障害を持つお子さんに寄り添う方へ金澤泰子さんの講演会を届けたい
無事、講演会を開催いたしました!
昨日、1月23日東上野のオーラムにて無事、講演会を開催することができました。
詳細は、支援者のみなさまには開催のご報告として、御礼と共にレポートをお送りいたします。

一生懸命話す翔子さんによりそう泰子さん。母子の絆を感じました
「感謝」と「ともに生きる」
2つの大きな屏風が飾られたホールで、服部台東区長、来賓のみなさまのごあいさつに続き、金澤翔子さん、泰子さんが登壇されました。
講演は主に泰子さんがお話しされ、翔子さんの出生から子育て途中のこと、学校のこと、翔子さんが書家となるきっかけなど、率直な内容が続きました。
よくある「苦労譚」でもなく、「美談」でもない。率直なお話。30年前の、今まで以上に偏見のあった時代に、ご主人様を亡くされた後、1人で翔子さんを育ててきた泰子さんの想いには、共感する以上の決意を得ることができました。

「マイクロジャクソンが大好き」と「Bad」の一節を踊ってくれた翔子さん。会場が明るくなりました
翔子さんは30歳を機に一人暮らしを始めたとのこと。
「ちょっと太ったんですよ」
とはにかみながら、それを見守る泰子さんは、「書家として有名になること以上に自立が嬉しい、翔子の自立は私の最大の終活」と話されます。
「親亡き後のこと」についても、正直に、率直に話される泰子さんに頭が下がる思いでした。

お子さんの障害について赤裸々に語った野田議員。いつもと違う母の顔が見えました。
そして、結ふるの顧問である野田聖子議員のご挨拶。
その内容は来賓あいさつではなく、まさに今、彼女が直面しているお子さんの障害と、介護と、これからの日本の障害児・者の生き方に取り組む当事者の講演でした。
泰子さんと同じく障害を持つ母という「当事者」である野田議員のお話もまた、心に残るものとなりました。

主催してくださった結ふるさんもありがとうございました!
皆様からご支援いただいたクラウドファンディングも終盤。
1月末日をもって終了となります。
実費の支払関係が終わる最後まで、ご支援いただければ幸いです。
当日レポートは内容をまとめ、2月中にお送りしたいと思っております。