どんな時だって。美しい地球の色で、魂が震えるメイクがしたい!
どんな時だって。美しい地球の色で、魂が震えるメイクがしたい!
色の持つ不思議な力
花を飾りたくなるのも、色の力を借りたいからなのかもしれません。
みなさま、こんにちは!すっかり秋らしい空、木々も地域によっては色づいてきました。
引き続き、たくさんのご支援ありがとうございます!
主人の実家が熊本なのですが、そろそろ稲刈りのお手伝いに行く時期です。
黄金の稲穂がずーっと広がる田んぼに、真っ青な抜けるような青空、そこに真っ赤な彼岸花。
日本には本当に四季折々の美しい色に溢れているなぁ~と感じる瞬間です。
今日は、今回のザ パレットを開発する動機ともなった色の持つ力について、お伝えしていきたいと思います!
みなさん、「陰陽五行」って聞いたことありますか?もしくは「算命学」や「四柱推命」は占いなどで聞いたことがありますか?
もう少し砕けると、動物占いやマクロビなども、実はこの陰陽五行思想が大元にあるのですが、古代中国で生まれて日本に伝来し、今の私たちの暮らしの多くの風習に影響を与えたものになっています。
木火土金水(もっかどごんすい)という5種類の要素から万物が成り立っているという考えで、木によって火が生じ、火によって土が豊かになり、土の中に金が生まれ、金属の上に水滴がつき、水によって木が成長する、という風にぐるっと相手を助ける力が巡っているという考えです。
ちょっと一瞬、なんだか怪しげ?何なのだろう?と思うかもしれません。私自身も最初聞いた時には、そう思いました(苦笑)。
ご縁があって6年くらい前から学び始めたのですが、学んでみると本当に私たちの暮らしに根付いた基底となる文化で、戦前までは当たり前にこの考え方でいろんな物事が動いていたんだ!と驚きました。
で、なんで陰陽五行なのかと言いますと、実はこれには色がついていまして。
木(青)→火(赤)→土(黄)→金(白)→水(黒)という風にめぐるとされています。

そしてこの要素と色にはそれぞれ意味があって、例えば物事を始めるスタート地点に良いとされるのが、火(赤)なんです。
なので生まれたての子供のことは「赤ちゃん」と呼びますし、干支が一巡して誕生のときに還る還暦には赤いちゃんちゃんこを着ます。
また稲荷神社は土、農耕の神様を祀っているのですが、そこには赤い鳥居がずらっと並んでいます。
土(黄)を豊かにするのは火(赤)なので、土の神様の力を高めるために、赤い色が使われているという仕掛けになっています。
他にも黄色い財布が財力を増す、日本古来の喪服の白色などなど・・・・日本の色にまつわる風習の多くが、この陰陽五行から生まれていることがわかります。

ザ パレットのマザーカラーたちも、実はこうやって並べると木火土金水になっているんです!
水は本来は黒ですが、シアー(艶)はみずみずしさを与える目的のものですから、水を意図しています。
なので、混ぜてももちろん楽しいですし、直観的な色を載せるのも良いですし、さらには陰陽五行の色の力を借りてみるというのもおすすめなんですね。
火(赤)=物事を始めるときに力をくれる。想いを伝える力。
土(黄)=お金、信頼が手に入る、引き付ける力
金(白)=実行力、戦う力
水(黒)=学ぶ力、身に着ける力
木(青)=維持する力、慈しむ力
何か資格取得するときや、学ぶ時にはシアーで水の力を借りる。
思い切ったことにチャレンジする日は、白の潔いアイラインを引いて実行する力を高める。
新しいことを始める時には、赤を中心にしたアイカラー、チーク、リップで、想いを発信していく。
古来から私たちが用いてきた色の力を借りてみると、思った以上に気持ちが動くかもしれません。
また木火土金水は、生年月日によって自分がどの要素の元に生まれたかがわかるようになっています。
「陰陽五行 調べる」などで検索すると、生年月日を入れる簡易サイトが出てきますので、ご自身の要素を知るのも面白いかもしれません。
ちなみに私は、火。なので赤がKEYカラーとなりますね。そしてこうやって人に何かを伝えたり、新しいことを始めることが好きだという特性があります。
そしてその火の要素をより高めてくれるのが、その一つ前の要素である木=青なんですね。
なのでこの2年くらいは特に何か想いを高めたかったからなのか、部屋から着る服から、気が付いたらみんな真っ青に(笑)
色を欲するということをしみじみ体験しました。
もっと自分の中のパワーを高めてみたいな、と思ったときには、ご自身のKEYカラーの一つ前の色をぜひ使ってみてください。
色は光の波動であり、エネルギーですから、まだまだ解明されていないものの、そのうち科学的にも陰陽五行で言われている色の理由がはっきりする日がくるかもしれませんね。
メイクもそうですが、部屋に飾るお花の色や服の色にも取り入れてみてくださいね!