こんにちは。Freedrum事務局です。
前回のご報告から時間が空いてしまいましたが、メーカーより届きました現在の生産・出荷状況に関してご報告いたします。
テスト生産まで進んでいるFreedrum2ですが、誠に残念ながら、前回お伝えしていた予想出荷日からさらに延期する報告を受けました。
・軽量化を図り一部デザインを変更したこと
・認証取得に時間を要していること
が主な遅延の原因で以下にその詳細を載せさせていただきます。
新しいお届け時期と返金につきましてもご案内がございますので、最後までお読みいただければ幸いです。
量産試作
必要な部品がすべてスウェーデンに揃い、量産試作が開始されることになりました。これは、本生産に移行する前にテスト用に生産を行う工程です。スウェーデンの工場から、最初のPCBを加工している映像をご紹介します。
世界最大規模の楽器見本市へ出展
先日、カリフォルニアで開催された世界最大規模の楽器見本市「NAMM」に出展。
初めて公の場でFreedrum2とFreedrum Studioアプリのデモを公開しましたが、多くの方からポジティブな反応をいただきました。
Freedrum2を試されている様子は下記動画をご参照ください。
9:06頃からご覧ください
3:07頃からご覧ください
素材変更を決断
プロのドラマーを始め、数百人の方に実際にFreedrum2をお試しいただき、ユーザーエクスペリエンスを限界まで追求したところ、多くのドラマーの方から「スティックがやや重すぎる」と一致した意見をいただました。Freedrum2では、通常のドラムスティックに比べ、センサーや電池分がどうしても加わってしまうためです。
そこで、今回Freedrum2のスティック本体の素材をメイプルに変更することに致しました。そうすることで、15gの軽量化を実現出来、付随してより良い演奏体験と、カーボンフットプリントの削減が可能になりました。
しかしながら、新しい供給先からの素材調達、さらにはスティックの加工に必要な新しいツールを製作する必要が出て来たため、スティックの製造工程に遅れが生じました。今回のデザイン変更によって、結果的に全体の工程が4週間以上後ろ倒しとなる予定です。
認証取得
現在、製造過程に必要な認証の取得に想定以上の時間を要している状態です。リスクを最小限に抑えるため、外部の機関が当社の認証を最終的に承認するまで、量産は行わない予定です。
一刻も早く認証が下りる様、できることはすべて行っていますが、多くは自分達の領域外であるのが現状です。今後、詳細が判明次第、改めてお知らせいたします。
今後の配送時期の見通し
上記の影響を受けまして、現時点でのメーカー出荷時期は11月頃を見込んでおります。
度重なるお届け時期の延期を招いてしまったことは大変遺憾であり、商品の到着を心待ちにしてお待ちいただいている皆さまには重ねてお礼とお詫び申し上げます。
しかしながら、Freedrumチームは、Freedrum 2が品質管理のすべてのすべての項目をクリアしない限り決して出荷しないというポリシーのもと、日々製造プロセスの中で反復的に見直しを行っております。
皆様にお手にとっていただいた際、満足いただけるものをチーム一丸で作り上げておりますので、何卒ご理解いただけますと幸いです。
返金に関しまして
今回の出荷遅延を受け、再度メーカーとの協議の結果、希望する方には支援のキャンセルおよび返金を受け付ける事となりました。
ご希望の方は下記フォームよりご連絡お願いいたします。
大変恐れ入りますが手続きの関係上、締め切りは【2022年8月10日(水)】までとさせていただきます。また希望者へのご送金は9月末となる予定です。
更に使いやすい製品へ
先ほどお伝えしたように、Freedrum2のスティックを15g軽量化させることに成功、この変更によりプロジェクト開催時の試作品よりも更に使い勝手が良くなりました。
キャンセルせずにお待ちいただけるみなさまには、当初の期待を上回る良い製品を提供できると自負しておりますので、お届けは少し先になりますが、楽しみにお待ちいただけると幸いです。
Freedrum事務局