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”左手のピアニスト”の挑戦を成功させたい!~80歳バースデーコンサートへの道
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”左手のピアニスト”の挑戦を成功させたい!~80歳バースデーコンサートへの道
by
舘野 泉 80歳へのプロジェクト実行委員会
音楽
プロジェクト
活動報告
8
サポーター
11
2016/04/21 15:11
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今週末から、いよいよ、リハーサルがはじまります!
ヒンデミット:ピアノ協奏曲と平野一郎:星巡ノ夜
どんな音楽があふれ出すのか、ワクワク!ドキドキ!
舘野泉さんの80歳プロジェクト第2弾へ、早速ご支援くださった皆さまへ、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。嬉しくて胸がジンとしました。 さて、いよいよオーケストラとのリハーサルがはじまります。オーケストラだけの練習はすでにはじまっていますが、舘野さんとあわせるのはこれがはじめて。 平野一郎「星巡ノ夜」はヤンネさんも一緒です。どんな音があふれ出すのかドキドキ!そして、本番までにどんな音楽が紡がれてゆくのかワクワク! ルネ・シュタール「ファンタスティック・ダンセス」は、ようやくパート譜が完成して、これからオーケストラの皆さんへ渡されます。作曲者から全容(曲目解説)が英語とドイツ語で届いていますので、翻訳をしてから皆様へお知らせしたいと思っています。お楽しみに。
舘野泉さんにとっての宮澤賢治と「星巡ノ夜」
いまから71年前の春。防空壕に潜んでいた私達家族の至近距離に焼夷弾が炸裂し、家は全焼した。その頃愛読していた宮澤賢治の「風の又三郎」の本も焼けてしまったのが悔しかったのを今でも覚えている。 戦後70年を過ぎ、宮澤賢治の詩による吉松隆の「KENJI」という作品を去年から取り上げている。 『おまえの友だちがどこかへ行ったのだろう。あの人はね、本当に今夜、遠くへ行ったのだ。』と<銀河鉄道の夜>の中で語られる言葉が響き、そこから作曲がはじまったのだと吉松は言う。 平野一郎の「星巡ノ夜」も、作曲者が“宮澤賢治ノ心象ノ木霊”というとおり、銀河鉄道に連なる遥か天界への旅だ。ジョヴァンニやカンパネルラも春から冬へと向かう星の間を流れてゆき、ねぶた祭りのような<際涯ノ星祭>に辿りつく。 平野一郎は、現代日本で私が最も高く評価する作曲家のひとり。 (舘野泉)
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