林業家・橋本光治さんの人生と森づくりの極意を本にまとめて届けたい!
リターン品制作者のご紹介 〜 it furniture 篇〜
いつまでも触れていたくなる、極上の家具の作り手
リターン品制作者のご紹介、3人目は私と同じ佐川町内の斗賀野地区に工房を構える家具職人「it furniture」の浅見英助さんです。
浅見さんは、家具作りの有数な産地である飛騨高山で修行を積んだ後、高知県へ。2018年に「it furniture」を設立されました。家具作りの本場で培った確かな技術と、浅見さんの細やかなセンスによって生み出される、無垢材にこだわったオーダー家具は、県内外から注文が入る人気ぶりです。
浅見さんの家具は、とにかくうっとりするほど手触りが滑らかです。ずーっと触っていられます笑
シンプルな形なのに、緩やかな曲線が美しくて、無垢材の良さが引き立っています。
私もいつかは、我が家にお迎えしたいと思う憧れの家具たち。
そんな素敵な家具を作っている浅見さんとは、子供同士が同じ学校に通うパパ友でもあります。

it furnitureの浅見英助さん。手に持っているのは、今回のリターン品であるスツールの試作品。

佇まいに惚れぼれする椅子。

写真を見ても手で触れた時の感覚がわかるような、うっとりとする手触りです。

工房で作業をする浅見さん。家具制作に必要な大型の機械が収まる工房を探すのに苦労されたそうです。

職人の手仕上げで生み出される極上の家具。
そんな素敵な家具職人、浅見さんにも、ぜひ橋本さんが育てた100年スギでリターン品を作っていただきたいと、相談に伺いました。
今回のリターン品のコンセプトは「100年スギの緻密な年輪を活かす」こと。であれば、年輪がそのままダイレクトに味わえる輪切りの座面を採用したスツールにしましょうと浅見さんからご提案いただきました。
割れが入ることは想定の範囲内で、しっかりと乾燥させて割れも活かしたワイルドな仕上げにしましょうと、形も決まっていきました。

こちらが普段、it furnitureで販売しているスツール。これが私のイメージのベースでした。

約3年前に行なった打ち合わせの時のイメージラフ。輪切りの大胆な形状を活かそうというアイデアです。
まずは、試作をしてみましょうとなり、滝川が伐ったスギの輪切りを使ってスツールを作ってもらったのが2023年の1月頃でした。初めてその試作をみた時は、「めっちゃ豪快やん!」と思わず声に出てしまいました。
これを橋本さんの目が詰まった木で作ったら、それはそれは見応え(座りごたえ?)のあるスツールに仕上がるだろうと確信したのを覚えています。
スツールのその後はまた次の機会にご紹介します。
最後に、浅見さんの素敵な家具や雑貨をもう一度ご紹介します。

ワークショップやふるさと納税でも大人気のオーバルボックス

本当にすてきなセンスです

つい触りたくなる極上の仕上がり
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こんな家具を作れる方が佐川町にいるなんて

こんなすてきな家具に囲まれたお家に住んでみたいです