YOKA SHICHIRIN++|七輪と、あなたの暮らしをアップデートする。

YOKA SHICHIRIN++|七輪と、あなたの暮らしをアップデートする。

【開発秘話】YOKA SHICHIRIN++ができるまで(11)

こんにちは。YOKAの角田です。 七輪2号機で、焚き火台としてのテストもしてみることにしました。 コアに対してシェルが開いている形は、焚き火台としては若干ブサイクな気もするのですが、目的は「焚き火で調理」です。この形状が功を奏するかもしれない! こんなこともあろうかと、網の真ん中には穴が開いていまして、炭や枝の補充ができるようになっています。
目論見通りといいますか、この、「シェルから離れたところにも網がある」ことが思いのほか良くて。 というのも、炎そのもので直接料理すると、煤がついて不味くなってしまうのですが、この方式なら ①真ん中で火が燃える ②熾火がたまる ③熾火の熱を使って、網の周辺で料理をする(←これは炭火での調理と同じこと) ということになり、炎に当てずに、焚き火をしながら炭火と同じ調理が可能になるのです。しかも、スモークの香りも若干ついて美味しくなるというおまけ付き! これは良いぞ、ということで実験を続けていくのですが、また問題が浮き上がってきたのです。 (つづく)