長崎五島列島の六島(むしま)で、みんなの島づくり!島民3名からの挑戦
長崎五島列島の六島(むしま)で、みんなの島づくり!島民3名からの挑戦
蘇鉄 ← 何て読む?? (島から通信)
3名島民の一人、小金丸梅夫さんからのお便りです。
-----------------------------------------------
一昨日雑草や笹竹が繁茂していた農道の一部を、3時間余りかけて草刈りしました。
16年間休校状態になっている小値賀小中学校六島分校の東側を南方向に下る100m足らずの農道ですが、最近は島民も車も通らないため獣(イノシシ)が通る道になっていました。

草刈りを進めて行くと、道沿いにある体育館の敷地に元気に生育している蘇鉄(そてつ)一株が見つかりました。しかも、偶然のタイミングで蘇鉄の生まれたての幼葉を生まれて初めて見ることができ、とても感激しました。
これまで訪れたことのある奄美大島や徳之島はじめあちこちで蘇鉄は見たことがありますが、タイミングの問題や少年時代は植物への関心薄だったこともあり、この年になって蘇鉄の生まれたてホヤホヤの幼葉の美しさに感動したのです。
草刈りを中断して急いで自宅から持ってきたカメラに、その小さな天然の美を収めることができました。善意の押しつけかもしれませんがここにアップして、その美しさと感動を皆様にもおすそ分けします。

そう言えば、校舎の正門玄関にも大きな蘇鉄があることを思い出してそこへも行き、同様な生まれたての美しい幼葉が見られました。
たかが蘇鉄(そてつ)、ちょっと期待過剰かもしれませんが、今後の六島アイランド・ツーリズムの有用植物資源となりそうですね。六島の6月から7月にかけての自然散歩道・ウォーキング・ルートを飾るのに、不可欠な植物となりそうです。
よくよく見ると美しい幼葉束の根元には赤い蘇鉄の実がビッシリついているのを確認できました。これから蘇鉄の実生苗を育てて、本格的な蘇鉄の植付けも有言実行しようと思っています。

小金丸梅夫