林業家・橋本光治さんの人生と森づくりの極意を本にまとめて届けたい!
リターン品制作者のご紹介 〜木工房ゆうむ 篇〜
150万円到達!
クラファン開始から今日でちょうど10日目ですが、ご支援額が、目標金額の50%である150万円を超えました。
残り、30日あまりありますが、ひとまず折り返し地点まで来ることができました。ご支援くださいました皆様、ありがとうございます。
クラウドファンディングあるあるですが、中間期間はどうしても伸び悩む期間と言われております。
それでも、毎日途切れることなくご支援をいただいており、本当に励みになっております。
地道にではありますが、この活動報告の場をお借りして、本の出版へかける思いや、リターン品制作の裏話など、読んで楽しんでいただける文章をアップしていきたいと思います。
木工房ゆうむさんとの出会い
リターン品「100年スギの壁掛け時計」を作っていただいたのが、「木工房ゆうむ」の打木真木さんです。
無垢の木にこだわった手作りの生活雑貨と木のおもちゃ作りをされている木工家さん。
佐川町に移る前は、関東にお住まいで、イラストレーターやグラフィックデザインのお仕事をされていました。その後、地元の木工店に入る中で、ご自分でも木工の仕事をやりたいと思うようになり、2015年に高知県へ移住(最初は香美市)、独立開業されました。2018年には佐川町へ移られ、現在に至ります。

木工房ゆうむの打木真木さん

木工房ゆうむの作品。動物モチーフのかわいい木の卓上カレンダーや置き物たちです。
私が、打木さんと初めてお会いしたのは、2021年6月頃。地元で林業に携わっている人とつながりたいと思っていた打木さんと、木工家や家具職人など、木を使う側の人と知り合いたいと思っていた滝川でしたので、すぐに意気投合。ぜひコラボしていきましょうとお話ししたのを覚えています。
そして、クラウドファンディングの構想ができてきた段階で、最初にお声がけしたのも打木さんでした。
ちょうど初めてお会いした1年後の2022年6月のこと。
打ち合わせする中で、橋本さんのスギは、年輪が詰まっているだろうと予想し、「木目を愛でてもらう」ことをコンセプトとしました。これは、紙コップホルダーやスツールを作る上でも基本コンセプトになりました。
そこで打木さんに提案していただいたのが、壁掛け時計です。
ちょうど、工房の事務所に打木さんが作ったヒノキの壁掛け時計があり、すぐにイメージが共有できました。
時計の針が木の枝になっているのも素敵で、これも橋本さんの山の木でできたらきっと良いものになると確信しました。
そこから試作を繰り返していくのですが、そのエピソードはまた次の報告にしたいと思います。

色付け作業中の打木さん。細かい仕事をひとつひとつ手作業でされています。

ひな祭りに合わせた雛人形の制作の時でした。細かなパーツがたくさん。

この時計を見て、今回のリターン品が決まりました。