マスクを安全かつスマートに手のひらサイズで保管できるケース
「折りたたみ式マスクケース」ができるまで・・・プラスチック、金型、成形の話(その2)
代表の河北一朗です。
今回は、そのプラスチック製品を作るための金型についてのお話です。
プラスチック製品を作るには金型が必要となります。その金型を用いて成形をしてはじめて製品ができてきます。
では、金型ってなんでしょう?
イメージとしては、鯛焼きの型を思い浮かべてもらうとわかりやすいかもしれません。
鯛焼きは、生地を熱した型に流し込み、反対の型と合わせて作ります。
この型が、プラスチックの金型のイメージです。
金型の制作の工程は、大体下記となります。
製品の検討
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製品図面処理
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金型図面作成
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金型加工データ作成
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部品加工(フライス、放電、ワイヤーカット放電、研削)
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磨き
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仕上げ・組み立て
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テスト
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完成
結構色んな工程を経て完成するんですね。
プラスチック製品において、金型はすべての元で、非常に重要です。
金型でほぼすべてが決まるといっても過言ではありません。
その金型を制作するのは、いわゆる職人さんなのです。
今回の「折りたたみ式マスクケース」を手掛けてくれる金型職人さんにもどこかで登場してもらおうかと考えています。
シャイな人が多いので難しいかな・・