【72年目の梨物語】思わず微笑む玖珠のこだわりの梨を食べてほしい!!

【72年目の梨物語】思わず微笑む玖珠のこだわりの梨を食べてほしい!!

70年の大木は地道な努力のたまもの

樹齢70歳を超える大きな梨の樹の下で。早く食べたい!玉井さんの梨。

若いばかりがいいとは限らない。

梨の樹の寿命は大体30年だと言われます。それは30歳を過ぎると樹の勢いが減ってくるかららしいのですが・・・ 勢いが良い時はどんどん使って、使えなくなったら切り倒してしまう。 年をとると使い物にならない、使えないものは別の新しいものを入れてしまえばいい。 そういうことを言うと、なんだか悲しい気持ちになるのは私だけでしょうか?

70年の大木は地道な努力で作られる。

努力次第で70年の梨でも多くの梨が育つ。そのためにはやはりそれなりの土づくりが大事です。 昔は土木工事のようなことをしていたということですが、今は冬にライ麦の種をまいています。 春になると胸の高さぐらいまでグングン成長します。それを春から夏にかけ刈り込みます。 土の中では、麦の根が空気を取り入れ、たくさんの微生物が育ちます。 ライ麦は、地中深く根を張るといわれています。 ライ麦の根が枯れ、そこに穴ができ、そこから空気や水分が土の奥のほうまでしっかりと入り梨の樹まで届けられます。
梨の枝を超えるぐらいまで育つライ麦

梨もいい年を重ねると豊潤な味わいになる。

この梨の樹は72年前に玉井さんのご両親が植えて育てたものをそれから大事に守って育てて今日があります。大事に育てられたこの梨の樹。雨や風に耐え続けて、大変だったことがたくさんあると思いますが、その年月とそして注がれた愛情が毎年食べたくなる梨になるのだと思います。

一度食べると、なぜかまた食べたくなる。

私は梨が好きでもちろん、ほかの農家さんのもの、スーパーや八百屋さん、いろんなところで梨を買って食べます。でも、もう一度どれ食べたいか?と聞かれたら文句なしで玉井さんの梨なんです。 どうしようかな?と迷われたら、まずは二十世紀を食べてみることをお勧めします。
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