VOLVEプロジェクトは、現在250名を超える方々にご支援いただくまでになりました。
ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。
本日はVOLVEの一般販売価格と特典価格についてお話したいと思います。
原価について
VOLVEの一般販売価格(プロジェクト終了後、一般市場で販売される価格)については、55,800円(送料・税込み)を予定しています。
この価格はバッグとしてはかなり高い・・なかなか手が出ない価格帯です。
では、なぜこのような価格設定となっているのか?
物をなるべく多く売ろうとする場合、販売に関わっていただく方が多いに越したことはありません。
例えばメーカーから卸売り業者を経て多くの小売店ルートへ、そして消費者の皆様へ。
多くのチャネルを活用するためには、中間で関わる方々の数に比例した費用も必要となってきます。
しかしその分、大量に生産することで原価を抑えることが出来ます。
万単位で生産すれば、生産コストを圧倒的に抑えることが可能になります。
リミッターなしの常識はずれな盛り込み具合
ここでVOLVEに話を戻します。
今回のプロジェクトのコンセプトは、ユーザー達のためのユーザー達によるバッグ作り。
アンケートを通じて皆様からいただいた熱い要望やアイデアを反映しながらも、いちユーザーである我々開発メンバーも絶対に使いたくなるものになるようとことんこだわってみよう!と、わがままリミッターを外した結果。。。
外生地の選定ではどうしても妥協を許せず、ドビー織にポリウレタンコーティングを施し、機能性と見た目の風合い両立させたオリジナル生地をVOLVEのためだけにロールから生産することにしました。
特注生地で機能性と見た目の風合いを両立
また専用ならではのモジュール感がなんとも心地よいオリジナルポーチが複数個付属するなんてことは前代未聞と言えますし、使い勝手をこれでもかと追求したショルダーパッドの特殊形状や、ジッパープルにアルミ無垢材パーツを採用する点など、こだわりすぎたポイントの枚挙にいとまはありません。
さらには開発を行なっていたさなか、思いがけずコロナ禍に突入。それならばと99%ウィルスを減少させる生地バイラルオフの採用を追加!している間に思いついたアイデアをさらに追加!と、盛り込み要素は止まることを知りませんでした。
コロナウイルスにも効果のあるバイラルオフ生地
しかし、ものづくりにおいて過度のこだわりとやりすぎは天敵です。
こだわりや盛り込みが過ぎると原価は跳ね上がり、先ほどの理由から物の価格は場合によって原価の数倍になるのです。そして実際、カバン作りに携わる第3者にお見せしたところ「これは随分と欲張りに盛り込みましたね」と驚かれました。
業界的にあまりに常識はずれな盛り込み具合を見て「これで売れる価格になるなら苦労しない」とも思われたのではないでしょうか。
流通距離を最短にすることで実現した大幅割引
でも、でも。我々はこの開発のコンセプトに共感してお待ちいただいている皆様に、ありきたりな物や妥協点が多いものをお届けすることがどうしても出来ませんでした。そして、VOLVEの生産個数が数百を超えることはありません。
VOLVEプロジェクトの特典価格は、この活動報告の日付現在、ご提供中の早割価格が32,800円となっており、41%という大幅な割引率は、クラウドファンディングを活用することでメーカーから皆様への流通距離を最短にしたことによってはじめて実現しているものです。
そして、この価格での提供は数量限定・期間限定となっております。
このようにして生まれたVOLVEは、まさに唯一無二のバッグです。
ありふれたバッグを持つことに抵抗感がある方はもちろん、今後、このような非常識な開発が増えていくと楽しいな。と応援してくださる方々からのご支援を心よりお待ちしております。
きびだんご 岩崎・青井