~セルビアンナイト~ 食べてセルビアを知ろう!春の味覚篇

~セルビアンナイト~ 食べてセルビアを知ろう!春の味覚篇

蜂蜜の勉強をしています

こんにちは。 旅する女将 槁本典子です。 3月より、はちみつ収穫体験のワークショップに参加していますが、4月7日に日本橋のヤマガタサンタデロで行われた”はちみつランチ@奥田シェフの味のチャート解説付”に参加しました。 3月にくずまき高原牧場(official)で、奥田シェフの講演を聞き感動。帰りの新幹線で著書の『地方再生のレシピ』を読みながら、数時間前に聞いたばかりの山形を食の都に育てるまでの話を反芻しつつの帰宅。それにつけても、交流会でお料理を食べられなかったのが心残り。従来のレシピに素材をあてこむのではなく、素材からレシピをひきだすシェフお料理は、どんな味だろう。。。 と、想像していたのもつかの間。その数日後に今回の「はちみつランチ」の開催を知り、申し込みました。 今回は奥田シェフとタスマニア産のレザーウッドハニー、パレスチナ産シドルハニーの共演。そして、料理の前には参加者それぞれがふたつの蜜をテイスティングして、味の違いや、その表現方法を学びました。 ふたつの蜂蜜は、色も香りもまったく違うのですが、いざ、どう表現するかというと躊躇。レザーウッドにはハーブのような清涼感があり、シドルハニーは黒糖のような風味。私のなかからはそこまでしか出て来ない。素晴らしく美味しいのに。 シェフが軸を心地よさと味の粒、保存からくる味、コクの4つに分類した解説を聞き、なるほどー、と膝を打ちました。特に、保存による味の変化の部分がね。ぉお、これがいつも養蜂家さんたちの力説する「絞りたてのフレッシュな蜜は、ぜんっぜんちがうんだ!」ということなのかー、と。 お料理はどれも素晴らしく、うっとりの味わい。テーブルに料理が運ばれてくると、みな一瞬無口になり、いっせいにしゃべりだす。なかでも、花粉を使ったソースに。。。。どうしてこんなこと思いついてしまうんだろう?ほんっとに美味しいし。と、絶賛でした。 関係者のみなさま、ありがとうございました。 またの機会を楽しみにしております。 メニュー: ◆レモネード(レザーウッド) ◆鰤とヤーコンの蜂蜜(シドルハニー)ドレッシングのサラダ ◆茨城県産イチゴと蜂蜜(レザーウッドハニー)とモッツァレラチーズのカッペリー二 ◆冷製フグの白湯スープと白子のクレーマとマスカルポーネと花粉を纏わせた蜂蜜(レザーウッドハニー) ◆猪の赤ワイン煮込みとカカオ豆の蜂蜜漬けとゴルゴンゾーラリゾットと蜂蜜(シドルハニー)とブラックペッパー ◆蜜蝋を使ったカヌレ 蜂蜜(シドルハニー)とミード ◆ハーブティー みなさまのご支援のおかげで、今回のセルビアンナイトも開催の運びとなりました。 ひきつづき学びつづけていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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