本の美術展をイメージした新ジャンルの『企画本屋』を開催したい!

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【協力者インタビュー】革へのこだわり

返礼品のひとつ、革の栞を作ってもらっているのはcrahitoさん。 crahitoさんはSNSをご覧の人はご存じであろう、身近なものを革小物として作成し、日々のお供にしている。 ハンドメイドを始めて約10年。たくさんのこだわりのつまった革小物について、聞いてみた。

Q1.革小物作りを始めたきっかけは何ですか?

革小物がずっと大好きだったのですが、なかなかイメージする形やサイズの革小物がないので、だったら自分で作ってしまおうと考えた事がきっかけでした。 それが10年程前の事です。以来、欲しいバッグや小物が出来たら自分で作るようになりました。普段は会社員をしていますので休日だけ革小物を作っています。
crahitoさんが自身で使っているミニカバン。

Q2.扱う商品へのこだわりを教えてください。

―革について― 100%植物タンニンなめしの革のみを使います。タンニンとは木など植物の渋のことですが、牛から採れる皮を革にしていく過程でタンニンを入れた液体に漬け込む事により革が出来上がっていきます。このように化学薬品を一切使わずに植物タンニンのみを使いなめされた革を100%植物タンニンなめしの革といいます。 100%植物タンニンなめしで作られた革の最大の特徴はエイジング(経年変化)です。使い込んでいくうちに革の色が濃くなり艶が出てくる状態の事を言いますが、この製法で作られた革は特にエイジングが色濃く出ます。
新しい革の上に乗せられているのは、2か月使用した栞。革の味わいがぐっと増していることがわかる。
―タンナーについて― また、革を作るタンナーにもこだわりを持っています。 タンナーというのは革を作っている工房の事ですが、私はイタリア・トスカーナ地方にあるバダラッシ・カルロ社というタンナーのイタリアンレザーのみを使います。 イタリアは革の本場で歴史も古く、イタリア国内には1000社以上のタンナーがあると言われています。その中でこのタンナーはトスカーナ地方につたわる伝統的な製法で職人さんが一枚一枚丁寧に革を作っているイタリアでも数少ないタンナーです。

Q3.これからやってみたい事や夢があれば、教えてください。

実は革小物作りを始めた10年前から、バダラッシ・カルロ社の革を使って自分用の革小物を作る事が夢だったのですが、昨年その夢が実現しました。 これからもずっとこのタンナーの革を使って革小物作りを続けられたらいいなと思っています。

Q4.支援者の方へ、メッセージをお願いします。

今回お作りさせていただく栞は、ミネルバボックスという革を使用しています。100%植物タンニンなめしの革は水に弱く傷もつきやすいですが、使いこんでいくうちにだんだんと色が濃くなり艶もでてきます。 是非、読書のお供として沢山使っていただいて、革を育てていく楽しみを味わっていただけたならと思います。 また、栞には馬の蹄鉄と四つ葉のクローバーの刻印をいれてあります。 ヨーロッパでは馬の蹄鉄は古くからUの形が幸運を受け止めると言われていてラッキーアイテムとされていました。そのUの字で四つ葉のクローバーを受け止めるデザインで刻印を作りました。 蹄鉄を留めている釘の数が7個になっていることもラッキーアイテムと言われる所以です。 お使いいただく方に良い事がありますようにという想いを込めさせていただきました。
crahitoさんの気持ちが込められた刻印。

返礼品紹介

クラウドファンディングでは、こだわりの革を使用した栞を作成してもらっている。 なめらかな手触りや革の匂いと共に、使っていくことで少しずつ色味が変わっていく栞。 製作者であるcrahitoさんの人柄が伝わってくるような、丁寧に作られた栞を読書のお供にしたら、より一層、読書の時間が楽しくなるはず。 crahitoさんの栞をお届けする返礼品は、次の3つ。

◆E.イタリアンレザーの栞セット ¥6,000

◆G.至福の読書セット ¥10,000

◆H.あなたのための極上読書セット ¥12,000

読書を楽しみながら、「皮を育てる」楽しみも味わう。 そんな贅沢な時間も、いいかもしれません。

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