フォトウォークのための機能性カメラバッグ「comora(コモラ)」
チームの総合力【デザイン❻】
この度、目標金額達成しました! これまで支援をいただいたみなさま、ありがとうございます。
クラリーノという素材を活かせるカメラ用バッグとは?
大事なカメラを「包む」素材として、クラリーノの質感と強度、メンテナンス性は最適といえるものです。
最初のアイデアとして、カメラの収納場所をバッグ内部でふたつに分けられる形態を考えていました。
「移動時モード」ではパッドに囲まれた保護部分に収め、「フォトウォークモード」ではすぐアクセスできる部分にカメラを移動させる。という...
出来上がったサンプルは、周囲にパッドを入れたこともあって硬さを感じるアウトラインになりましたが「ラウンドアバウト」チームのプレゼンの場へ。
しかし、結果は撃沈・・特に女性目線からは厳しい意見。問題は、機能や使い方に新しさはあっても、それがデザインとして昇華されていないこと。生地の特徴である柔らかさがわかりにくいこと。
そこでイチから考え直し、クラリーノ生地の手触り感がわかる柔らかなシルエットの現在の姿になりました。保護パッドは底部に限定しましたが、「移動するポケット(ミニバッグ)」は、内容物のショックをできるだけ軽減し、フォトウォーク時に中身を取り出しやすい位置にセットできます。
また、付属する「移動するポケット(ミニバッグ)」の代わりに市販のチョークバックやダンプポーチも取り付けられるので、お客様によるカスタマイズも可能となっています。
(画像は「市販のチョークバック」を取り付けてみた状態です。)
この形にたどり着くまで、当初のアイデアから2段階の発想の跳躍が必要になりました。おそらくひとりだけで考えていたら難しかったと思います。
今回目標を達成できたのも、クラリーノという素材との出会いを始めとする、マテリアルラボラトリー活動「ROUND OUT」チームで進めさせていただいたことにつきます。
みなさんありがとうございました!

「移動するポケット」の代わりに、市販のチョークバックを取り付けた状態です。