4thサンプル修正中!
4thサンプルが上がってから最終の修正を進めています。
このご時世なのでビデオ会議やチャットツールを駆使し、思いついたら即意見交換。
少しずつですが、着実に進んでいます。
これまで3rdサンプルまでに3回修正をして、修正のたびにブラッシュアップされていますが、4thサンプルもとことんこだわります。
もう少しです!
特にこの背当てから伸びる左右のストラップ。
この長さと仕組みにこだわっています。
この背当てストラップはバッグ本体のショルダーベルトに巻いて留める仕様になっていますが、ショルダーベルトを斜めがけにしているため、左右に求められる長さが異なります。
例えばパパの右肩にショルダーベルトをかけて使う場合、パパの右側(子どもの左側)のストラップは短くないと背当てが弛んでしまいます。
一方で、逆側(パパの左側)のショルダーベルトは背中を通ってから左前に来るため、背当てから少し距離があります。
このストラップな長さが長すぎると背当てが弛んでしまい、短すぎると子どもが窮屈になります。
これはストラップが長すぎて背当てが弛んでしまっている状態。
この状態だと、万が一の時に子どもを安定して保持できるか少し不安になります。
そしてパパバッグを使うパパは、皆さん決まって右肩をショルダーベルトを掛けるわけではなく、人によっては左肩にかける方もいらっしゃるでしょう。
そうなるとこの背当てストラップも、ショルダーベルトを右肩に掛けても、左肩に掛けても、どちらでも長さ調節できる必要があるのです。
この画像は、パパはバッグのショルダーベルトを右肩に掛けているので、お子さんの左肩に位置するストラップは短めが望ましいですが、左右ともこの長さでは逆側が留まりません。
逆サイドはある程度の長さが必要になるんです。
そして、バックのショルダーベルトを右肩ではなく左肩にかける場合、ストラップに求められる長さはその逆になると。
ム、ム、ムズイ。
改善策は実際に修正して試す。
改善策を思いついたら、簡易的に手を加えて試してみます。
ストラップの長さを短くしてみる、左右非対称にする、ホックの位置を変える、増やすなどなど。
ストラップが落ちてこないようにループをつけてみたり。
現時点では1歳児と2歳児でモニタリングを行っています。
月齢によってもストラップの長さは変わってくるので、どのように長さ調査をできるか、日々悩み中。
ストラップの長さを検討しつつ、背当て自体に自立する強度を持たせられないかという案も検討中。
背当て自体にハリがあれば、ストラップが緩んでも背当てとしての形状を維持できるのでは、というところです。
だだし、それによって作り方が複雑になったり、耐久性が落ちてはいけないので、色々な案を慎重に検討しています。
抱っこひもの安全基準をクリアするために。
背当て以外にも落下防止構造や、隙間なども最終チェック中。
パパバッグキャリアーモデルはこの後、試験機関にて抱っこひもの安全基準に沿った検査を行います。
日本の抱っこひもの安全基準では
・乳幼児の手足の届く範囲で、5mm-13mm程度の隙間はないか。
・緩く着用した状態で左右に体を傾けたり、軽くジャンプしたり、屈みながら手を下ろしてみて、抱っこ具の中にいるお子様が落下しないか。
などの試験も行われます。
そして、引っ張り強度を調べる繰返し引張検査や、10kgの重さの砂袋を100回落下させる落下衝撃試験も実施します。
これらの基準をクリアすれば、いよいよです。
クラウドファンディングをご支援いただく皆様へ、確かな品質のパパバッグをお届けできる準備が整うわけです。
クラウドファンディングは6月早々にスタートします!
実はパパバッグキャリアーモデルは既に安全基準の検査を一度は行っており、その結果を踏まえて4thサンプルを作っています。
そして最終修正もコツコツと進め、ようやくクラウドファンディングをスタートできる日が見えて来ました!
ズバリ、6月早々にスタートしたい!
さほど間を開けずに、次回の活動報告でプロジェクトスタート日をお伝えします!
乞うご期待ください。
プロジェクトのフォローをお願いいたします。
2018年にキッズデザイン賞を受賞した「パパ&ママ140人と考えた理想のパパバッグ」は、数少ない男性用の子育てアイテムとして、これまで7型13色のモデルを発表してきました。
そして2021年夏に、さらに進化した最新モデル「キャリアーモデル」を現在鋭意開発中です。
是非、プロジェクトページをフォローいただき、製品化までを応援いただけると幸いです。