無人島を買ってリアル「ネコリパブリック」を建国したい
ネコリパの猫のお話 多頭崩壊の猫達を救える場も作りたい!
こんにちは!ネコリパ首相のあさかです。
猫島プロジェクト、まだまだ、本当に、なーんも決まっていない夢の状態ですが。こうやってページがあって、夢をずーっとみんなに語り続ける場を、 Kibindagoさんで与えてもらえて、とてもある意味ありがたい!と思っております。
せっかくなので、夢を語りつつ、ネコリパにいる猫達のお話をしていけたらいいなと思っております。
今日のネコリパの猫の主役は「たわし」

たわし、、こと、たわちゃん。
たわしは、大阪心斎橋のネコビルの住民です。
茶トラの長毛。一瞬、ライオンみたいな風格があります。
でも、動き出したら、もうその風格はなくなります。
この写真を見ても分かるように、どちらかというと、ネコビルのお笑い担当。
甘えん坊の、ちょっぴりドジキャラの、みんなに愛されている猫さんです。

たわしは、多頭崩壊現場出身。
多頭崩壊とは、自分では面倒をみきれないくらいの猫を家の中で飼育し、十分にごはんも、トイレの掃除もせず、猫をどんどん増やしてしまい飼育放棄のような状態になってしまっている現場のことを言います。
いろいろな理由があります。
ひとつは、避妊去勢手術をしないで、家のなかでどんどん繁殖してしまうパターン。
もうひとつは、本来は保護を目的にしていたにも関わらず、一匹、一匹に情がわきすぎて、譲渡をせず、どんどんどんどん保護をして増やしてしまうパターン。
いずれにせよ、多頭崩壊した現場では、決して、猫は幸せではありません。

たわしは、とある、多頭崩壊現場からレスキューされ、ネコリパブリックにやってきた子なのです。
とても過酷な現場だったといいます。
ニンゲンの食べ残したものを少しずつもらったり、なんとか頑張って生き抜いてきた子です。
多頭崩壊現場の猫はニンゲンたちに不信感を持っている子も多いです。
そんな中、それでも、たわしは、ニンゲンのことをずっと好きでいてくれたのです。

たわしは、スタッフが出勤すると、真っ先に、ネコビルの階段を降りて会いに来てくれます。
そして、スタッフが帰るときも、もう帰っちゃうの?という顔で、ドアの前まで送ってくれるんです。
そう。とっても甘えん坊で、さみしがりや、猫も大好き。誰ともで仲良くできる。本当に良い子です。
自分で上手にグルーミングできないから、ボサボサな長毛で、スタッフがグルーミングをしてあげたり、とっても食いしん坊で、おやつの臭いがすると、ちょっとガニ股のおかしな走り方でパタパタパとよってきたり、ごはんの前は、必ずお行儀よく一番前でドアの前でおすわりしたり。
全ての行動が愛おしすぎる、ネコビルの看板猫なのです。

実は、1回、本当に素敵な家族に、お申込みをいただいたのですが、お子様のアレルギーチェックで重度の猫アレルギーが出てしまい、泣く泣くトライアルを始めることができませんでした。
でも、きっとたわしには、本当に素敵な家族と出会えるチャンスがあるはず。
ネコビルで、たわしは今日も、ずーっとの家族と出会えるのを待っています。
多頭崩壊現場がでると、ボランティアさんたちは保護できるスペースがなく本当に、キャパオーバーになってしまいます。
そして猫達は、長い間そのつらい現場で過ごさなければいけないこともあります。あるいは、最悪は殺処分になってしまう場合もあります。
私達が猫島を作りたい!とおもったのは、島であっても、大型シェルターであっても、こういった大規模な多頭崩壊がおきたときにも、猫達を保護することができる十分なスペースを確保できることが場所がほしいと思っているからです。
ネコリパブリックの店舗では、現在こういった、多頭崩壊現場の子をすぐに受け入れるということはできないのが現状です。
多くの猫を救うためには、やはり大型シェルターとなるような場が必要。
そして、その資金を稼げるような仕組みが必要。
その解決策を模索しながら、大きな夢を抱えネコリパブリックは日々運営しています。
できないなーではなく、きっと作る。しかも近いうちに!
ネコリパブリックには夢を実現できる力があります。そして応援していただいているたくさんの方々もいます。
たわしのような子達にも、ずーっとの家族を。
そして、すぐに救えるような仕組みと環境を用意できるように、どんなことでもできることはやっていこう。継続できる仕組みを考えよう。
誰もがムリだと思うことでも、きっとみんなの力が集まれば社会は変わるし、変えられる。
多くの猫を幸せにできるように、小さな命を大切にできる社会を作りたい。救いたいのは猫だけじゃない。人も猫も幸せな社会をつくるのがネコリパの目標です。