こんにちは。
Re:fulプロジェクトメンバーの藤川です。
今日はRe:fulがどうやって生まれたのか、その「生い立ち」について少しお話しします。
「暖める炎」から「魅せる炎」へ
Re:fulのプロジェクトが始まったのは、およそ3年前です。
これまで私たちの会社が得意としてきたのは、「暖めるための炎」。
でも、ゆらゆらと不規則に揺らめく「炎」もまた、見ていて飽きの来ないものです。
そういう「炎」の良さ、魅力もお伝えできないだろうか。
そんなところから、このプロジェクトは始まりました。
炎から始まり睡眠へ
炎と言えば、バーベキュー、キャンプファイヤー、キャンドル、ランプ……。
炎を見ていると、ぼぉーっとする、ワクワクする、暖かい気持ちになる、安らぐ、ドキドキする……。
メンバーでブレストやインタビューを重ね、たどり着いたのは「眠りにいざなう炎」。
仕事にプライベートに、毎日アクティブに行動して充実感を味わっている人たちの小さな不満、それは「睡眠の質」でした。
今の睡眠に本当に満足している人は1割。小さな不満を抱えている人が多かった。
毎日充実してるよ!という人は、「睡眠の質」を高めることの大切さを知っています。
だって仕事の悩みやストレスを抱えて眠りについたら、次の日、頑張れないですから。
でも、気を付けていても「なぜかよく眠れない」、「寝たはずなのに起きたら疲れてる」
そんなことを感じたことはないですか?
そんな悩みを少しでも解消するお手伝いを、”炎”を通じてできないだろうか。
ここがスタートラインでした。
入眠前に心身をリラックスさせるのがどれだけ大事か。皆さんもう知ってますよね。
ちなみに睡眠の質を下げてしまう代表例「ながら睡眠(何かをしながら寝てしまう)」。
70%近い人が「ながら睡眠」をしていて、そのほとんどの人がスマホやテレビを見ながら寝ている。
驚きましたが、私もその一人でした。
暗い部屋でのスマホやテレビは、ブルーライト、新しい情報の流入など、せっかく眠りにつこうとしている頭を興奮、覚醒させるものばかりです。
私もよくやってしまうのですが、やはりスマホを見ながら寝る、というのは一番良くないですね。
Re:fulの最初の名前は「new-min(入眠)」
「心地良く眠りに入るための炎 new-min(入眠)」
それが私たちの最初の提案でした。
最初の提案”new-min” ”re:ful”と形は違いますが、ガラスフードに木製ボディは最初から。
キーワードは「就寝前の一時間」、「暖色系の灯り」、「炎が持つ1/fゆらぎ」
睡眠について調べる内に、睡眠障害の研究をしている大学や病院の先生、寝具や睡眠グッズの開発に携わる方々にお話を聞きに行ったりしました。
そして、そこから得られた「睡眠の質」を高めるための3つのキーワード。
●就寝前の一時間
●暖色系の灯り
●1/fゆらぎ(ピンクノイズ)
これらのキーワードは”Re:ful”にも受け継がれています。
【後編】に続く