はじめまして私は現在TNRを中心に、主に外猫たちの保護活動を行っています。
きっかけは約8年前、あるボランティアの方から猫を譲り受けた事。
始めは全くの手探りでしたが徐々に協力者も増え、
行政や町内会と連携しながら、施術した頭数はいつしか50匹以上。
他にも数えきれない程の傷ついた子猫・成猫を保護しては、
新しい家族にお届けする役割を果たして参りました。
※TNR活動とは?・・・trap, neuter, returnの略。
地域猫を捕獲(トラップ)して避妊手術(ニューター)を施し、
元の場所に戻す(リターン)活動。
日本では年間約20万頭の猫が殺処分されています。
その8割は産まれたばかりの子猫たち。
不妊去勢手術で、望まれない出産をなくすことは
殺処分数を減らすのに、最も有効な手段と考えられています。
人社会の片隅で生きているノラ猫たちが生きていくためには、
不妊手術を施し、これ以上増えないことを主張していく必要があります。
その為の目印として手術が済んだ子のミミ先をカットします。
[多頭飼育崩壊宅の猫を救出したい、その為に資金が足りません]その様な活動を続ける中で、『事件』は起こりました。
今年に入ってまだ間もない、寒い冬の夜のこと。
いつもの様に猫たちの餌やりに回っていると、暗がりの中、
見かけない、年配の女性に目が止まりました。
餌らしきものを置いて立ち去ろうとする後ろ姿に胸騒ぎを覚え、
思い切って声をかけたところ、
TNRを始めて10年、その間可哀想な境遇の子を引取り世話をしてきたが、
里親を探す手段が無く途方にくれていると、反対に相談を持ち掛けられました。
きっと心の優しい方なのだろう、何か力になれればと後日お宅に伺うと・・・
その時に受けた衝撃は、数か月たった今でもとても言葉で表すことができません。
彼女に連れ帰られた猫たちは、想像を絶する環境下に置かれていました。
6畳ほどの、今にも傾きそうなプレハブハウス2棟に合計約30匹。
扉を開けた途端すさまじい悪臭が鼻をつき、トイレも床も汚物まみれ、
砂、餌がそこらじゅうに散乱し、その餌もまた、腐敗が進んで蝿がたかっている状態です。
その女性は猫を助けたいという気持ちはあるものの、
「生き物を適切に飼育する」という能力に著しく欠けた方だったのです。
知ってしまった以上放っておく事もできず、女性の了解の元
ブログでボランティアを募ったところ、幸い数名の方が手を挙げて下さいました。
よかった、これで少しは改善できると安堵したのもつかの間、
私の前に立ちふさがったのは、越えがたい、厳しい現実の壁でした。
立地の悪さに加え、プレハブに隣接する福祉施設の職員の方が
猫の存在を快く思っておらず、
トラブルを回避するため、通えるのは1週間の内施設側の指定するわずか二日だけ。
これでは掃除が行届くはずもなく、やきもきしている間に
同じ部屋から5頭が連続して亡くなるという、最悪の事態が起こってしまいます。
ここにさえ来なければ、きっとまだ元気に走り回っていただろう命。
やるせない気持ちで心が折れそうになる中、
[さらに事態は悪化しました]女性は複数の事業を手掛けており、前述の施設も彼女が運営しています。
内情は火の車。多額の負債を抱え行き詰った彼女は、
あろうことか、施設を土地ごと売りに出されてしまったのです。
そこに猫たちが暮らしているのにかかわらず、です。
過酷な境遇に耐え、必死に生き抜いてきたのに、今度はその住処さえ奪われてしまう。
猫たちを救出したいという思いは関わった当初からありました。
でも、その後はどうするのか?
こんなに大勢を養っていけるのか、新たな崩壊を生むだけではないのかなど
様々な不安に見舞われ、ずっと二の足を踏んでいました。
ですがこの一件で、私の心は決まりました。
保護するのも見捨てるのも全て自分の都合。
逃げ出すこともできず、翻弄されるしかない命のことなど考えたこともない。
そのような人の元に、これ以上猫たちを置いておくことはできません。
もう、終わりにしよう。私たちが助けてあげる。女性は経済難から、猫を手放すことにあっさり同意しました。
とり急ぎ借宿に全頭を移しましたが、
そこはいつ立ち退きを迫られてもおかしくなく、毎日が綱渡りのような状況です。
治療が必要な子も大勢いて、一日も早く落ち着いた場所へ引越さなければなりません。
物件を連日探し、ようやく購入までこぎつけたものの、
今度はリフォーム代が予想をはるかに上回り・・・
一難去ってまた一難、早くも頭をかかえています。
[里親様との出会いの場となる保護猫カフェを作り、一匹残らず幸せにしてあげたい]ボランティアさん達の努力もあり、殆どの猫は人馴れしています。
今は闇の中にいる子も、根気よく接すればいつか心を開いてくれるはず。
この子たちを優しい里親さんの元へ送り出し、スペースがあけば、
今までは助けられなかった猫たちにも新たな手を差し伸べることができるでしょう。
目標は、将来への希望が持てる息の長い猫カフェ。
そのためにも寄付だけに頼るのではなく、利益をあげ、
自走出来るシステムを構築したいと考えています。
猫カフェのイメージです![次世代へ繋げたい]一人で活動するには労力は勿論、経済面においても限界がありますが、
皆が自分の持ち分を活かし、団体で行動すれば、可能性は無限に広がると信じています。
これから開設する猫カフェがその拠点となれたら、
そしてできることならこの場所が次世代に引継がれ、
まだ見ぬ猫たちの「幸せへの通過点」であり続けてくれたら、
こんなに嬉しいことはありません。
私たちに力をお貸し下さい。
猫の数は26匹。本当ならもっと多かったはずなのです。
誰にも看取られず、力尽きた、何匹もの子たちを加えれば。
愛すべき、小さな命を守りたい。
どうかどうか、よろしくお願いいたします。
[店鋪情報] にゃんこカフェ■名前 :NEKOカフェの名前[にゃんこカフェ]
運営を[CATOPIA]が行います
■場所:大阪市大正区三軒家西2-13-25
■オープン日:2018年3月22日(予定)
■料金:1000円(税込み)から
■営業時間:15:00~20:00(水木定休)
※営業時間は現時点では確定しておりません。
[資金使途の内訳]当初賃貸で100件以上探しましたが、猫の数を言うと貸して下さるオーナーさんは無く、
思い切って購入に踏切りました。
昭和初期に建てたスケルトン物件の為、ガス、電気、水道のライフラインが出来ておらず、
リフォーム代金が予想以上にかかってしまい・・・
今迄頑張って貯めたお金を全て出してもまだ足りません。
でも、どうしてもこの子達を見捨てる事は出来ません。
そして可哀想な環境で暮らしている子達を一匹でも多く助け、里親様にバトンを渡すという
夢を実現する為に、ご協力をお願い出来ないでしょうか?
[資金用途は以下の通りです。]
解体工事/大工工事/内装工事 260万
ガス/水道/電気設備工事 40万
エアコン4台/空気清浄機3台 30万
照明器具 10万
キャットタワー/ テーブル/椅子 10万
■特定商取引法に基づく表記
|
目標は ¥1,000,000 に設定されています。
プロジェクトは 2018/02/20 に達成し、2018/02/23に募集を終了しました。
CATOPIAがプロデュースする「にゃんこカフェ」1時間利用券3枚 [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 20
CATOPIAがプロデュースする「にゃんこカフェ」1時間利用券6枚 [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 16 | 数量限定あと 4
オープニングパーティーご招待 [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 8 | 数量限定あと 7
アロマストーン+ワークショップの参加チケット1枚(猫カフェフリータイムチケットとしてもお使い頂けます) [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 1 | 数量限定あと 9
フォトフレーム [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 4 | 数量限定あと 6
アーティフィシャルフラワー+ワークショップの参加チケット1枚(猫カフェフリータイムチケットとしてもお使い頂けます) [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 1 | 数量限定あと 2
アーティフィシャルフラワー+ワークショップの参加チケット5枚(猫カフェフリータイムチケットとしてもお使い頂けます) [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 0 | 数量限定あと 3
【追加特典】あなたのニャンコ(ワンコ)をイラストレーターmojuniさんに描いてもらえる権利 [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 2
A4エコバック [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 30 | 数量限定あと 0
キャンパストートバック [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 30 | 数量限定あと 0
CATOPIAがプロデュースする「にゃんこカフェ」フリータイム利用券5枚+キャンパストートバック [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 20 | 数量限定あと 0
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