ワイン発祥の地・アゼルバイジャンの古都を日本の桜で満開にしたい!
タイとアゼルバイジャンと、そして高知と(笑)

エミンさんから桜寄贈のための姉妹都市提携の依頼を受けた日本人女性は帰国後、知り合いにたずね回りました。
たまたま現職の国会議員や市長、市議会議員のお知り合いがいたからです。
しかし、なかなか該当する市は見つかりません。
そんな時、日本各地を紹介するタイのテレビ番組『Tadaima』の取材が高知に入ることになりました。
私、浜口は仲間と一緒にそのアテンドの準備に追われていると、コーディネーター役の大阪の会社の社長から会って話を聞いて欲しい人がいる。このタイのテレビ取材にも同行するので、時間を作って欲しいと。

タイのテレビ撮影を伝える地元テレビ局のニュース
大阪のコーデイネータと一緒に同行した日本人女性こそが、エミンさんから依頼を受けたその人でした。
タイのテレビクルーとロケ現場を周り、その日の撮影が全て終わったタイミングでお話を聞くことに。
彼女は今までのアゼルバイジャンでの経緯を話し、ぜひ高知市とシャマフ市と姉妹都市提携できないかとたずねます。
私は今年、高知市議を辞職しこの秋に行われる高知市長選に出馬する予定でしたが、当選し市長になるかどうかはわかりません。
ただ、たとえ市長であってもなくても、桜を届けることはできる。
こんなに親日の国の方が桜で震災復興を願っているのに、何も協力しないのは日本人としてはずかしい。
『私でよければ、明日にでも桜を刺しに行きます!』
と思わず言っていました。

やっと協力者が現れた!彼女はホッとした様子で早速アゼルバイジャンに報告。
『肩書きは別として、桜の寄贈が実現するのなら一緒にこのプロジェクトをやっていきたい』との現地からの返事を受け、日本とアゼルバイジャンを桜で結ぶ企画がスタートしました。
タイのテレビロケが結んだアゼルバイジャンと高知のご縁、面白いですね〜(笑)