マスクを安全かつスマートに手のひらサイズで保管できるケース

マスクを安全かつスマートに手のひらサイズで保管できるケース

マスクケースの改良点(進化)について;子ども用マスクもきちんと収納できる!!

こんにちは! スタッフの寄本です。 今回はマスクケースのこれまでの改良点(進化)についてみていきたいと思います。 主に、大きな改良点(進化)は以下の3つです。 1.マスクひもの固定ストッパー 2.ケースの厚み 3.閉じた時のケースの嵌合(かんごう) 本活動報告では、「マスクひもの固定ストッパー」に関してお話したいと思います。 現時点で計4回、固定ストッパーの改良・改善を行ってまいりました。 目標とするのは、付けているマスクを外した後、スムーズにケースに収納できるようにすることです。 最初の設計、モデルは本プロジェクトにも画像を載せている、下の画像の①のものです。 このときに、「マスクのひもがスムーズに引っ掛けられない」ことが判明しました。 その後、引っ掛け部分の爪を短くしてみました(画像なし)が、見た目もよくないため却下。 次に、固定ストッパーを爪型にするのではなく、引っ掛けやすいシンプルな形に変更。 ②の試作が出来上がりました。 ②では①と違い、突起型にしました。①では、わざわざ引っ掛ける動作をしていたのですが、②では一連の動作でわざわざでななく「引っ掛かる」ようになりました。 ここで次に出た意見が、「大人用マスクと子ども用マスクでは大きさが違うので、ひもの掛けやすさが異なるのではないか」でした。色々と議論の末、③になりました。 ③では、ひもを掛ける突起を2つにし、長さを変えました。 長い方が大人用マスクのひも掛け、短い方が子ども用マスクのひも掛けです。 また、引っ掛け部分を一段上に盛り上げることでより引っ掛かりやすくしました。 ただ、大人用のマスクのひもがするっと落ちてしまい、ケースを閉じる時にひもがたるんで挟まってしまうことが判明したため再び改良。 様々な検証を行い、ようやく、④の形に落ち着いたのです。 これにより、大人・子ども用のサイズに関わらず 幅広い世代の方に使っていただけるようになりました。 金型を修正し、実際の材料であるPP(ポリプロピレン)で成形をして検証する必要があります。 今週後半にはテスト成形をする予定なのでまた報告致します。 私たちは、皆様により良いものを届けたいという気持ちでこれからも頑張って参ります。 次回は、改良点2と3について報告する予定です。
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