こんにちは!
リフルプロジェクトメンバーのヤマモトです。
今回はリフルのボディで使用している木製ボディの試作立ち合いのため、制作現場に行ってきました。
工場の周りに置かれてる乾燥中の大量の丸太
制作協力していただいている協力工場は、富山県下新川郡という山と緑に囲まれた自然豊かな場所にあります。
(この日はあいにくの曇りでしたが晴れてたら絶対気持ち良い場所です・・・)
リフルのボディに使用する山桜の原木
リフルに使用する木は、国内で伐採した山桜の原木を使用します。
上の写真はある程度乾燥させた原木で、これからブロック状にカットして加工していきます。
左からブロックに切り出し出した材、加工機のチャックに取り付けるための角材を接着した材、機械で切削した材、という工程で制作していきます。(真ん中2つは同じ物です)
ボディの内側を切削する前に、木材水分チェッカーを使って乾燥具合をチェックします。
十分に乾燥してない状態で加工してしまうと、加工後に乾燥して形が変わってしまったり、割れたりしてしまうのでこの作業はすごく重要なんです。
そして加工機にセットして削り出しです。
ボディの外側は奥に写っている刃で削り出して、ボディの外側はエンドミルで削っていきます。
切削加工が終了したら、機械から取り出し寸法のチェックをしていきます。まだ試作の段階なので調整が必要ですが、ここもガラスフードとの干渉部分なので重要なポイントです。
これであと、スイッチをはめる穴を加工して、塗装をして完成です。
ここまで機械で削ってるので、簡単そうに見えますが、調整やセットにすごく神経を使うのでプロにしかできない作業なんです。
リフル木製ボディの製作を協力していただいてる、株式会社昭栄家具センターの清水さん(左)と、尾山製材株式会社の尾山さん(右)です。
清水さんは家具だけではなく「建彦木工」というブランドで、繊細で魅力ある製品をつくっていますので是非Webサイトもチェックしてみてください。→ http://www.tatehiko.jp/
尾山さんも常に新しいことに挑戦されているようで、今は原木を漬け込んだお酒を造っているそうですよ。
最後に、愛知~富山の道中トラブルありのバタバタな日帰り出張でしたが、せっかく富山に来たのでお昼くらいはと思って、富山名物「富山ブラック」というご当地ラーメンを食べました。
見た目のまんまで醤油を濃くしたラーメンで普通の醤油ラーメンのノリで食べるとびっくりする味の濃さですが、食べだすと癖になる味です!
皆さんも富山に来た際は、美味しい刺身ではなく富山ブラックをぜひっw
実は富山生まれのヤマモトの制作現場レポートでした~