林業家・橋本光治さんの人生と森づくりの極意を本にまとめて届けたい!
自己紹介
編集者時代
このプロジェクトのきっかけをお話する前に、僭越ながら自己紹介からはじめさせていただきます。
(facebookグループ 橋本さん本出版プロジェクト の記事をご覧の方には重複となりすみません。)
私、滝川景伍は、京都府京都市出身の41歳です。中学までは京都で過ごし、親の実家がある長野県の高校に進学し、大学から東京に行きました。
就職したのは、趣味系の雑誌を作る出版社。
そこで、編集者としてカメラと文具の雑誌を作っていました。
文房具とカメラの雑誌を作っていました。
カメラ雑誌取材中の写真。カメラを構えているのは、今回の本でもお世話になった写真家の稲垣徳文さんです。
自伐型林業の世界へ
仕事は楽しかったのですが、毎日終電、土日も仕事、締切前は徹夜続きの生活が続き(私の能力の問題ですが)、30歳を機に転職を決意しました。
その時に相談したのが、大学の登山サークルの先輩で、自伐協の事務局長をされている上垣さんでした。上垣さんから、「自伐型林業」という聞き慣れない言葉を聞き、調べてみると、なんだかおもしろそう。そこから一気に人生が変わりました。
ただ、どうやったら自伐型林業を始められるかわからない。そこで見つけたのが、高知県佐川町の自伐型林業をミッションとした地域おこし協力隊の募集でした。
今でこそ、自伐型林業の協力隊募集は全国で増えていますが、10年前はまだまだ選択肢が少ない状況でした。
縁もゆかりもない高知県。協力隊の面接で、初めて足を踏み入れました。
橋本光治さんとの出会い
チェーンソーも握ったことがないど素人。そんな時、講師としてお会いしたのが橋本光治さんでした。
自分の手足のように軽やかなユンボを動かす橋本さんの姿に、まさに「空いた口が塞がらない」状態。そして、ユンボから降りれば、「あかなんだら、いけるようにしたらええんや」と橋本哲学を語られる。
こんなすごい人がいるのか!と衝撃を受けたことを今でも覚えています。
ここまでが私の自己紹介と橋本さんとの出会いです。

橋本さんと。研修で何度も佐川町にいらしていただいています。