ヒト臍帯血幹細胞培養液60%原液美容液をお客様にお届けしたい!
試作
幹細胞培養液とヒアルロン酸
原液美容液と言っても、100%の培養液をいきなり肌に塗るということではありません。
培養液単体で、原料になる訳でもありません。
原液とは、原料として完成しているモノのこと。
医薬品や医薬部外品ではないので、
あくまでも化粧品原料としての扱いです。
美容液としては、肌に乗せやすく、馴染みやすい、浸透しやすい、刺激が少ない等々、様々な使用感を考慮して、試作を繰り返し、製品が出来上がります。
プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸など、やはり原液原料と幹細胞培養液原液を合わせることで「原液美容液」と呼べる製品になります。
原価率と販売価格も考えなければいけないので、ただ高配合を目指せば良いということでもなく、高配合ほど良いわけでもありません。
配合が高すぎれば、刺激になる場合もあるので、その辺りも自分の肌で確かめながら慎重に進めなければいけません。
私自身がかなりの敏感肌で、洗顔しただけで赤くなるほどなので、テスト素材として優秀なはず。
メーカーの担当者と協議を重ねた結果、合わせる原料はヒアルロン酸原液ということで、試作開始です。
以前作ったスキンケアラインは、化粧水と美容液の2点でした。
美容液の方は、馬プラセンタとセラミドを高配合したもので、素晴らしい使用感だったのですが…
こちらは廃盤といたしました。
馬のプラセンタとは、出産後の馬の胎盤から作る原料です。
主にキルギスからの輸入。
馬は出産後、通常であれば胎盤を食べます。
様々な栄養が含まれていて、馬にとっては必要なものなのです。
それを化粧品を作るために奪うことは、馬からの搾取であり虐待なのでは…と思い至り、廃盤とすることを決めました。
そんなことを言い出したら、何も食べられないじゃないかという考え方もありますが、
化粧品原料には、他にも様々な良いモノがあるので、プラセンタに拘る必要はないと。
自分が心から良いと思えないものは使わない。それがマイルールなのかもしれません。
今回はヒト由来です。
ヒトにはヒトの細胞が合っているのです。
そんなわけで、新たな美容液をスキンケアラインに加えるべく、挑戦が始まりました。
