チェスポック|入れるものは3つ。フットワークよく暮らすためのミニマルボディバッグ
「CHESPOCK」に入るカメラ・入らないカメラ

Photo Life Laboratory ULYSSESの魚住です。
私たちが展開しているブランド「ULYSSES」はカメラグッズからスタートしているので、今回設計したチェスポックも、カメラを入れることは想定に含まれています。
チェスポックに、カメラと財布もしくはカメラとスマホだけ入れて撮り歩く…というお散歩スタイルですね。
では具体的に、どんなカメラは入ってどんなカメラは入らないのか? 今日は、このへんを検証してみました。
ちなみに、ここに写っているカメラはすべてユリシーズにストックされているものです。もはや完全にカメラ屋ですね…
(以下、すべてのケースで、厚めのハードケースに入れたiPhone12Proをチェスポックの背面ポケットに入れ、カメラストラップは外した状態で検証しています)

1.コンデジはだいだいOK!
リコーのGRシリーズやソニーのRX100シリーズに代表されるような「小型ハイエンドコンデジ」は、流石に余裕で入ります。なんなら、空いたスペースにAirPodsも収まるくらいの余裕があります。

さらにもう一回り大きな、パナソニックのLX100シリーズやXT2も、特に無理することなく普通に入りました。(LX100によく似たサイズになる、LUMIX GFシリーズと沈胴式ズームの12-32mmの組み合わせも入ります)
キヤノンだと、超小型のAPS-CコンパクトであるG1X Mk3もすんなり入ります。

フジの場合、X100シリーズはレンズフードを付けると入りませんが、


外すと入りました。

意外と苦戦したのは、ソニーのRX1シリーズ。

RX1はコンデジのカテゴリーではありますが、鏡筒が巨大なので、ディスプレイ面からレンズ先端までの奥行きがかなりあって、普通に入れるとチェスポックの蓋が閉まりません。

そこで、レンズを下に向けて入れてみたところ、ギリギリ入りました(笑)。
外から見ると、こんな感じで少し角張ります。

2.ミラーレス一眼でも、パンケーキレンズとの組み合わせなら入ることもある
このように、コンデジはだいたい入ったのですが、対象がミラーレスカメラになると、途端に入らなくなります。
もともと「財布+キーケース」しか入らない厚みですので、ズームレンズや大柄な単焦点レンズを装着した状態だと、どんなに小ぶりなミラーレスカメラでも入りません。
ただし、極薄のパンケーキレンズと組み合わせると、スレスレで入るものもありました。

例えば、キヤノンのEOS Kiss M+22mm。手に持った時は無理なく入りそうに感じたのですが、Kiss Mはファインダーのアイピースの部分が大きく張り出しているので、結果的には「パンパンだけど入ることは入る」というレベルでした。

オリンパスは、OM-D E-M5シリーズやE-M10シリーズに、極薄の沈胴式ズーム14-42mmや単焦点の17mmなどの組み合わせが適合します。オリンパスも、EOS Kiss M同様にアイピースの張り出しが大きいので、残念ながら、もう少しだけ厚みのある単焦点は入りませんでした。

いちばん意外だったのは、フジの最新鋭機・X-S10と27mmの組み合わせが入ってしまったところ(笑)。

X-S10はグリップの張り出しが大きいので無理だろうと思っていましたが、アイピースが比較的平べったいので、スペースを有効に利用でき、ぎりぎりいけた感じです。

3.入って欲しかったけど入りそうで入らないモノたち
X-S10が行けるならどうよ?と思ったニコンのZ50+沈胴ズーム16-50mmや、ソニーのα6000シリーズ、α7C、シグマのfpなどは、残念ながらすべてアウトでした。
シグマfpが入らないのですから、M型ライカもダメです。
そういう「ガチの撮り歩きスリングバッグ」は、またの機会に作ろうと思います!
