７つの絵本プロジェクト第1弾「ふしぎの国のアリス」原画を絵本にしたい！

セツコさんが初めて松本かつぢさんのお宅にお伺いした時、お庭がとても素敵だったことが、今でも印象に残っているそうです。 かつぢさんは、お庭いじりが好きで、お花を育てるのがとても上手だったそうです。 そんなかつぢさんだからこそ、花や虫の細やかさや躍動感が絵に表れているのかもしれませんね。 「松本かつぢ×ニジノ絵本屋」7つの絵本プロジェクトでは「ふしぎの国のアリス」をはじめ７つの絵本の中に、かつぢさんの大好きなお花や虫がたくさんでてきます！

かつぢさんはアーティストとして、とても恵まれた環境にいらっしゃった、というセツコさん。 天真爛漫な７人の子供たちと明るい奥様、そんな幸せで明るい家族がいる母屋と庭にある仕事部屋を行き来していたそうです。 たくさんの家族に囲まれている中で素敵な作品たちが生み出されていたんですね。 また、かつぢさんの弟子、上田トシコさんも「かつぢ先生の右腕１本で家族を養っているのね」とおっしゃっていたそうです。 かつぢさんの絵には、プロとしてのお仕事というだけでなく家族への愛が感じられると思ったそうです。