天然素材だけで、防水のトートをつくりたい! 海旅トート

2019-03-22 18:25:00 活動報告一覧に戻る

情報集約。いまさらながらで、すみません。

試作品は、今日もあちこちの海へ。写真は南房総。
このプロジェクトも残すところ2週間ほど。詳細情報の提供も後手後手で遅れて、ここまで来てしまいました。この間、SNSやら直接お会いしてなど、あちらこちらでさまざまな情報を提供してまいりましたが、それが肝心のkibidangoに反映されていなかった!・・・・なので、ここらでまとめ直します。 まずは、海旅トートの、そもそものこだわり。素材と外観的なところから。

■なぜ「防水」にしたのか

そもそもは海辺で遊んだり活動する人のために、と生まれたのが「海旅トート」です。ならば水際や砂浜に、気軽にバッグを置きたい。砂地がしめっていても、あるいは水がかかっても大丈夫にしたい。雨が降ってきてもあわてずにいられる。砂がついても落としやすく、汚れにも強い・・・・こうした使い勝手を考えると、防水であることは、最初の一歩なのです。

■なぜ「天然素材」にこだわるのか

世界中で、プラスチックゴミやマイクロプラスチックから「海を守ろう」と叫ばれています。我々海をホームとするメンバーが「天然素材のバッグ」に惹かれるのは当然の流れでした。ところがまず自分たちのために「天然素材で防水」のバッグを探してみても、見当たらない。ん? もしかして世の中にない?? だったら作ってしまおう! これがプロジェクト開始の原動力でした。 メインの皮革や帆布が天然素材なのはもちろん、普段見えない底板や芯材にも天然皮革を使用しています(通常はプラスチック系素材)。見えるところも見えないところも「プラスチックフリー」です。

■どんな「防水革」なのか

『海旅トート』で採用した革(白い部分)は、「牛革+クロームなめし+顔料仕上げ+フッ素加工」によるもの。防水性と耐久性を兼ね備えた、国産の特殊品です。 3日間水に漬けていても、革の内部に水が浸透しないという高い防水性能を誇ります。

■なぜ「一枚革」なのか

通常のバッグの縫製では「縫い目」が底面にきます。どんな防水革を使っても縫い目から水がしみこみかねません。そこで『海旅トート』では、「1枚革をボックス形に加工」することで、この問題を回避。底面には縫い目がいっさいありません。革はより多く使用することになりますが、バッグとして、高い防水性能を手に入れました。 ※一枚革:底部分 (持ち手やキャリーハンドル用スリープは、切り分けパーツ)

■どんな「防水帆布」なのか

『海旅トート』本体に使用しているカーキ色(OD色)の帆布は、綿10号の菊水防水帆布という素材。特殊なパラフィン樹脂を含浸させた帆布です。微粒子が綿の網目の中に入り込んで高い防水性を発揮するもので、その性能の高さが評価され自衛隊のトラックなどにも使われています。言ってみれば、ミリタリースペックなわけです(トラックの幌は9号ですが)。 使い込んで表面が擦れても、綿糸が水分を含んだ場合は糸が膨張してさらに目がつまるため防水性能は長く維持されます。なお、インナーバッグの帆布は、パラフィン加工による撥水素材で防水ではありません。

■なぜ上部は「巻きこみ式フラップ」なのか

多くのトートバッグは上が開放されたままで、気軽な一方、海辺では風が強いといつの間にか砂が吹き込んでしまいます。突然の雨に襲われることもあるでしょう。中にカメラ機材を入れたりするには、砂も水も大敵です。また、荷物が他人に見えてしまうのを避けたい場合もあります。 そこで『海旅トート』では、フタとなる巻き込み式フラップ(帆布の延長部分)をつくりました。トートの気軽さと、海辺のバッグならではのガード性を兼ね備えます。また、荷物が多いとき、長い荷物があるときにも、このフラップを伸ばせば容量がさらに増やせるという利点も生まれました。

■なぜ「ジッパーを使わない」のか

トートバッグでも上部が閉じられるものの多くは、ジッパー(ファスナー)を用いています。けれども職人さんたちにヒアリングして確かめてみると、金属のジッパーは思っている以上に「塩」に弱いらしい。海に持って行くには、ウィークポイントなのです。またいわゆる「防水ファスナー」は、プラスチック製・・・。フラップを巻きこみ式にし、金具で固定できるスタイルにしたのは、こうした理由です。

■なぜ「外側にポケットがない」のか

使い勝手を考えると、外側にポケットほしいのですが、あえて無くしました。砂浜で使っているとどうしても砂が入り込んでしまい、掃除も大変だからです。いろんな解決策も考えましたが、ここに大きなコストをかけたくない、という判断があったことも書き添えておきます。

■なぜ、これだけ「大容量」なのか

もっと海を楽しむ人を増やしたい、もっと海辺や浜を楽しむ提案がしたい。これがメンバーの願いであり、行動原理のひとつです。そこでシミュレーションとして「砂浜でのピクニック」をやってみました。 折りたたみのイスやテーブル、簡単な調理器具を持って行きたい。アウトドアのベストセラー商品を揃えてサイズを測ってみました。その結果、アレとアレを入れるならこのサイズ、なわけです。 また、シートや食材やカップ、タオルや雨具などなど、持って行きたいものも詰め込んでみました。また、普段の生活で、ジムに通う道具も入れたい、PCも入れたい。出張にも持って行きたいよね、と検討した成果が、この大容量なのです。

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集まった金額

  • ¥555,000
0 %

目標は ¥500,000 に設定されています。

プロジェクトは 2019/03/03 に達成し、2019/04/05に募集を終了しました。

プロフィール

  • 海と街と


  • 私たちは「海と街と」という名の株式会社。一般社団法人の海洋連盟のメンバーを母体として誕生したばかりの会社です。 海洋連盟は、この4年間、日本各地で海おこし・街おこしを進めてきました。代表的な活動は、海のポスターコンテスト「うみぽすグランプリ」と、親子向けのエデュテイメント「海賊王と海の教室」。日本全国での活動を通し、1万人以上の一般の参加者の方々、100以上の企業や団体の方々とふれあってきました。 https://ocean-alliance.org 海と街と株式会社は、こうした既存の枠組みでは踏み込めない領域にビジネスの手法で進むために生まれた会社です。 スタッフは毎年、年間延べ100回以上、海辺に出張しています。そこで蓄積した知恵や不満、各地で知ったリソースなどをもとに、商品やサービス開発などを進めていきます。 今回のクラウドファンディングだけでなく、活動の詳細は、今後順次ホームページで報告していきます(現在制作中)。
  • 海と街とさんへ意見や質問を送る

特典としての商品・サービス

「うみぽす」作品集+特別編集冊子 [送料・税込み]

¥ 5,000

受付終了

〈海と街と〉の母体・海洋連盟が主催する「うみぽすグランプリ」(詳細はプロジェクト解説文・プロフィールをご参照ください)。その作品集2017年版と2018年版の2冊に加えて「うみぽす応募と受賞のコツ」という特別編集冊子(非売品)をセットでお届けします。 【お届け予定時期】 2019年5月中にお届けする予定です。

お届け・提供予定時期

サポーター数 0  | 数量限定あと 20

「海の話をしよう」ビーチピクニック@葉山 [税込み]

¥ 15,000

受付終了

〈海と街と〉のメンバーをはじめ、本気で海で遊ぶ人々とその仲間が集まるビーチピクニックに参加しませんか? 誰が来て何をやるかは、お楽しみ。 【開催予定日】 2019年4月20日(土) ★募集締め切りは1週間前(4月13日(土)の24時) ※現地集合・現地解散。詳細は後日ご連絡します。 ※雨天・強風時は中止(払い戻し)。

お届け・提供予定時期

サポーター数 0  | 数量限定あと 10

「海の話をしよう」ビーチピクニック@岩井海岸 [税込み]

¥ 15,000

受付終了

〈海と街と〉のメンバーおよび、岩井海岸を盛り上げようと活発に活動する若者団体〈i.PLANNER〉メンバー、そして海を愛する人々が集まるビーチピクニックに参加しませんか? 誰が来て何をやるかは、お楽しみ。 【開催予定日】 2019年5月18日(土) ★募集締め切りは1週間前(5月11日(土)の24時) ※現地集合・現地解散。詳細は後日ご連絡します。 ※雨天・強風時は中止(払い戻し)。

お届け・提供予定時期

サポーター数 0  | 数量限定あと 10

「海の話をしよう」ビーチピクニック@油壺 [税込み]

¥ 15,000

受付終了

〈海と街と〉のメンバーをはじめ、海を愛する人々が集まるビーチピクニックに参加しませんか? 誰が来て何をやるかは、お楽しみ。 【開催予定日】 2019年5月25日(土) ★募集締め切りは1週間前(5月18日(土)の24時) ※現地集合・現地解散。詳細は後日ご連絡します。 ※雨天・強風時は中止(払い戻し)。

お届け・提供予定時期

サポーター数 0  | 数量限定あと 10

〈海と街と〉のメンバーと行く東京港クルージング [税込み]

¥ 20,000

受付終了

小型クルーザーで東京港の海上散歩。レインボーブリッジを下から眺める体験はけっこう貴重。みんなで海にまつわるお話を楽しみましょう! 【開催予定日】 2019年4月13日(土) ★募集締め切りは1週間前(4月6日(土)の24時) ※現地集合(勝どき予定)・現地解散。詳細は後日ご連絡します。 ※雨天・強風時はクルージングは中止。マリーナでお茶しましょう。

お届け・提供予定時期

サポーター数 0  | 数量限定あと 4

【プロジェクト限定】 Kibidango予約割引 [送料・税込み]

¥ 88,800

受付終了

海旅トートの正価は¥111,000(税別)。これは、「天然防水素材」「細部とインナーバックの作り込み」「国内職人フェアトレード」から導かれた額ですが、 Kibidangoのプロジェクトでご支援頂ける場合、限定20本のみ、¥88,800(税込み・送料別)でご提供します。 【お届け予定時期】 2019年5月下旬から順次お届けする予定です。 【北海道・東北・沖縄・離島からご支援いただく方へお願い】 送料の都合上、プラス500円のお気持ちを上乗せしてのご支援をお願いします。

お届け・提供予定時期

サポーター数 1  | 数量限定あと 19

【2個セット特別料金】 [送料・税込み]

¥ 150,000

受付終了

海旅トートの正価は¥111,000(税別)。これは、「天然防水素材」「細部とインナーバックの作り込み」「国内職人フェアトレード」から導かれた額ですが、 Kibidangoのプロジェクトで【2個セット】でご支援頂ける場合、合計¥150,000(税込み・送料別)でご提供します。 【お届け予定時期】 2019年5月下旬から順次お届けする予定です。 【北海道・東北・沖縄・離島からご支援いただく方へお願い】 送料の都合上、プラス500円のお気持ちを上乗せしてのご支援をお願いします。

お届け・提供予定時期

サポーター数 0 

【期間限定】 開始から2週間の早期予約割引 [送料・税込み]

¥ 77,700

受付終了

海旅トートの正価は¥111,000(税別)。これは、「天然防水素材」「細部とインナーバックの作り込み」「国内職人フェアトレード」から導かれた額ですが、 プロジェクト開始後2週間以内にご支援頂いた場合に限り、限定7本のみ、¥77,700(税込み・送料別)でご提供します。 まずは、職人さんへの最低発注額を確保して、制作を開始するための値付けです。 【お届け予定時期】 2019年5月中にお届けする予定です。 【北海道・東北・沖縄・離島からご支援いただく方へお願い】 送料の都合上、プラス500円のお気持ちを上乗せしてのご支援をお願いします。

お届け・提供予定時期

サポーター数 6  | 数量限定あと 1

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