ワイン発祥の地・アゼルバイジャンの古都を日本の桜で満開にしたい!
アゼルバイジャン料理とワインを初体験!!

アゼルバイジャン初のディナーは噴水広場の近くにある領土料理の人気レストランへ。
アゼルバイジャンの名物料理といえばケバブ!
チキンやラム、牛肉を炭火でシンプルに焼いた料理で、言うなればペルシャ風BBQといったところ。
通訳のカマラさんによると、アゼルバイジャンで育つ羊は塩分の多い草を餌として食べているため、肉に臭みがないのだとか。
確かに、柔らかく臭みも嫌な感じではなくて食べやすい!
炭火の香ばしさがお肉の美味しさを引き立てます。
甘酸っぱいざくろソースをつけて食べるとさらに食が進みます。
美味しい!アゼルのケバブ、気に入りました!

地下にあるこのお店、歴史を感じさせる壁の質感やインテリアとして飾られた絨毯や大皿などがこの地方独特の異国情緒を漂わせています。
ああ〜、アゼルバイジャンに今いる!!と実感できる場所の一つです。

最初に給仕係の男性がチーズや野菜、ひよこ豆のフムス、ナスの和え物、など前菜を並べてテーブルまで持ってきてくれるので、ここから好きなものをチョイスします。
チーズの種類が豊富!野菜が丸ごと(笑)!香草が山盛り(笑)!
初めて見るものばかり、どんなお味なのか、興味津々です。

まずはビールで乾杯!
アゼルバイジャンで有名なビール『EFES』の生を。
海外のビールは極端に味の薄いものがありますが、これはちょうどいい感じ。美味しいビールでした。
アゼルバイジャンに来たら一度は食べたい、ドルマ。
ぶどうの葉っぱに肉やナッツ、お米などを混ぜたものを包み、火を通した料理でこれもこの地方の名物でよく家庭でも作られるそうです。
あと、『ギョザ』という水餃子みたいなものも名物の一つ。
中はラムのミンチでした。現地の人たちはこれにヨーグルトをかけて食べたりします。

意外にナス料理の多いアゼルバイジャン。
これも、薄くスライスしたナスでお肉やナッツの混ぜたものを巻いて焼いたもの。
トロッとしたナスの食感が口当たりよく美味しかったです!

牛肉を甘辛い味付けで野菜と一緒に味付けした料理。
ちょっと日本のすき焼きに近いかもしれません。美味しかったです。

お肉料理が進むとやっぱりワインが飲みたくなり、同席したアゼルバイジャン料理協会会長のイリキンさんに選んでいただきました、
SAVALANというブランドのカベルネソービニヨン。
ヨーロッパのワインコンテストで何度も賞を受賞した、優秀なワインだそうです。
SAVALANはアゼルバイジャンのワインブランドの中でもトップブランドで、地元スーパーなど多くのお店で販売されています。
一般的なワインよりちょっとお高め、特にこのカベルネはその上位ランクだけあって滑らかでコクがありお肉にとても合いました。
お土産に買うならこの1本!と決めました。

もう一つ、アゼルバイジャンの名物がチャイと甘いお菓子。
装飾された生地(バター少なめの甘くない、ちょっとウェットなタルト生地のような食感)の中には、香辛料で味付けされたナッツやドライフルーツが荒い粉末状にくだかれ、砂糖で和えたようなものが入っています。
スーパーやベーカリーなど、どこででも普通に売られている郷土菓子のようです。
チャイは日本で飲む紅茶よりも濃さが丁度よくて飲みやすく香りがとても良かったです。
これを何倍も飲みながら、ゆっくりお話する、このアゼル流のお茶の楽しみ方がとても良い時間でした。