[活動報告] 10月4日カンファレンスまであとわずか！ | 太陽光と健康の関係についてのカンファレンスを開催したい！

2019-09-26 20:52:11 活動報告一覧に戻る

10月4日カンファレンスまであとわずか！

カンファレンスの大きな４つのトピックをご説明いたします

環境分野、医療/ヘルスケア分野、ドイツのヘルスケア最新情報、コストの問題と経済的効果に関して、建築/産業分野

オレンジ色と緑色、茶色と紺色にグループがわかれていますがそれぞれ、意味があります。それは、オレンジ色＝環境分野、緑色＝医療/ヘルスケア分野、茶色＝ドイツのヘルスケア最新情報、コストの問題と経済的効果に関して、紺色＝建築/産業分野です。

環境分野

日本では太陽の日差しの中外を歩く時、紫外線カットのアイテムで対策することが常識になっています。このような生活習慣によって、シミ、そばかす、光老化などは避けることができるかもしれません。しかし、日光を避け、日光浴をしない都市型の生活が原因で、様々な健康上の問題が起きているのです。人間の身体には太陽の光が適度に必要です。なぜでしょうか？「太陽の恩恵」の大きな要素の一つに、日光から身体で生成されるビタミンDがあるからです。本カンファレンスの最初の講義として、環境の分野の専門家に私たちに必要な日光の量に関し、最新の情報を発表していただきます。講師：中島英彰先生　国立環境研究所地球環境研究センター主席研究員

医療/ヘルスケア分野

近年こどものビタミンＤ欠乏症が増えています。日光浴をしなくなったことが原因で起こる健康上の問題は数えきれません。男性、女性、乳幼児、老年誰一人取り残すことなく、正しくヘルスケア対策を取っていくために何が必要でしょうか。太陽光の健康に対する影響に関し、医療分野の専門家の先生方に様々な問題をご説明いただきます。講師：津川尚子先生大阪樟蔭女子大学教授、健康栄養学部健康栄養学科　公衆衛生学研究室　　　坂本優子先生順天堂大学医学部附属　練馬病院　整形外科スポーツ診療科　准教授　　　本田由佳先生慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師、慶應義塾大学　　　SFC研究所上席所員 (健康情報コンソーシアム) 　　　浦島充佳先生東京慈恵会医科大学教授、分子疫学研究部部長、小児科専門医　　　宮沢隆仁先生新井病院脳神経外科医師

【グループディスカッション：日本人のビタミンD栄養低下の原因とその改善について：ライフステージに応じた問題点】

日本人、特に女性と子供の栄養と骨の状態、ビタミンDに対する意識について各専門分野のデータを基に討論していただきます。小児、ジュニア女性アスリート、妊婦、授乳婦、プレコンセプションケア世代（20-30代）などがキーワード。講師の先生：津川尚子先生　　　　　　坂本優子先生　　　　　　本田由佳先生

ドイツのヘルスケア最新情報、コストの問題と経済的効果に関して

日本よりも日照条件の悪いドイツ、オーストリア、スイスでは、人口の少なくとも80パーセントの人々がビタミンD欠乏症に悩まされている、との報告もあります。ビタミンDが欠乏すると、細胞代謝が阻害されます。そのため、あらゆる慢性疾患の発症と進行、生活習慣病などにビタミンDが関与している、と指摘されています。また、病気が原因で引き起こされる医療費の増大をどのように抑えていくのか、会社が負担する医療費をどのように少なくしていくのか、世界共通の解決すべき大きな課題です。ドイツのヘルスケアの専門家とエコノミストに私たちが抱える問題と解決の糸口をご説明していただきます。講師の先生：ヨルグ・シュピッツ先生　　　　　　イェスパー・コール先生

建築/産業分野

太陽光は心身の健康と日常のパフォーマンスの質に大きな影響を与えています。目に見える光の可視光線、波長が短い紫外線、波長が長い赤外線、それぞれに悪い部分もあれば、有効活用できる部分もあります。紫外線などの光を研究してこられた専門家に太陽光の特徴をまず詳しくご説明いただきます。私たちの生活・住空間では太陽光に代わる照明の開発が着々と進んでいます。日常の活動のパフォーマンスをあげるために、またはヘルスケアのために、いったいどのような開発とデザインがなされているか、人間工学の専門家と、デザイン照明の専門家に最新の情報をご説明していただきます。講師の先生：佐々木政子先生　　　　　　安河内朗先生　　　　　　小西美穂先生