スカイベリージャムを輸出したい!泣き虫母ちゃん奮闘記〜スカイベリーを世界苺に〜
10%達成!イチゴが嫌いな息子が、ジャムへの入り口を開いた その1
一切の誤魔化しなく、正直に、誠実に。
我が子に誓って、「胸を張れるジャム」です。
いくら食べても食べきれないほどのイチゴ

美味しいけど食べても食べてもなくならない!!!
イチゴの仕事を始めた頃、出荷できないイチゴが毎日たくさんあるのを目の当たりにして、思いました。
もったいない、と。
きっと誰もが同じでしょう。
私はイチゴが大好きですから、捨てるならとホクホク顔で食べ続けました。
こんなにおいしいのに、届けることができず、朽ち果てるだけのイチゴ。
私はイチゴが大大大好きですが、いくら大好きでも、全部は食べきれませんでした。
イチゴが大大大好きな私。でも息子はイチゴが大嫌い。
その頃、私は初めて子どもを産みました。
この子は、なんと、イチゴが大っ嫌い。
2年先に生まれた姪っ子は離乳期からパクパク食べていたというのに、この子ときたら私たちの作ったイチゴを全く食べない。
たったひとさじのイチゴ果汁すら、ひどい表情で吐き出す始末。
ずっとイチゴを作ってきた義母を前に、なんと気まずいことでしょう!!
「とちおとめ」ができる前、「女峰」の時からずっと作っているというのに。
イチゴが嫌いな子どもがいるなんて、私は思いもしませんでした。
しかもそれが我が子だなんて!!
そんな息子。
ある日、あるパートさんの作ったジャムを美味しいと言って食べたんです。
これが、ジャムへの入口でした。