驚くほど簡単に、ロボットが作れる超高性能モーター

驚くほど簡単に、ロボットが作れる超高性能モーター

入力装置として使う Keigan Motor【万華鏡アート】

作例 万華鏡を用いた回転ディスプレイ

みなさんこんにちは。(株)Keigan代表の徳田です。 今回はプログラミングなしでモーターの入出力システムを簡単に作ることができる、 Keigan Core アプリを用いた作例を一つご紹介します。
本作例では万華鏡を使用しており、 1つのモーターを入力装置(回転を検知して伝えるインプットデバイス)、もう1つを出力(入力に応じて回転する側) として使用しているのが特徴です。 Keigan Motor は、有線の他に無線(Bluetooth Low Energy)で通信します。 従って、モーター間の配線をなくすことができるため、シンプルなシステム構築が可能です。 なお、本作例は万華鏡作家である、鈴木明子さんとのコラボレーションにより生まれたアート作品です。

作例の内容

万華鏡を多人数で鑑賞出来るように、万華鏡にカメラ (Iphone) を取り付け、液晶ディスプレイに接続、 KeiganMotor で万華鏡を回転させたデモです。 さらに、入力用 KeiganMotor を接続して、万華鏡を手動で自由に回転させられるようにしました。
システム構成

●万華鏡の挙動

A) 何もしていない時は、万華鏡は約 0.5~4rpm でゆっくり回転し続ける。 B) 入力用の KeiganMoter を回すと、それに連動して、万華鏡側の KeiganMotor が回転して、万華鏡を回す。 C) 入力用の KeiganMotor から手を離すと、数秒後に (A) の動作に戻る。

●KeiganMotor の動作原理

1) (a) 回転用モーターと (b) 入力用モーターを制御アプリ” KeiganCore” に Bluetooh で接続。 2) モーターは KeiganCore 内の (c) 万華鏡モジュールに接続 3) 通常は KeiganCore が回転用モーターを回す。入力用モーターを回転させると、  KeiganCore が入力用モーターから送信された回転情報を回転用モーターに伝え、万華鏡が回転する。

●KeiganCore の操作

1) モーターの電源を入れてペアリングする。 2) ペアリングしたモーターが Edit 画面に表示される。 3) 万華鏡モジュールを追加する。 4) モジュールと万華鏡を繋ぐ。 5) モジュールの設定で回転速度等を設定する。
Keigan Motor では、プログラミングができる方はもちろんのこと、 アプリだけを使って頂いてもこのようなシステムが簡単に作成できます。 まさに素早い試作=ラピッドプロトタイピングにうってつけの製品となっております!
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