産地直送!!メキシコ産オ-ガニックコ-ヒ-とディカフェコ-ヒ-を広めたい

産地直送!!メキシコ産オ-ガニックコ-ヒ-とディカフェコ-ヒ-を広めたい

生産者の為の共同組合へ訪問しました

オアハカ州のオ-ガニックコ-ヒ-豆を産地からお届けします

LaOrganización Organic Coffeeができるまでの長い道のり

PACIFIC ESSENCEの Joeです。 メキシコシティから車で片道6時間ほどの場所にオアハカ州の中心都市があり、ここに協同組合があります。 最近までメキシコはコロナの影響で各州を移動するにも制限があり、組合幹部が集まっての話し合いを実施できない状況が続いておりました。 今回は協同組合の幹部会合に参加させていただきました。 協同組合は1993年から発足し3つの地域組織を統合し、オアハカ州のオ-ガニックコ-ヒ-豆の栽培と農園の支援を開始しました。 当初は協同組合に賛同していた500未満の生産者と組合農園でスタ-トをし、 今では3000を超える生産者と栽培農園を支える協同組合へと成長を致しました。 その道のりも簡単なことではありませんでした。 生産者、組合員同士で競合するのでなく、 お互いに助け合い、信頼し合い、同じ目標に向かってお互いに協力していく組織づくりを行ってきたそうです。  1996年から北米、ヨーロッパ市場にてコ-ヒ-豆の販売を開始しましたが、 当初はオアハカ州のオ-ガニックコ-ヒ-豆は評価が低く、 昨今の様な世界市場での高い支持を得ることはできませんでした。 協同組合の幹部選挙を2年に一度実施し、 常に活性化を行いながら、 焙煎技術の向上、自動化設備の整備、品質の安定化、食品の安全性への努力を生産者と一緒になり行ってきました。 オアハカ州のオ-ガニックコ-ヒ-豆の栽培農園を支える方々は、メキシコ先住民の方々が多く、 政府、自治体からの援助・支援を受けることが出来ずにコ-ヒ-豆の栽培を継続してきました。 農薬購入費用、肥料を調達する購入資金もなく、 生産者である先住民は昔からある有機農法での、 土壌作り、害虫駆除法を用いて栽培を続けてきました。 しかし、先住民である生産者同士の横の繋がりが無かった為、栽培技術、農園整備、環境に関しての知識が不足していました。 協同組合が発足した後は、生産者同士を繋ぎ、 情報を共有する場を設け、 コ-ヒ-豆の栽培技術、 環境への配慮と品質の向上に努めてきました。 小規模農園の生産者の主張も取り入れる場を提供し、また販売に関しても協同組合が購入を行うことで、少量栽培豆、希少種豆も仲介業者が介入することなく安定して栽培と供給を行える枠組みを整備してきました。 今回の協同組合幹部との会合には、遠く遥々、 プルマ・イダルゴの山間部の生産者さん達とも面談させていただきました。 協同組合幹部との面談では、今後の日本での販売についての総代理権の確認と、 アジア各国への販売など多岐に渡り意見交換を行うことができました。 協同組合の活動と理念を弊社が理解を行い、 販売を促進することで生産者である先住民の方々に対した継続した支援に繋がること、 良質なオ-ガニックコ-ヒ-豆の栽培、安定したコ-ヒ-豆の市場の供給への支援の確認をいたしました。 これからのコ-ヒ-豆の栽培に携わっていく後継者、女性の活動の機会と場を提供し、 次の世代の子供達へ繋がる活動を協同組合は支援を継続しています。 この活動の功績を称え協同組合に対して、 メキシコ大統領から表彰を受け、 環境保全に対する取り組みに付いても、 メキシコ農務省よりも表彰を受けております。 我々も協同組合の活動に賛同し、 きびだんごさんのクラウドファンディングに参加させて頂きました。 これからお届けしていくメキシコ産オ-ガニック食品の先駆けとなり、広く知っていただく機会を頂き感謝を申しあげます。
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