シチリア島のオリーブオイル農家と直接契約！家族経営で丁寧に作ったトロトロのオリーブオイルを届けたい！

■初めましての方、二度目の方、三度目の方
  こんにちは！

こんにちは、クォーレインターナショナルの鎌田です。 私は過去に２回、きびだんごでオリーブオイル関連のプロジェクトを開催しました。

▼フレッシュ！フレッシュ！空気の入らない特殊ボトルで、 希少シチリア産オリーブオイルを搾り立てそのままに届けたい！ ▼フレッシュオリーブオイルで「オリーブオイルマヨネーズ」が作りたい 　

その際には多くのご支援をいただき、おかげさまでプロジェクトはどちらも成功に終わりました。 ご支援下さったみなさん、大変ありがとうございました。

今回は３度目の挑戦として、再び今年もシチリア島のフレッシュなオリーブオイルを届けたい、というプロジェクトを掲げました。しかし、１回目のオリーブオイルとは、実は少し違うんです。

■シチリア島から届いた悲報

濃厚で、フレッシュで、地産地消のため日本にはほとんど輸出されていない、シチリア島の希少なオリーブオイル。

今年も再び、このオリーブオイルをみなさんに届けたいと張り切っていたある日のことです。

これを輸入していた先の、生産農家のレイモンドさんが急にお亡くなりになったという悲報が入りました。

私は、愕然としました。

シチリアで私たちを暖かく迎えていただき、素晴らしいオリーブオイルの世界を教えていただいた頑固オヤジのレイモンドさんにもう会えないかと思うと、残念でなりませんでした。

オリーブオイル職人のシチリアの頑固オヤジ、レイモンドさんと

そしてその後、さらに辛いニュースが入ってきました。

レイモンドさんのオリーブ農園と工場、会社は売却されるということになり、 オリーブオイルの輸出はできなくなってしまった、という連絡が入ったのです。

この急な事態に、私はもちろん、スタッフたちもショックを隠せませんでした。 イタリアのスタッフたちとも色々と打ち合わせをしましたが、 最終的には「もう、同じ品質のオリーブオイルの輸入をすることは出来ない」 という結論に達しました。

非常に残念ですが、受け入れるしかありませんでした。

■新たな輸入先を求めて、シチリア島へ！

しかし！いつまでも悩んでばかりはいられません！！

我々は、今年もシチリア島のフレッシュオリーブオイルをお届けしたいと思っているのです。

そこで2014年夏、私たちソロナチュラーレの主要メンバーは意を決しました。 新たな「最高のオリーブオイル」を求めて、シチリア島へ飛んだのです！！

■新たなオリーブオイル工場との出会い

毎回イタリアに行くと、ただ人から伝え聞いたり 自ら販売しているだけではわからない、 イタリアの食の豊かさを体験することができます。

豊かな食材、豊かな食事。

そんなイタリアの料理に欠かせないものと言えば、やはり「オリーブオイル」です。

というわけで、本当においしいオリーブオイルを求めて、 理想的なオリーブオイル農家を探すことにしました。

すると幸いにも、今回も素晴らしい農家さんに出会うことができました！

実は以前にオリーブオイルを輸入していたレイモンドさんを紹介してくれたのは、 KoKoRo社の現地社長の甥のジャンニさん（シチリア・アグリジェント在住）でした。

その彼がレイモンドさんの急逝の後、 オリーブオイルの調達に困っているだろうということで、 私たちがアグリジェントに到着するまでに 信頼おけるオリーブオイルの生産者を準備していてくれたのでした！

そのような経緯でご紹介いただいたのが、 Provenzani　Rosario社のみなさんです！ （Olio Provenzaniはブランド名だそうです）

我々が訪問したら、暖かく家族全員で出迎えてくれました。 ちょうど社長さんも日本に訪れたことがあり、 日本にもオリーブオイルを輸出したいと思っていた矢先に我々の訪問という、 なんとも偶然な巡り合わせでした。

■まずは、オリーブオイルのテイスティング

さて、いよいよ肝心のオイルの味はいかに！？ということでテイスティング。

答えは……

「うん！Bounooooo!!!!!!!」

これこそが求めていたオリーブオイルだ、と盛り上がりました（笑）

■でもレイモンドさんのオイルとは…「少し違う！？」

そして、レイモンドさんのオイルと比較のテイスティングを。

すると、

比べてみると… なにか少し違うのです…

もちろん、畑の場所も違う、オリーブの木も違いますから、全く同じでなければならないとは考えていませんでしたが、レイモンドさんのオリーブオイルを彷彿させる雰囲気は欲しいところ！

でも、これ以上どうしたらいいのか？

Olio Provenzaniのオイルは素晴らしいクオリティで、オーガニックやBioの認定もあり、美味しいことは間違いない。

そう、確かに美味しいのです。

でも…なにかが少し、違うのです。

かといって、これ以上の生産者に出会うことは、滞在する日程的にも難しいという状況でした。 困ってしまった私たち。うーん。

これで決めるのか？？？

迷いながらも、お昼時間になったので、 腹が減っては戦はできぬと言わんばかりに、とりあえず皆でお昼ご飯に（笑） 少し頭を休めて、考えてみることにしました。

この機会に、自慢のオリーブマヨも試食していただきましたｗ。こちらも好評です。

■感動！「樹齢800年の木」もある立派なオリーブ農園を視察しました！

お昼を楽しくいただいた後、続いては期待のオリーブ農園へ案内していただきました。 工場のすぐ近くかと思ったら結構、山の奥でした……

一番メインで活躍している樹齢２０－２５年のオリーブの畑です

この樹齢が一番多く収穫出来るそうですが、大量の水を必要とするということでした。

そして圧巻だったのが、この樹齢８００年クラスの木が２０本ほどある畑

素晴らしい！！！

１本の木からの収穫量は２０－２５年の木には及ばないものの、

なんと！！幹に大量の水を蓄えることが出来るので、水やりの必要はないそうです。

そして今も現役で収穫しているとのこと

この石の下に井戸があり、農園のオリーブの木に供給されています。

■徹底管理された安心の工場もしっかりチェック！

そしてもう一度工場に戻り、さらにオイルの質を確かめるために、 オイルの製造設備と品質管理もしっかり見せていただきました。

工場では温度管理を徹底しており、一年中フレッシュなオリーブオイルを提供できます。

保管の室温まで管理する工場は少なく、この設備を持つオリーブオイル生産者は少ないそうです。

【プロヴェンザーニ社の紹介ムービーです】

■「オリジナルブレンド」という素晴らしい提案！

そして、商品等の説明を色々と受けている時に、Provenzani社の社長から一つの提案がありました。

「イタリア人は味の強いオリーブオイルを好みます。私たちのオリーブオイルもそれに合わせて作っていますが、もし、日本人がもっとソフトなものを好むのであれば、あなた方の為にオリジナルブレンドを作りましょうか？」

「ん？オリジナルブレンド？？」

「そんなことが出来るのか？」　「て言うか、やってくれるって言ってるよ！！！！」

「おーなんか凄いな！　それが出来たら世界で一つだけのオリーブオイルだ！」

ということで、弊社向けの『フルーティでいい具合の辛味があるオリーブオイル』を、オリジナルブレンドで作っていただくことになりました。

実は以前輸入していたレイモンドさんのオリーブオイルも、 まさにこの「フルーティーでいい具合も辛みがある」オイルでした。

そのような理想のオイルにブレンドしてくれるなんて、最高です！

「オリーブの収穫は２０１４年１０月から１１月くらいになると思う、それからオリジナルブレンドを作ってサンプルをおくるのでテイスティングしてください。」

私たちはこの嬉しい提案を胸に期待を持って、日本に帰国しました。

■いよいよ到着！期待のオリジナルブレンド・オイル！！

そして遂に、今年の初物のオリーブで作ったオリジナルブレンドが到着しました！

テイスティングしてみると…

「うん！Bounooooo!!!!!!!」

その美味しさは、まさに求めていた味でした！これでまずは一安心（ホッ。）

そして懸念点だった、最初の輸入元の「レイモンドさんのオイル」とも比較しました。

すると、

「あ！似ている感じがちゃんとするな」

「うん、フルーティでフレッシュだ」

「よかったねぇ、オリジナルブレンドをお願いして！」

というわけで、このブレンド作戦は、大・大成功でした！！

あとは、心待ちにしているみなさんへお届けするだけです。

■容器は「空気が入らない」「酸化しない」特殊ボトル！

さて、オリーブオイルの他に重要な要素がもうひとつあります。

それは、「容器」です。

１回目のプロジェクトの時に使用した容器も大好評でしたが、２回目は空気の入らない容器もバージョンアップしました。

以前は内容量が１種類の２３０mlのみでしたが、 今回より、２３０mlと５００mlの２種類になりました。 容器のフィルムも性能も更に強力に酸素を遮断するようになっています。

この容器は、オリーブオイルとしては世界初のものとなりました。

■最後に

特定商取引法に基づく表記