着物に!洋服に!洗える「細畝コーデュロイ羽織」を商品化したい!
●カラー紹介【海松・山鳩編】

選びに選んだ7色のカラー紹介。
最終回はシブメを目指したい方におすすめの、グリーン系の2色です。
海松色
「海松」は「ミル」と読みます。実はこれ、海の植物なんです。
実際のミル
写真のようにいくつも分岐した枝が特徴的な海藻で、日本の浅瀬でもよく見られるそうです。確かに、「松」っぽい形…。着物の文様としても古くから利用されています。
実は伊勢志摩など一部地域では「食用」なんだとか?
勇気のある方、レビューのほどよろしくお願いします。

庵コールでの海松色
海松色は茶色味がかった深い緑色で、「カーキ」とか「オリーブグリーン」などに近い色です。
メンズコーデに合わせればその渋く深い色味がよく生きると思います。
男着物でよく出会う色味ですが、コーデュロイの生地ならではの光沢が加わって、いつもと違うおしゃれな雰囲気を楽しめることでしょう。

黒の着物と合わせてシックに

正統派、青色の着物ともバッチリ

銀鼠紬と合わせてシブメに
色柄が豊富なレディースコーデに合わせればコーデュロイの畝と光沢が主役となり、ミリタリージャンパーのような雰囲気が出てきて、かっこいい印象にまとまります。オーバーサイズ目に、メンズを着てみるのもいいかもしれません。

ザックリ紬と合わせてアウトドアチックに
山鳩色

庵コールでの山鳩色
色味は緑がかったグレージュです。
「山鳩」はそのまま「ヤマバト」と読みます。ヤマバトは特徴的な鳴き声で有名なあの「キジバト」の別名なのですが…
実際のヤマバト
山鳩色…どこ…
とにもかくにも、この明るいけど落ち着いた色合いの山鳩色は、メンズ着物ユーザーなら誰もが欲しがる色ではないでしょうか。濃紺やグレー、茶系などとも喧嘩することなく渋めにまとめ上げてくれます。
先ほどの暗い色目の海松色が秋~冬用ならば、この山鳩色は春先からの明るいコーデに最適と言えるでしょう。
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青鼠の着物と合わせてシブメ全開

大人しい色なので、帯を主役にすることも
最後に…
自慢の7色、いかがでしょうか?
正統派着物に合わせるもよし。
和洋折衷や個性を爆発させたコーデに合わせるもよし。
普段の洋服にふわっと「はふりきる」もよし。
ぜひあなたのお好きな1着を見つけてください!

