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RICOH Image Pointer誕生秘話① RICOH Image Pointerに込める想い
RICOH Image Pointerに込める想い
こんにちは!リコーの和田 雄二です。
RICOH Image Pointerへのご支援、誠にありがとうございます!
活動報告にて、RICOH Image Pointerの誕生秘話を何回かに分けてご紹介したいと思っております。
本日はその初回として、RICOH Image Pointerにかける想いをお伝えしたいと思います。
和田の略歴
元々、私はコピー機、商業用印刷機の設計を入社以来やっておりました。
RICOH MP Cシリーズ、RICOH Pro 9110(*1)の弾性ベルトを中心とした"転写"の設計をしておりました。
"転写"とは紙にトナーを載せる、コピー機における工程です。
ともかく、純粋にコピー機の設計者で、プロジェクタに実は私自身は関わったことがありませんでした。
(*1)RICOH Pro 9110は後継機Pro9210が現時点での最新機種です。
一度、コピー機を離れてみて
約10年ほどコピー機の設計をし続けていたのですが、ふと転機があり、「新しいものを考える」という部署、テーマになりました。
社内全体でこれから来る時代に対し、既存事業でよりお客様に価値を提供すること、新しいビジネス領域でお客様へ価値を提供すること、両面での検討が盛んに行われる時代に変わっていました。
私自身は、ずっと商品の設計しかしていなかったので、この変化に正直なところ驚きました。
新しい部署では「価値仮説」「リーン開発」など、聞きなれない言葉が飛び交っており、そもそも価値というものは自分の取り組んでいる商品で、より良い画質を、安く、安定してお客様にお届けすることだ、と決まり切っていたこれまでの仕事とのギャップが非常に大きくありました。
専門技術という意味では、コピー機における非常にマイナーな技術しか保有していない私は、
これからの時代、私も含めた多くの人々はどうやって生きていくことができるのだろうかと、自問自答を始めました。
RICOH Image Pointerにかける想い
今後の活動報告で詳細はご説明しますが、私はこのデバイスに大きな視点では3つの想いを込めています。
① 今後、スキルが合わなくなってくるような技術者でも活躍できる世界を作りたい。
("技術者"に限らず、スキルが合わなくなった人でも活躍できる世界を作りたい)
② モノを通じて価値をお届けしたい!(モノからコトへ、とは言われますが、モノでコトをお届けしたい)
③ 日本のモノ作りを支えたい。やっぱりモノ作りで勝ちたい。
私自身、価値観が古いと言われるかもしれませんが、やはり機械、デバイス、ガジェット、etc...モノをお渡しして対価を頂く。モノを通じて価値をお届けする。これが私自身の仕事の上での原点だと再認識し、RICOH Image Pointerのプロジェクトを始めました。
そして、私自身が専門スキルは直接活かせない世界においても、これまでの経験を活かしつつ、新しいことにチャレンジすることで、マイナーな専門スキルの方も活躍できる世界を創ることに少しでも貢献したいと思っております。
また、RICOH Image Pointerで実現したい世界は「人と人とが集まる場をもっと楽しく、クリエイティブにしたい」という世界ですが、このプロダクトの商品化に至るプロセスでも実現したいこともあります。
それが、開発初期の段階で市場のお客様の声を聞くというものです。
社内で議論をし続けるのではなく、クラウドファンディングでご支援いただけるか、
私どものプロダクト、活動にご賛同いただけるか確認する。
このプロダクトのプロセスで実現したいことです。
ご支援お願いします
クラウドファンディングにて開発初期の段階でお客様の声を聞き、共創し、
さらにプロダクトや想いをご支援いただけるか検証するという、プロセス上目指していたものは、実現できそうです。
沢山の方にフォローしていただき、大変感謝しております。
クラウドファンディングでのご支援をどうぞよろしくお願いします。
和田
576人のフォロワーの皆様(3/17 14:00時点)、ありがとうございます!ご支援をどうぞよろしくお願い致します!