頃、後にShake heart Project代表となる白井との出会いがありました。 そしてShake heart Projectの発足以来、 『5000組のバディを創る』をモットーに、障がいの有る無し関係なく誰でもやりたい事・夢を叶えられる社会が創る為にと活動しています。 そして兼ねてから思っていたこと。 もし自分がそうだったら、車椅子でだって音楽を楽しみたいし、夜のクラブにも行きたいよなぁ。。。 そして昨年、LGBT－JAPANの音楽フェスへの参加した際、代表の田附との出会い想いに共感し、今回のイベント共催のアイデアが浮かんだのです！ 大切なのは『当事者目線の主張だけでなく社会全体での活かし合い、共存！』 セクシャリティ・障がい・年齢・国籍など関係無く、すべての人が自分らしくいられ、自分の中にあるマイノリティーに新たに気付いたり、自分の中にある常識を壊したりできる。そんな空間を「ChaRainbow Fes」では創りたいと思っています。

ふたつの団体が協力し、ChaRainbowを実現します！

■開催概要

渋谷のクラブイベント会場「J-POP Cafe」を貸し切ります。お店にもご協力頂きフロア内はスロープも設置。 各当事者・それ以外の方のアーティスト・パーフォーマ―をお呼びし音楽やダンス、パフォーマンスを行います。 途中交流タイムも作りながら、皆さんが交流できる空間を演出させて頂きます。 ＊車椅子利用の方は今回、ご自身で会場まで来られる方とさせて頂きます。 ＊随時ご相談は承っております。 日時：2016年10月1日（土）17時～22時 会場：J-POP Cafe（渋谷） <出演者＞ － ネオネエンタテイナー　HIDEKiSM － クウネル・ダ・サイクル（バンド） － 小澤綾子(筋ジスと闘う歌うシンガー) － Dancer Yu-ta（ポールダンサー） － MAYAKA&SAYA（HIP HOPプロダンサー） － ヌンチャクパフォーマー味噌有の危機and尚（maximamheat） and more...

出演者紹介

「ネオネエンターテナー」HIDEKiSM

男声ではなかなか出せない高音域、優しい中にも力強い歌声、HIDEKI本人が手掛ける歌詞。 イケメンシンガーであるにも関わらず、、、いざ喋りだせばいかにもオネエ系？！ と思わされるＭＣを繰り広げ、中性的なキャラクターがとても魅力的！ 　 2009年に発売された1st album 「HIDEKiSM」は販売数700枚以上 ＴＢＳ系「music BIrth」に出演しタレント野口吾郎さんより高い評価を受ける。 そして2011年に開催されたテレビ東京「DANCE@TV」主催、日本最大級ダンスイベント では120組のエントリーの中から決勝３組に残る程の高い評価を受けている。 まだまだ可能性に満ち溢れている若きマルチネオネエンターテイナーの活躍。 今後も目が離せない！！

※以下のアーティスト詳細情報は随時、活動報告で更新していきますのでお楽しみに！

クウネル・ダ・サイクル

小澤 綾子(筋ジストロフィーと闘うシンガー)

Dancer Yu-ta(ポールダンサー)

MAYAKA&SAYA（HIP HOPプロダンサー）

博多出身。 ７歳からストリートダンスに触れて育ち、現在は東京を拠点にさまざまなダンスシーンで活躍する確かな実力と独自の感性を持つ注目の女性ダンサー。 THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA  2008-2009 ツアーダンサー THE KING OF DANCE OMARION DANCE CONTEST 総合優勝

ヌンチャクパフォーマー味噌有の危機and尚（maximamheat）

■主催者ChaRainbowについて

このイベントを主催するChaRainbowは、 本当のココロのバリアフリーを目指して障がい者と健常者が区別されない社会を創ることを目的に活動する「shake heart project」と、日本国内でLGBTが当たり前に存在する個性となれるよう活動する「LGBT-JAPAN」のコラボレーションにより生まれた任意団体です。 ChaRainbowという団体名は、障がいを意味する「Challenged」と多様性を表す「Rainbow」を融合させた造語です。誰もが個性を持ち多様であり、誰もがチャレンジできる、ということを意味に込めています。

＜イベント内容＞

音楽を中心に、ダンスやパフォーマンスによるエンターテイメント空間を創ります。 自分の特技や特性を活かして誰でも参加できるイベント。 車いすの方も、LGBTの方でも、そしてそれ以外でも誰でも楽しめるイベントです！ 『自分らしく表現することが誰かのためになれるんだ。』 『見方を変えれば自分にも誰にでもマイノリティーの部分はあるんだ。』 『そう、みんな一緒なんだ。』 こんな想いをが伝わる空間を音楽を通して創っていきたいと思っています。

■LGBT JAPAN代表、田附 亮（Ryo Tatsuki）の想い

このイベントを共催するLGBT JAPAN代表の田附の思いもプロジェクトページで紹介します。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------- LGBT-JAPANは日本国内でLGBTが当たり前に存在する個性となれるよう活動してます。トランスジェンダーのFTM（身体の性別は女性、心の性別は男性。Female To Maleの略）で生まれた私が、日頃感じてきた不便や疑問を解決しようと立ち上げた団体です。 社会的には、LGBTを理解しよう、擁護しよう、社会が寄り添おうといった動きが目立ってきました。しかし、そうはいってもまだまだLGBTは当たり前の「個性」ではなく「特別な存在」として扱われています。 誰だって本来は少数派なはずなのです。人には言えない趣味趣向、身体的特徴、出生、性別、様々な点を持っているはず。私は、これらを「特別なこと」ではなく「個性」として捉えていきたい。そして、それぞれが「個性」を受け入れられる環境と、他者の個性を受け入れて共存できる社会を実現したいと考え、LGBT-JAPANを起ち上げました。 腫れ物にさわらないよう、差別的用語を気にしすぎて会話するのではなく、また反対に腫れ物にさわられたように一言一句に過敏に反応するのではなく、双方が歩み寄って理解を深めていく。そんな人間関係の構築を社会に訴求していきます。この想いを様々な趣味趣向、価値観の方にも届けられるよう5部門を立ち上げ他にはないLGBT当事者団体を構築してます。 LGBTではなくても全員が何かの当事者です。その何かの当事者が自信を持って前向きに生きていける。他者否定・自己否定ではなく、他者肯定・自己肯定ができ共存できる世の中の実現に向けて日々全力で走り続けます。 LGBT JAPAN代表 田附 亮

▶︎LGBT

「LGBT（エルジービーティ）」という用語が、メディア等でセクシャルマイノリティを意味する語として使わるようになりました。 「LGBT」は最も代表的なマイノリティ4つの頭文字をとった用語です。実際にはセクシャルマイノリティにはこの4つ以外にもさまざまなカテゴリーがあります。 L　レズビアン G　ゲイ B　バイセクシュアル T　トランスジェンダー LGBTにも障がい者にもさまざまな悩みがあります。 トランスジェンダー（T） ・　かっこ良く着られる服がない（既製服と自分の体型が合わない。） ・　トイレに入るとき困る レズビアン・ゲイ（L・G） ・同性に恋愛の対象と思われる ・親戚にお見合いをセッティングされる バイセクシュアル（B） ・物好きに思われる ・遊び人と思われる

▶︎障がい者

・「できること」を理解してもらえない ・オシャレしにくい ・面倒くさいな、かわいそうだな、と勝手に思われる ・車いすでいけるところが少ない

■最後に

ChaRainbow Fesは、当事者であるLGBTや障がい者はもちろん、今まで彼らに接する機会がなかった人々にも来場し、楽しんでもらいたいイベントです。 LGBTにも障がい者にも、メディア等を通して作り上げられた勝手な「当事者像」があります。 ChaRainbow Fesはこのような固定観念・既成概念を壊し、新しい気付きを得る場になると 思います。 誰もが自分の中のマイノリティを認め、そして他人のマイノリティをも受容できる場作りに、 共感頂けましたら、ぜひご支援の程よろしくお願いいたします。