マスクを安全かつスマートに手のひらサイズで保管できるケース
マスクケースの改良点(進化)について(その2);厚みとケースの嵌合
スタッフの寄本です。
前回は、マスクを収納する時のひもの引掛け部分についての改良点をお話しました。
今日は、
2.ケースの厚み
3.閉じた時のケースの嵌合(かんごう)
についてです。
まず、厚みについてですが2つの改良を行いました。
ひとつめは、全体の厚みです。
当初のモデルは約11mmと薄く設定しておりましたが、実際マスクを収納して検証するとうまく閉まらないことがわかりました。そこで厚くなりすぎずフタがきっちり閉まる厚みを求めて検証した結果、16mmに落ち着きました。
当初モデルよりは若干厚くなりましたが、手のひらに収まるサイズには変わりなくコンパクトです。
ふたつめは肉厚です。成形そのものの厚みを増しました。これにより薄っぺらさがなくなりより重厚感がでました。
次に嵌合についてです。
嵌合とは聞き慣れない言葉かもしれませんが、プラスチックケースの、フタと本体をはめあわせることを嵌合と呼びます。
当初のモデルでは、うまく噛み合わさらない、いわゆる嵌合が良くない状態でした。
そこで、長年ケース類の製作を行ってきたノウハウで、閉じる時はパチっと音がなり外れにくいいい感じの嵌合に仕上げていきます。嵌合については金型の修正後、テスト成形にて実際見ていきたいと思います。

今までの厚みの変化