DRIFT(ドリフト)|見渡せるiPadバッグ
DRIFT(ドリフト)開発のきっかけ|iPadと必要最小限のものを持ち運びたい
こんにちは!ULYSSES広報の長澤です。
iPadバッグ・DRIFT(ドリフト)のプロジェクトが立ち上がるやいなや、大勢の皆さまにいち早くフォローしていただき、大変嬉しく思っています!
同時に、「iPad」というガジェットがいかにAppleファンに愛されているのかを、改めて目の当たりにしたように感じました。
これから、ユリシーズのiPadバッグがどのように作られてきたのか、その経緯やわたしたちの考え方などを、かいつまんでシェアしていければと考えています。
実は、このバッグを作り始めたのは今から約5年も前のこと。そこから何度も試作を繰り返し、大きく形を変えながらここまで来ました。
今回は、バッグの開発に至ったいちばん最初のきっかけからお話しします。
iPad+必要最小限のものが入る薄いバッグが欲しい
2017年当時から、公私にわたり毎日iPadを使っていたユリシーズ代表の魚住。普段iPadを持ち運ぶときは、他の資料やサンプルなどと一緒に、バックパックやトートバッグに入れていました。
しかし、財布やスマホなど、ごく少量のアイテム+iPadという組み合わせで持ち歩きたいときには、それらのバッグはどれも大げさすぎ。
そこで、iPadの他に「財布・スマホ・家の鍵(キーケース)」程度が入る薄くてコンパクトなバッグがあったら便利だなぁ…というくらいの「ふわっ」とした動機でiPadバッグを作り始めたのが、最初のきっかけでした。
ただの薄いバッグから「これ1つあれば1日過ごせるバッグ」へ

5年前に想定していた、iPadバッグの中身。大きな初代Apple Pencilが、時の流れを感じさせます。
最初の試作品は、財布・スマホ・キーケース、iPadという4アイテムのみが入るバッグでしたが、しばらく使っているうちに、この限定的な4つのモノだけではどうしても足りないシーンに多々出くわすことになりました。
●取材や趣味の撮影のために、小さくて良く写るカメラを1台入れたい
●突発的な名刺交換に備えて、名刺入れもあったほうが良い
●長時間の外出には、充電器やモバイルバッテリーも必要
などなど。結局、プロトタイプの試験運用をはじめていくらもしないうちに、「バッグを大きくはしたくないけれど、入れたいものを絞りすぎると結局使えるシーンが限られてしまう」ということに思い至ります。
必要最小限のものだけ入れる!…というコンセプトは一見シンプルで良さそうなのですが、そのことで行動パターンが限られてしまうバッグは、いずれ使わなくなるだろうことが容易に想像できました。
そこでサイズ感を若干見直し、当初考えていたものより奥行きを増すことで、入れたいものがきちんと入るバッグを作ることに決まったのです。
こうして、「iPad使いのためのバッグ」の最初のコンセプト…「これ1つあれば1日過ごせるiPadバッグ」が生まれました。
(第2回につづく)