日本唯一の不思議な「虎斑竹」自動車でお客様を乗せて走りたい!
万能の「竹虎タオル」は汗もふけるし、防寒にもなるし、鉢巻きにも使える。虎竹の里では「マフラー」とも呼びよります!?
ここ一番の大勝負という時、竹虎四代目の首には決まってマフラーが巻かれちょります。マフラーやのうて、タオルやないか!…いえいえ、虎竹の里では竹虎タオルをマフラーとも呼ぶがです(^^)
何の変哲もない白いタオルですが、竹虎のロゴマークと「日本の竹材専業メーカー(株)山岸竹材店」大きく印刷されちょって、まっこと渋いがぜよ!汗もふけるし、防寒にもなるし、鉢巻きにも使える、万能の竹虎タオルながです。
以前に自分が竹の仕事が好きでなかった、というお話をさせていただきました。実はそれと同時に会社の名前もイヤでイヤで仕方なかったのです。
「山岸竹材店」
どことなく古くさくて、ダサくて、格好が悪いぜよ。横文字で都会的、お洒落な社名にいつか変えたい、早く変えたいと人知れず心に決めていたこともありました。しかし竹業界の斜陽化が進むにつれて、 気が付けば「竹材店」と名前のつく会社がほとんど見当たりません。自分も竹材店に勤めて長くなったせいですろうか。次第に「山岸竹材店」、この社名に愛着を感じるようになってきたがです。100年も続いちゅう社名を自分が変えるらあ、とんでもない!山岸竹材店の名は曾じいさんの代から受け継いだ宝、竹虎の屋号は誇りぜよ。
だからこの竹虎タオルは、一切の販売をしよりません。価格など、とてもつけられないのです。特別な時だけ、そう例えば虎竹自動車プロジェクトが実現するような特別な時にだけ、感謝の気持ちを込めてお配りさせていただくがぞね。
おかげさまで竹虎は昨年、虎竹の里がある須崎市にて開催された「須崎市制施行60周年記念式典」で産業功労表彰を受賞させて頂きました。授賞式でも晴れ舞台でも、もちろん首には竹虎タオルを巻いちょります。
40年前から変わらない竹虎二代目がデザインした、竹虎タオル。
年末に「ろくなボーナスも出せんけんど…」そう言うて
一人一人の社員に頭を下げて竹虎三代目が手渡した、竹虎タオル。
晴れ舞台くらい正装したらどうかえ?そんな声も聞こえてくるかもしれません。けんど自分にとって、これ以上の正装は他にないがです。竹虎四代目が首に巻いちゅうのは、竹虎121年の歴史やき。