始めまして川越の観光地の路地裏でMonという半農半カフェの珈琲専門店を経営している増山です。
今年で5年目を迎えます。
開店当初は土日のみの営業でしたが、現在は金土日祝に営業しています。
休みの日は畑で野菜を作ったり、プールで体力づくりをしています。
2011年3月11日の東日本大震災を切っ掛けとして(前日にあるブラック企業を退職)、それまでのサラリーマンという安定的な収入が得られる生活を捨て、新しい生き方を模索しはじめました。
様々な試行錯誤の期間を経て、2013年7月に縁あってお店を購入したのを切っ掛けに、自分で内装を行い2014年2月16日に注文焙煎の珈琲専門店をOPENしました。
生活の珈琲でリーズナブルな価格珈琲は1週間で香味の40%以上が失われるといわれています。
珈琲に関してはいろいろなご意見があると思いますが、
ご飯が炊きたてがおいしいのと同じように、珈琲は焼きたてがおいしいと当店では考え、お店で出すホット珈琲は2種類のみ、当日焙煎した新鮮な珈琲豆のみを使用しています。
・本日のホットコーヒー290円(税込)
・本日の限定コーヒー390円(税込)
「本日の限定コーヒー」は一度は飲んでみたい珈琲シリーズというコンセプトで、ちょっと高価な珈琲を390円、数量限定でご提供しております。
世界一の珈琲といわれている「パナマエスメラルダ農園ゲイシャ」や「ブールーマウンテンNo.1」も毎月1回、定期的に390円でご提供しています。
珈琲豆の種類は40種類以上品揃えし、お客様が購入される珈琲豆は注文をいただいてから焙煎します。
宣伝は特に行わずに始めましたが、嬉しいことに珈琲がおいしいというお客様の口コミからだんだんと地元の方を中心にお客様が増えて、毎年売上は上がり続けています。お陰様で5年目の今年の前半(1~6月)も約30%の増収です。
観光地にありながら、お客様の約90%は地元及び近隣の常連さんです。
小さなお店なので、運営は基本的に一人で行っています。
家賃と人件費をかけないで地元価格の手ごろな値段で珈琲をご提供しようと考えていますので、珈琲をお出しするまでお時間がかかってしまいます。
しかし常連のお客様はとても良い方ばかりで、土日のピークの時間帯は小さな店内はお客様で一杯になり、珈琲をお出しするまでに30分以上お待ちいただくことも度々あるのですが、有難いことに、当店でお知り合いになったお客様同士楽しそうに会話をされながら珈琲が出てくるのを我慢強くお待ちいただいていております。
珈琲が大好きではないけど珈琲屋さん?よくお客様から「こんなに珈琲にこだわっているのだから、さぞかし珈琲が好きでお店を始めたんですね?」というご質問をいただきます。
でも私の答えは「珈琲は特に大好きというわけではありません。胃が丈夫でないのであまり珈琲は飲めない。」なのです。
「じゃ、なんでこんなにこだわっているの?」と質問が返ってきます。
「珈琲が好きなお客様が多く来店されるので、その方たちを喜ばせようとしていたらこんな状態になっちゃったんです。お客様を喜ばせると不思議とお店は繁盛するんです。」とお答えします。
それ以外にも「なんで金土日のみの営業なの?」、「普段の日は何しているの?」等色々なご質問があります。
そんなこんなで、色々な方からとても不思議な珈琲のお店といわれています。
順風満帆だから世の中へお返しをしたい!開店以来お店の形態を少しずつ変化させながら成長してきました。
開店当初は1階8席のみで営業を開始しました。
翌年には物置と野菜の乾燥に使用していた2階も客席として使用するようになりました。
3年目の5月には縁あってお店の隣の土地を購入する機会に恵まれ、外席と駐輪スペースを作ることができました。
無理に売り上げを伸ばそうとするのではなく、来店していただいた方に喜んでもらおうと自分ができることを少しずつ増やしていったら、良いお客様が増えていき、それに伴い自然と売上が伸びていくという理想的な成長の形です。
最初の2年間は売上も少なかったためにアルバイトをしていましたので「半農半カフェ+アルバイト」という生活でした。
3年目からはそのアルバイトもやめ、金土日の3日働いて、4日休む「半農半カフェ」という理想的な生活を送ることができるようになりました。
週3日のみの営業なので、サラリーマン時代とは違いそれほどたくさん稼ぐことはできないけども、なんとか生活ができ、週に4日も休み、自由に生きていけるようになったことにとても感謝するようになりました。
こんなに順風満帆なのだから何か世の中へお返しをしたい!という気持ちが芽生え始めました。
カフェ開業セミナーで恩返し当店にはカフェを開業したいという方がたくさんご来店されます。
色々なご相談もいただきます。
その都度アドバイスをさせて頂くのですが、営業時間中なのでゆっくりお話しできずに申し訳ないと感じていました。
そこで、少しでもカフェを開業したいという方のお役に立てればと、2年前からカフェ開業セミナーを「Mon流小さなカフェ兼珈琲豆屋」の始め方というタイトルで年1回開催を始めました。
嬉しいことに、それぞれのセミナーに参加された方が2組、今年開業されました。
恩返しは川越にお店に来店されるお客様はとても良い方ばかりで、そのお客様に感謝するとともに、川越で商売をさせてもらっているのだから、恩返しをするのならばやっぱり地元の川越の役に立つようなことをしたいと考えるようになりました。
恩返しの気持ちと子供食堂がつながった瞬間そんなことを考えていた時に、2017年3月30日(木)のテレビ東京のカンブリア宮殿で「子供食堂」を知りました。
何気なくその番組を見ていて、「1日に給食以外はバナナ1本の食事しかとれない子供の話がありました」。
おなかをすかしているその子供のことを想像したときに、自然と涙が溢れ、いてもたってもいられなくなりました。
「自分が恩返しをするのならば子供食堂ではないだろうか?」という気持ちがその時芽生え始めました。
家内に相談するとすぐに賛成してくれて、有難いことに自分も手伝うといってくれました。
調べてみると、川越にも子供食堂が何件かあることを知り、その中のひとつの「ひだまり子供食堂さん」に伺って話を聞かせていただいたり、川越の隣の三芳町にある「おなかま子供食堂さん」で子供たちと食事をいただいたりしました。そして有難いことにたくさんのアドバイスもいただきました。
子供食堂を始めるためにキッチンカーを約60,000円で自作・キッチンカー材料費58,382円
2017年12月4日から自家用車スズキ・エブリをキッチンカーに自作改造し始めました。
改造専門の会社にお願いすると約65万円かかることが分かり、予算や車検の関係から自分たちで製作することにしました。
最近は、ユーチューブでキッチンカーを自作する動画が見れたり、キャンピングカーブームでキャンピングカーを自作するためのシンク・換気扇等がインターネットで手軽に買えるようになっていました。
そのお蔭で当初予想していたよりも簡単に作ることができました。
お店が休みの日に空いている時間を使って作ったのですが、実質的な作業は1日3~4時間、13日間で作ることができました。
そして2018年2月8日に完成し、翌週の2月14日に保健所の飲食店営業の許可を取得することができました。
私たちが行う子供食堂の概要・対象:ひとり親世帯の子供と親御さん
・料金:無料(子供も大人も同じ)
・定員:20名
・2018年9月スタート
・月1回
・平日17~19時
・開催場所:川越市内の公民館(予定)
・参加する際のお願い
会員制(事前の登録をお願いします。)
※ボランティア行事保険への加入 (開催者負担)とアレルギー未対応の同意をいただくためです。
日本の子供の貧困率は13.9%、実に7人に1人といわれています。
また日本のひとり親世帯の貧困率が約50%と先進国の中でも最悪といわれています。
子供食堂の課題の一つが、対象となる子供たちにどのようにしたら子供食堂に来てもらえるかということがあります。
そこで私たちは、キッチンカーを使うことで、楽しいワクワクするような子供食堂というイメージを持ってもらえるのではないかと考えました。
また確率論から考え、ひとり親世帯の子供たちを対象とすることで、必要とする方たちに支援が届くようにしたいと思いました。
「からぽっの冷蔵庫 米山けいこ著 東京図書出版」を読んで知りましたが、子供の貧困の問題は食の問題だけではなく、普通に暮らす子供達と同じ経験ができずに成長していることもあるそうです。
夏休みに山や海にキャンプに出かけて楽しい思い出作りができないということがあります。
ですから私たちの子供食堂は単に食事を提供するだけでなく、参加してくれる子供たちの思い出になり、開催日を楽しみにしてくれる「心がワクワクする子供食堂」、「明るく暖かく思い出に残る子供食堂」にしたいと思っています。
子供食堂の運営費子供食堂の運営費は毎月約1万円かかる予定です。
この費用は自腹とお客様からの募金や食材の寄付等で賄うつもりです。
【内訳】
・食材費6,000円(300円×20人)
・おやつ代1,500円
・公民館使用料1,200円
・ボランティア行事保険580円(28円×20人)
・備品代その他700円
子供食堂でクリスマスパーティーを開催したい、子供の誕生日にプレゼント(図書カード1,000円分とお菓子500円分)を差し上げたいので10万円のご支援をお願いします食事の提供以外に、毎月ワクワクするようなイベントをすることは物理的にも金銭的にも厳しいですが、クリスマスパーティーと子供の誕生日にはささやかプレゼントを差し上げることができれば少しでも楽しい思い出なるのでは考えました。
そこで今回のクラウドファンディングでは、クリスマスパーティーの費用と子供の誕生日月に差し上げるプレゼントの資金をご支援いただければと思います。
【クリスマスパーティー内訳】
クリスマスパーティー費用55,000円
・食材費20,000円(1000円×20人)
・ケーキ代10,000円(500円×20人)
・プレゼント代20,000円(1000円×20人)
・飾り付け代2,000円
・備品代その他3,000円
【子供達への誕生日プレゼント内訳】
誕生日プレゼント費用30,000円(1,500円×20人)
・図書カード20,000円(1,000円×20人)
・お菓子10,000円(500円×20人)
※誕生日のプレゼントは定員20名が全員子供の場合で金額は計算しています。
20名よりも子供が少ない場合には、子供たちの食材費・おやつ代に使用させていただきます。
※クラウドファンディングの手数料10%が必要となるために実際に必要な金額よりも多く設定させていただきました。
毎週川越のどこかで子供食堂が開催されるのが理想埼玉県の他の自治体の事例を見てみると活発に開催されているところもあることを知り、それと比較すると川越は人口の規模の割には子供食堂の数が意外と少ないという印象を受けました。
ちなみに子供食堂の数は日本全国で2,200件以上あるといわれています。
自分たちが子供食堂を始めても恐らく20人くらいしかお招きすることはできないので、それほど大したことはできないけれど、自分たちが始めることで、川越のどこかで毎週子供食堂が開催されているような切っ掛けになればうれしいなと思っています。
皆様のご支援をどうぞよろしくお願い致します。
■特定商取引法に基づく表記
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キッチンカーにお名前を掲示させていただきます [税込み]
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サポーター数 4 | 数量限定あと 16
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