東京・阿佐ヶ谷に私設図書館「レトロ図版博物館」を完成させたい

会費のみの定額制、つまりいわゆる「サブスクリプション方式」で貴重図版資料のシェアリングをはかる私設図書館「レトロ図版博物館」の会員様向けご利用形態は、いち時に「一組限定書庫まるまる貸し切り」です。 それは無論、施設そのものが小規模だからでもありますが…

…COVID-19パンデミック下にあって、思わぬクラスタ発生源にならないための対策という意味合いもあります。 それに、やはり「傍で知らない人がうろうろしている」と、どうしても落ち着いて資料に親しめない、というのもありますからね。

そしてこの「零細図書館」ともいうべき小規模さ加減と、こまやかな対応をし得る「一対一」ならではの利点を活かして、通常の施設では到底現物をご覧に入れられないようなダメージ資料も含めてご提供する方針です。 例えば、ここに掲げた昭和初期の紙見本帖には☟こんなページも。

こういった「悩ましさ」も含めて、ディジタルデータでは得られない「本物の図版資料体験」を「レトロ図版博物館」でご堪能いただきたいのです。 今回のクラウドファンディングは、もし皆様のお力で成立が叶ったとしたら、ひいてはそういうサーヴィスをも継続的に可能にしてくれる、力強いご支援になるのです。 どうぞご無理のない範囲で、お力添えください。そして、明治・大正・昭和初期の「科学と技術×デザイン×日本語」テーマにご興味を持たれそうな方がお近くにいらっしゃいましたら、是非そちらにもご拡散くださればなおありがたいです。よろしくお願いいたします。