最先端のICT環境を備えたオルタナティブスクール「スタディプレイス」を作りたい!
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アナログゲーム紹介【あと33日】
こんにちは、エデュケーションエーキューブの藤田です。
今日は、活動報告にて、アナログゲームのすすめとゲームの紹介をさせていただきます。
まず、このwithコロナ時代になりつつある世の中で、さらには、PC、タブレットでの学習を進めているこのスタディプレイスで、なぜ、今、アナログゲーム(PCゲームやテレビゲームなどの電源、充電を必要としないゲーム)を活用するのか、と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
ぜひ、そんな方に読んでいただきたいです。
アナログゲームには、実は、様々な学びが習得できる要素がたくさんあるのです。
アナログゲームではその場にいる人と人が、その空間の雰囲気を作っていきます。その空間で、適度なコミュニケーションのスキルを学んだり、自分らしさに気づくこともできます。また、人を故意に困らせたり、心無い言葉で不愉快にさせたり、激しく傷つけたりすることがないのも、教育の場で活用するメリットと言えます。
さらには、アナログゲームの中には、プログラミング学習の要素を持つものもあり、インタラクティブな思考を手に入れることができます。
まだまだ日本での普及は少ないのですが、ドイツや北欧圏ではボードゲームが学校での教育手段として根付いており、ボードゲーム文化を作り出しています。
今回、新拠点である春日原校には、書籍とともにアナログゲームをライブラリーに置き、学びとしての活用を進めてまいります。
withコロナ時代に突入している今、これからの日本の教育には、オンラインでの学びも、ゲームによる学びも必須のものになっていくことでしょう。小中高の発達段階に応じた教育の中でのアナログゲームの存在感が、今後、高まっていくことに期待したいところです。
今回は、スクールで一番活用しているアナログゲームをご紹介いたします。
高校生が取り組んでいるゲーム「カタン」です。その魅力をお伝えします。
一言でいうなら、未開の島を舞台に、資材を産出したり交渉したりしながら開拓レベルを競うゲームです。
このゲームで養える力は、
●交渉力
●戦略力
●コミュニケーション力
です。
先日、高校生が交渉を立て続けに行い、このまま成功して勝つのかと思いきや、この後の戦略やコミュニケーションがうまくいかず、最後の最後で負けてしまったという経験をしていました。
これは、ビジネスにおけるモデル学習にもつながります。社会で活躍するためには、読書や勉強で知識を増やしながら、それらの知識を使いこなすスキルの向上が大切です。
スクールでは、このようなゲームによる学びも、子どもたちの将来につながっていくものと考えております。
クラウドファンディングのゴールまで、日々の活動報告を通して、少しずつスクールのことがお分かりいただけると幸いです。
今後もクラウドファンディングへのご支援、スクールへのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

▲「カタン」交渉力、戦略力、コミュニケーション力を養えるアナログゲーム