普段使いできる上品な真珠のアクセサリーブランドで、真珠の活躍の場を増やしたい!!

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真珠の豆知識

こんにちは! ファーストパールオリジンの藤井です。この週末は福山でも寒気が入り込み雪もチラチラ舞い降りております。 サンプル品が出来上がるまでもう暫く時間がかかりそうなので、今回から真珠についての豆知識を数回に分けてご紹介したいと思います。

第一回 真珠ができるまで

そのカギは外套膜という器官!

真珠を作り出すには必要不可欠なアイテムが存在します。それは貝という動物だけが持っている外套膜(身を包んでいるマントのような薄い膜のこと)という器官があります。この外套膜には不思議な性質があります。たとえば天然真珠が出来る偶然の出来事として、外套膜の一部が破けます。貝の体内にその切れっぱしが入ることがあります。その一部が体内で養分をもらって成長しポシェットのような袋状に変化します。このポシェットのことを真珠袋といい、真珠作りの主役になります。 やがてこの真珠袋は袋の中に貝殻(真珠層)を作り始めるのです。つまり真珠とは貝の体内でできた貝殻(真珠層)であり、真珠袋の中で出来た貝殻なのです。
天然真珠と養殖真珠の違いとしては、真珠養殖の場合はより球体に近づける為に核を用いて真珠を作ります。 一方、天然真珠では外套膜の一部が偶然体内に入ることで真珠が出来るので、様々な形の真珠が作られますが、天然も養殖も貝の体内で作られる工程は全く一緒です。
このように真珠は貝の性質に依存した宝石であることがお分かりいただけると思います。 次回は「真珠の色の仕組み」についてご紹介したいと思います。