ガンなど苦しみの中にも“笑顔”と”癒し“ を〜ウィッグ&個室美容室の立ち上げ〜
私にしかできないこと ~このサービスの本質について~
フォロワーの皆様
Saoriです。
皆様のあたたかい言葉がとても支えになり、とても勇気づけられております。プロジェクトも最後、6時間となりました。
最後は内にある信念と申しますか、根底にあるものを更新しようと思います。
【過去何もできなかった悔しさ】
私のとても幸せな家庭に生まれたと思います。家族から沢山の愛情をもらえました。 私の家族はありがたい事に健康で、病気など全く知らない家族でした。 なので癌や病気の知識が全くと言っていいほどなく、急な変化を目の当たりにした際はとても辛かったです。 家族より更に母は辛かったことでしょう。実際にガンになった本人、家族にしかわからない、思いと辛さが沢山あるのだと思います。
何もしてあげられない葛藤。母の事を見守る事しかできず、日常は流れていました。
【形にしたかった思い】
病気中病院に任せきりで私は無力でしたが、確かに感じた母との接点で気づいたことは、母が与えてくれたプレゼントなのかなと感じます。 別に病気になったからって「ささやかな楽しみ」を消す必要はない。もっと「安らぎ」は広げられる。 自分自信もいつ死ぬかわかりません。であれば私は私の成すべきことをしたい。 私のするべきことは何なのか。 今回の美容室立ち上げやプロジェクトに参加する決意をしたのもこういった気持ちからでした。【個にフォーカスしたサービスを】
現実的な部分ではやはり、ウィッグは非常に高いということが挙げられました。本格的なウィッグは数十万は下らない、多大なお金を払わなければいけないことが常識でした。
大手ウィッグ会社は自社工場、自社店舗を備えますが、サービス自体が対象範囲が狭くお客様は限られるため粗利は高く取らなければなりませんでした。
だから旧来のものは万人が楽しむことはできない状況だと思います。正直、楽しみたいのに楽しむことができない人がいます。
でもいろいろ探した結果、小規模で企業努力をされている会社様にも巡り合えました。ウィッグのコストパフォーマンスも高く、私どもはそこに”自由にカット&デザイン”という付加価値を加えられます。
これからは、誰もが自由に楽しめる環境が構築できるようになります。それこそいつも行きつけの美容室に行く感覚で特別な出費もなく来ていただだけるような。
誰よりも「個人」にフォーカスしたサービスを運営していけたら良いなと考えています。
【このサービスの本質について】
人は目の前にある幸せや、当たり前の生活が日常すぎて慣れてしまい、目の前の大切な人や物が見えなくなってしまうのではないかと時々思います。
そして正に気づきを与えてくれるその瞬間にこそ、「それ」に手を伸ばすことができない苦しみの渦中であるのが、世の常なのかもしれません。
当人がいなくなってからこそ感じる「いつもあった小さなもの」が幸せの本質なのだと思います。それが今は亡き故人から学んだ一番の事。
「生・老・病・死」は誰しも生きるかぎりは逃れられない事柄です。
でもその中でも幸せは感じていい。
私たちがその可能性を広げる。
これが社会の中で私たちが存在するための根底の意義だと思いました。
きっと運営もこれから大変になって日々に追われてしまうと思います。
ですが
その中でも「小さな幸せを与える」という目的を失わないように、忘れないように
こちらのサービスを続けていけたらいいな、と思います。
【私にしかできないこと】
私は正直、ずっと美容師を続けてきたため、正直資金調達や業務提携だったりのことは初心者でわかりません。でも私自信は、家族や友人に支えられております。
今正に、このプロジェクトにも多くに方のご協力により成り立ちました。
このような形で皆の力でいろいろ成り立たせていけたら良いなと考えております。そして引き続き、ご指導ご鞭撻を頂けたら幸いです。
私は私にしかできない観点で、多くの方の役にたてるようこれからもずっとがんばります。
そして
皆様にも身近な愛する人がいたら、いついなくなるかわからないので
精一杯愛してあげてください。
もしかしたらそれが一番、このプロジェクト及びサービスで伝えたかったことなのかもしれません。
それではプロジェクトはラスト6時間、何卒よろしくお願いいたします。
高田沙織
【ガンなど苦しみの中にも“笑顔”と”癒し“ を〜ウィッグ&個室美容室の立ち上げ〜】
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