写真家ハービー・山口氏とコラボした、プレミアム限定カメラバッグ
【残り6日!】フォトグラファーズバッグのレザーのお手入れ方法について①
こんにちはDOUBLE O DESIGNBOOKです!
プロジェクトも残すところ6日になりました。
今回は、フォトグラファーズのお手入れ方法について。

このバッグで使われているホースハイドレザーは、染料で仕上げられていて表面に余計な加工がされていない【素揚げ仕上げのレザー】になります。言わば人のスッピン肌のようなレザーです。似たような表面感の製品は、実は野球グローブのレザーなんです。
知っている方もいると思いますが、野球グローブは競技中に雨に濡れても、その後陰干しておくと固くなることなく何の使えたりします(時にオイルを塗り柔らかくもします)。それはなぜかというとレザーの表面に過剰な仕上げがされていないからなのです。天然のレザーの肌目が残っていればレザーは呼吸して、湿気をはき出してくれるのです。例えば顔料で肌目を囲ってしまうとレザーは呼吸できません。野球グローブは素材の特性を活かした素晴らしい道具と言えます。
そんなフォトグラファーズバッグの【基本のお手入れ】について
外出時バッグは、埃やチリその他の浮遊物を多くキャッチします。
帰宅しそのまま保管するとそれらの中にある汚れた水分や油分がバッグの素材に浸透します。なるべくであればそうなる前、時間が経たないうちにこれらを除去しておくことをおすすめします。
必要なものは2点。ポイントは下記です。
①付着した汚れを落とす
②バッグが吸い込んだ湿気を飛ばす
基本はたったこれだけ!割と簡単なんです。

必要なものは、ブラシと目の細かいコットン布
最初は①の付着した汚れを落とすから、
まずレザーグッズ用のブラシで埃を落とします。(馬毛ブラシがベスト)
コツは革のキメ(目)に付着したものを優しく掻き出すイメージ。

優しく撫でるように
次に、ブラシで取れない汗などの汚れを落とします。
水を固く絞ったコットン布で優しく拭きます。
布はほんのり湿った状態。あまり時間をかけることなくレザー部を優しく拭く感じ。
※頑固な汚れはこの作業でリムーバーと言われる革物専用の汚れ落としを使ってください。

こちらも、優しく撫でるように拭きます
①②が終わった後はバッグが吸い込んだ湿気を飛ばす
最後は着用時に吸い込んだ湿気を抜きます。バッグって汗などが滲みたりするんですね。
お手入れの後は、日光が当たらない風通しの良い場所に保管しておくのがベストです。
季節にもよりますが、夏場はなるべく時間をかけてバッグ素材の中に溜まった湿気を飛ばすことをおすすめします。
この基本のお手入れさえやっていればフォトグラファーズバッグは長持ちしてくれます。
さすがに毎日では大変なので1ヶ月に1度はこのようなケアをすることをおすすめいたします。
夏場のみ月2-3回できれば良いですね。
オイルやクリームについては、基本はそこまで使わなくてもOKです。
レザー製作時にはオイルを入れて鞣しをしています。仕上がった素材にはまだ充分の油分が中に含まれている状態です。
半年から一年たってきて、レザーにかさつきを感じたり、擦れて色が薄くなってきた時にクリームを塗ることを検討してみてはいかがでしょうか。
バッグを定期的に使っていれば、手や身体から微量な油分が革に吸収されるので愛でて撫でてあげるのも効果的かと思います。暇なときレザーグッズを撫でることは、実はレザーの質をキープするにはけっこう効果的なんです。
何かケアでお困りの時は、DOUBLE O DESIGNBOOKのWebサイトや、SNSからお気軽にお問合せください。

引き続き、”写真家ハービー・山口氏とコラボした、プレミアム限定カメラバッグ”フォトグラファーズバッグをよろしくお願いいたします!
DOUBLE O DESIGNBOOK