生地を愛し、開発するメンズによるメンズのためのラグジュアリーパーカー
カットソーについて詳しく解説!
カットソーとは?
本日はカットソーについてお話していきたいと思います。
生地の種類の名称ですが、簡単に言うとTシャツなどに使われている伸縮性のある生地の総称です。
カットソーは筒状に編まれた生地を切って縫って衣服にしております。
切って縫うのでカット(cut:切る)ソー(sew:縫う)というわけです。
カットソー以外だと、Yシャツなどによく使われる布帛だったり、セーターなどのニットなどはよく目にすると思います。
それらとは特徴が異なるカットソーについて少し掘り下げてお話ししていきます。
どんな製品に使われているの?特徴は?
カットソーの製品はかなり数多くの定番アイテムで使われております。
Tシャツもそうですし、男性用下着やタンクトップ、キャミソールなどはほとんどカットソーです。
他にも本企画の裏毛やスウェット系などもカットソーです!
カットソーの特徴は編んでいるので構造的に伸びる点です。
糸自体に伸縮性がほとんどなくてもカットソーであれば、ある程度伸びるので体に馴染んでくれます。
着ていてストレスのない生地なので感染症対策でリモートワークになった人向けなどでYシャツやジャケットにもカットソーが使われ始めております。
他にもマニアックな長所が何個かあるのでご紹介していきます。
①いろいろな生地加工ができる
カットソーは生地での加工で表情やタッチの変化をだします。
例えばシルケットという加工がありこの加工の特徴は繊維一本一本を膨らませてくれるので、表面がつるっとしてシルクのような表情になります。
シルケットには見た目以外にも張りが出る、発色が良くなるなどの特徴を付与することができます。
このように生地に特徴を持たせる加工はほかにもたくさんあります。
これらの加工は基本的に生地状態ですることが多く、加工の種類も多いです。
中には糸で加工したり製品にしてから加工ということもありますが、同じような加工でも生地で加工したものとは風合いが違った感じになります。
②ハイゲージな(目の詰まった)生地を作れる
カットソーは特徴的にニット製品と似ている部分が多いです。
伸びなどの生地の性質もそうですが、編地の見た目も似ているものがあります。
2つとも編んで生地になっているという点で共通しています。
カットソーのほうがハイゲージ(目の詰まった)生地を作るのが得意です。
目が詰まっているということは密度が高いということなのでしっかり感が出て透けにくくなります。
なので薄手なのに透けないTシャツを作ろうと思ったらカットソーのほうが向いているというわけです。
ニットにも独特の風合いやニットにしかできないことなど特徴があるのですが、同じ編み物でもここまで違うということです!
まとめ
このように生地加工や様々な編地をいろいろな素材(綿やウールなど)と組み合わせて作ると無限に生地が作れます。
たくさんの選択肢の中から素材を選び生地を作りそしてその生地に合った製品にしていくのは難しくもあり楽しいです。
本プロジェクトでは我々の試行錯誤が詰まった商品をリターン品に設定しているので、良かったらチェックしてみてください!
もし興味を持っていただけたら他の記事でも商品に関連したことを書いているので読んでみてください。
ご質問などあればコメントかDMをいただければお返事いたします。
ここまで閲覧いただきありがとうございました。